河村書店

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「知」の現場から

TO▲BIO (vol.2)

TO▲BIO (vol.2)

<特集 初心者のためのまんが家入門2>
新海誠特別講義 ビデオコンテという方法 「とりあえずつくる」ための最初のステップとして
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手塚治虫「漫画教室」をめぐって~まんが教育史の試み~ 大塚英志
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〇九年度合作作品YA班 『光の教室』はいかにつくられたか 菅野博之
ヒジュラの子どもたち」 中川きれえ
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「F」 隅川佑美
「痛快!電車少年」 中田旭保
「望みを持つ者 掴む者」 西川聖蘭
「恋愛憂鬱(マリッジブルー)」 高田沙也加
「夏に舞う」 洞地順子
「芦屋四姉妹物語」 赤本尚美
「こぼるるは、思い。」 川嶋なつ美
「路地裏魔法雑貨店」 野口克洋
「幸せになってね」 中島千晴
「笑顔がいちばん。」 三部有里奈
「世界響声-セカイキョウセイ-」 山崎和樹
「notitle」 楊洋
「合作物語」 谷岡曜子
「煌めく星のようなあの頃のか弱き僕たち」 8106スタジオ

007MMクラス1~6
青木孝裕 安藤恵 池側綾 伊藤淳子 今江公美 王早苗 大橋結花 金山真凡
川上裕紀 川嶋なつ美 菅野博之 塩見瀬菜 しりあがり寿 前川俊太郎
隅川佑美 高田沙也加 多田由美 谷口貴浩 坪井美和 中田旭保 野口克洋
秦静佳 平田拓人林辰樹 前田公平 森本麻理江 山祐美 山下純平
吉永祥子 渡邊昭平 手島結華里 一村奈未 木築憲一 齊藤一博
山崎和樹 安彦良和

編集日記 大塚英志

第21回VCASIセミナー「脳・認知ロボットの実験から考える内在的な自己について」 (谷淳先生)
VCASIセミナー 認知科学
日時: 2009年12月15日(火)17:30-
場所: 日本財団ビル3階A会議室
発表者:谷淳先生(理化学研究所脳科学総合研究センター動的認知研究チーム/認知発達 ロボティクス)
概要: 本セミナーでは現象学的な自己のありようについて自律エージェントの観点から議論する。特に演者の一連の脳・認知ロボットの実験研究から、自己についての三つの在り様、最小自己、社会的自己、自己参照的自己について言及していく。これらの自己についての統合的な考察から、真の自己は自らの過去の回帰・反省と将来への予測の相互作用のもとに自己組織化される臨界的な状況においてのみ存在すること、そして真の自律性はそのような自己の発現が不可欠であることを示していく。

参考文献:
J. Tani: "Autonomy of self at criticality: The perspective from synthetic neuro-robotics"
Adaptive Behavior, Vol.17, No.5, pp.421-443, 2009.

http://www.bdc.brain.riken.go.jp/~tani/papers/taniabj09.pdf

                • -

お忙しい中恐縮ですが、ご都合のつく方はぜひご参加いただければと思います。ご参加いただける方は、件名を『「内在的な自己について」参加希望』とし、

event(あっと)vcasi.org

宛てにお名前とご所属(ご専門)にお知らせ下さい。多くの方々のご参加をお待ちしております。
(なお、セミナーが行われる部屋の大きさが限られていますので、定員になり次第申し込みを締め切らせていただきます。)

※皆様方の周囲で興味をお持ちになりそうな方がいらっしゃいましたらこのお知らせをご転送いただければ幸いです。お誘い合わせの上ぜひご参加ください。

※後日web siteにて詳細をご報告する予定です。過去のVCASIセミナーについては以下のURLをご覧ください。

VCASIセミナー | 仮想制度研究所 VCASI

【関連イベント】日本思想研究会「大杉栄の共同体論 ― 生の拡充と個の消失」

日時:2009年12月15日(火)15.00-17.00
場所:東京大学駒場キャンパス101号館2階 研修室

発表者:星野太(東京大学博士課程)
司会:西山雄二(UTCP)

