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「電子ブックのコンテンツをいかに企画するか?」

● 新 宿 本 店 NEW!!
『あたらしい「源氏物語」の教科書』(イースト・プレス)発売記念トークショー
「恋する源氏物語講座」

新しい日本史の楽しみ方を提示しベストセラーとなった『乙女の日本史』の著者・堀江宏樹さんが新刊『あたらしい「源氏物語」の教科書』を上梓されました。その発売を記念して、「『源氏物語』の新たな魅力」について語るトークショーを開催します。「光源氏とそのヒロインたちの恋」をメインテーマに、「源氏物語の現代性」や「平安女性たちの生き方」などについて語り尽くします。お相手は、本書でヒロインとその恋にユニークな漫画で的確なツッコミを入れてくださった漫画家の藤野美奈子さんです。

■日時 6月13日(日) 16:00〜18:00(予定)/開場15:30
■会場 紀伊國屋書店新宿本店 9階特設会場
■定員 ◎30名(お申し込み先着順。定員になり次第終了させていただきます。)
■参加方法 ◎500円(前払い不可。当日会場にて、現金にて承ります。)
◎整理券などは発行しません。事前お申し込みの上、会場まで直接お越しください。
■お申し込み先 紀伊國屋書店新宿本店5階人文書カウンター、またはお電話でお申し込みください。
■お問合せ 代表03-3354-0131(10:00〜21:00)

■出演者プロフィール
堀江宏樹(ほりえひろき)さん
作家。1977年生まれ。大阪府出身。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。性別を超えた軽妙かつ、独特な論調で幅広いファンをもつ。近著の『乙女の日本史』(滝乃みわこ氏と共著/東京書籍)は「さよならおじさん史観」のキャッチフレーズで、日本の歴史認識に新たな視点を切り開き、女性を中心に多くの読者に支持を得てベストセラーとなる。今春より、「朝日中学生ウイークリー」にて「歴史に花咲く女たち」連載スタート。
藤野美奈子(ふじのみなこ)さん
漫画家。1962年生まれ。宮崎県出身。『ビッグコミックスピリッツ』でデビュー。鋭い洞察力とギャグセンスで日常を切り取る作風で多くのファンをもつ。著書に『明日にひらめけ!マンガ家デビュー物語』『藤野美奈子の男子の観察』『レンジで5分』(メディアファクトリー)、『たまこの生活』(太田出版)、『にきこもり日記』(白夜書房)など多数。現在『趣味の園芸』(NHK出版)にて『Dear ロザリアン』連載中。

◎イベントの期間・内容については急な変更等ある場合がございます。詳細は各店にお問い合わせください。

http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/event.htm#shinjukuhonten_3

『デザインの風景』(BNN新社)刊行記念トークショー
出演:永原康史(グラフィックデザイナー)・仲俣暁生(フリー編集者、マガジン「航」編集)・松本弦人(グラフィックデザイナー 、BCCKSコンセプトプランニング)
「電子ブックのコンテンツをいかに企画するか?」

日時:2010年6月13日(日)13:00〜15:00(開場12:30〜)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:120名様
入場料:1,000円(税込)
参加方法:2010年5月24日(月)10:00より
[1] ABCオンラインストアにて予約受付
[2] 本店店頭にてチケット引換券を販売。
※入場チケットは、イベント当日受付にてお渡しします。
※当日の入場は、先着順・自由席となります。
※電話予約は行っておりません。
お問い合わせ:
青山ブックセンター本店 03-5485-5511
受付時間: 10:00〜22:00
(※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意下さい。)
トークショー終了後にサイン会を行います。
サイン会対象書籍:『デザインの風景』
<イベント内容>
携帯電話やPCなど、さまざまなデバイス上でテキストを読む機会が増え、さらに今年はKindleiPadなど電子ブックも大きな注目を集めています。しかし、このようなデバイス上で展開するコンテンツを考える際、紙メディアとはどのような違いがあるのでしょうか? 書籍・雑誌とデジタルメディア双方の制作に携わる三名にご登壇いただき、電子ブックにはどんな可能性がふくまれているのか? 電子ブックのための企画とは? また紙メディアの可能性について、《作り手》側の視点からそれぞれの経験をもとにお話いただきます。
<プロフィール>
原康史 ながはら やすひと
1955年大阪生まれ。グラフィックデザイナー。多摩美術大学情報デザイン学科教授。
ブックデザインや電子メディアのプロデュース、展覧会のアートディレクションなどを手がけ、メディア横断的なデザインを推進している。愛知万博「サイバー日本館」、スペイン・サラゴサ万博「日本館サイト」のアートディレクターを歴任。主な仕事に、秀英体展示室(DNP五反田ビル)、本阿弥光悦マルチメディア展示プロジェクト(フィラデルフィア美術館)など。著書に『デザイン・ウィズ・コンピュータ』(エム・ディ・エヌコーポレーション)『日本語のデザイン』(美術出版社)『デザイン言語』(共著、慶應義塾大学出版会)、『創造性の宇宙』(共著、工作舎)など。MNCAマルチメディアグランプリ最優秀賞など受賞。国際タイポグラフィ協会会員。
仲俣暁生 なかまた あきお
1964年東京生まれ。フリー編集者、文筆家。武蔵野美術大学非常勤講師、横浜国立大学非常勤講師。
情報誌『シティロード』、デジタル文化誌『ワイアード日本版』などの編集部を経て、1997年より2005年まで『季刊・本とコンピュータ』の編集部に参加(03〜05年は編集長)。同誌終刊後、現代文学論、出版メディア論などの執筆のかたわら、フリーランスで書籍やウェブサイトの企画・制作・編集にたずさわる。09年より株式会社ボイジャーと、出版の未来を考えるWebメディア「マガジン航」を創刊、編集人をつとめる。編著『いまの生活「電子社会」誕生』(晶文社)、共著『〈ことば〉の仕事』(原書房)、単著『極西文学論 Westway to the World』(晶文社)など。
松本弦人 まつもと げんと
1961年東京生まれ。 グラフィックデザイナー。
グラフィックデザインとメディアデザインを軸に活動。2007年に、web本が作れるサイト『BCCKS』。2010年に、ONEコインブック『BCCKS文庫』及び、その仕組みでのオンデマンド文庫『天然文庫』をスタートさせる。ADC賞、TDC賞、通産大臣賞、読売広告大賞優秀賞、読売新聞社賞、I.D. Magazine Annual Design Review、NEW YORK DISK OF THE YEAR、International Digital Media Awards、AMD Award Best Visual Designer、桑沢賞、D&AD AWARDS Magazine&NewsPaper Design、等受賞多数。著書に『松本弦人の仕事と周辺』(六耀社)、『NOT DIARY BOOK』(リトルモア)。
<書籍紹介>

『デザインの風景』
著者:永原康史
発行:BNN新社
本書は、月刊誌『Web Designing』(毎日コミュニケーションズ)創刊時(2001年)から現在も続くデザインコラム「デザインにできること」の約10年分の連載をまとめ、再編集した本です。2001年から2009年まで、社会の変化やデザイン/テクノロジーの潮流などを、デザイナー永原康史が見つめ、デザイナーの視点で考察した記録となっています。「過去を語ることでしか未来を語る方法はない」という持論のもと、グラフィック、映像、タイポグラフィ、ブックデザイン、Web、インタラクション、アート...と、さまざまなジャンルの事象について歴史を紐解いていきます。劇的な変化を遂げたゼロ年代のデザインを見つめてきた記録になります。
A5判/416ページ/税込2,625円/好評発売中

http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201006/bnn_1.html