本発表では、大杉栄(1885-1923)が1910年代に雑誌『近代思想』などに発表したテクストの検討を通じて、そこから彼の共同体論を抽出することを試みる。大杉は「生の拡充」(1913)において、既存の社会主義における「個人」の軽視を批判しつつ、「個人の生」の充実をみずからの共同体論の中心に据える。しかし他方、大杉における「個人の生」の充実は、「人類の生」の拡充という目的性に結びつけられているという点を見過ごしてはならない。つまり大杉の共同体論は、一方で「個人の生」を重視するという立場をとりながらも、より包括的な「生」という審級の導入によって、個が消失するというモメントを含みもってしまっている。本発表ではそのような大杉の共同体論を批判的に検討するとともに、「翻訳的社会主義者」を自称する大杉が直面した思想形成上の困難についても論じることにしたい。

〈参考文献〉『大杉栄評論集』(飛鳥井雅道編、岩波文庫、1996年)

入場無料、事前登録不要

*日本思想研究会について
本研究会は、西山雄二(UTCP)、岩崎正太(同)、星野太(東京大学博士課程)、井出健太郎東京大学修士課程)によって運営される。近代日本の思想家とその基本テクストを毎回取り上げ、その丹念な読解と批判的な注釈を目的とする。
運営者には近代日本思想のいわゆる専門家は含まれておらず、それゆえ、研究会はいくぶん入門的な内容をも含むものであり、関心のある方は誰でもその都度参加自由である。

【関連イベント】日本思想研究会「大杉栄の共同体論 ― 生の拡充と個の消失」 | Events | University of Tokyo Center for Philosophy

12/15 (火)坪内祐三原武史 明治学院大学国際学部付属研究所  16:45 〜 18:15  横浜校舎7号館720教室
http://www.meijigakuin.ac.jp/~iism/openseminar09.htm

国際学部付属研究所 公開セミナー 「知」の現場から

◆国際学部付属研究所 2009年度公開セミナー 「知」の現場から

 国際学部の付属研究所では、10月から12月にかけて2009年度公開セミナーを開催します。全10回にわたり様々な分野からゲストを招き、国際学部の教員とトークショーを行います。この機会にぜひ足をお運びください。

◆詳細はこちらをご覧下さい。◆

期間 : 2009年 10月6日(火) 〜12月15日(火) 全10回
場 所 : 横浜校舎9号館930教室
参 加 : 参加費無料、事前申込み不要。

問合せ先 :国際学部付属研究所  TEL. 045-863-2267
URL:ホーム | 明治学院大学 国際学部付属研究所

日程 講演者 対談者 テーマ
第1回 10月 6日(火) 内田 樹  神戸女学院大学教授、哲学者 高橋 源一郎  哲学
第2回 10月13日(火) 島薗 進  東京大学教授、宗教学者  原 武史  宗教学
第3回 10月20日(火) 川上 弘美  作家 高橋 源一郎  文学1
第4回 10月27日(火) 青山 七恵  作家 原 武史 文学2
第5回 11月10日(火) 御厨 貴   東京大学教授、政治学者 原 武史 政治学
第6回 11月17日(火) 酒井 順子  エッセイスト 原 武史 鉄道論
第7回 11月24日(火) 斎藤 環  精神科医、評論家 原 武史 精神医学
第8回 12月 1日(火) 福岡 伸一  青山学院大学教授、生物学者 高橋 源一郎 生物学
第9回 12月 8日(火) 姜 尚中   東京大学大学院教授、政治学者 原 武史 歴史認識
第10回 12月15日(火) 坪内 祐三  文芸評論家 原 武史 都市論

http://www.meijigakuin.ac.jp/~iism/openseminar09.htm