ジュンク堂書店池袋本店
12月5日(土)16時〜
中沢新一(中沢新一書店店主)
「中沢新一書店開店記念トークショー」【開店のご挨拶】
2009年12月5日(土)15:00〜池袋本店7階特設会場にて中沢新一先生による開店のご挨拶がございます。
開店のご挨拶は入場料・申し込みは不要ですので皆様ぜひご参加くださいませ。http://www.junkudo.co.jp/newevent/shop-ikebukuro.html#talk-ikebukuro
対談会情報:『規範なき現在―model失効社会のネクストフェイズに』
“規範なき現在―model失効社会のネクストフェイズに”
□日時/場所:12月5日(土) 15:00〜18:00
東京外国語大学 大学会館 大集会室
入場無料
□収容人数:約100人程度
(※当日集合時刻:14:00予定)
□主催:東京外国語大学サークル現代思想研究会(代表:清水錬)
後援:東京外国語大学大学院 旧国際協力講座□対談話者プロフィール
萱野稔人(かやの・としひと)
1970年生まれ。2003年パリ第十大学大学院修了。哲学博士。東京大学21世紀COE「共生のための国際哲学交流センター」研究員をへて、現在、津田塾大学国際関係学科准教授。主な著作に『カネと暴力の系譜学』(河出書房)、『国家とはなにか』(以文社)など。鈴木謙介(すずき・けんすけ)
1976年生まれ。東京都立大学(現在の首都大学東京)大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。現在、国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員。関西学院大学社会学部助教。専門は理論社会学。主な著作として『サブカル・ニッポンの新自由主義−既得権批判が若者を追い込む』(筑摩書房)、『カーニヴァル化する社会』(講談社)など。□対談の内容・意図
「いい学校、いい大学、いい会社」−。誰しもが一度は耳にしたことのあるフレーズだと思います。親、もしくは先生や友人からも聞かされてきたこのフレーズ。学歴社会の崩壊や、未曾有の大不況と騒がれている昨今では、一体どんな意味を持つのでしょう。そもそも多くの人は依然としてこういった価値観、モデルを胸にしまい、無視し、またあるのに「ない」と思いながら、生きているのではないでしょうか。
けれど、ふと立ち止まってそういった価値観について考えてみると、多くの「?」が浮かんできます。いい大学ってそもそも何だ?学歴社会じゃないなら、何が「よい」基準なのだろう?経済不況の中でいい会社ってのは業績を伸ばしている会社のこと?大手は軒並み減収減益だって騒がれているけどなぁ?会社単位で誰しもが「良い」と言えるなら、そもそも誰かあのウォール・クラッシュを予言してくれていても、良かったんじゃないだろうか…?
この「いい」で括れる価値観は、もう綻びを見せているのではないか。そして実際の社会経済的状況とこの価値観=規範の「ズレ」から、どの立場にいる人々にとっても「幸せじゃない」事態を招いているのではないか。上記の問題意識から、我々は今回の対談を企画しました。
萱野先生は政治哲学を専門に研究されながら、最近では昨今の国内外経済状況にも活発に発言されている若手有数の論客です。鈴木先生は理論社会学をバックボーンに、情報社会や若者の内面における問題に対し鋭い知見を示し続けている方です。お二人の問題意識のフィールドが噛み合い、ときに衝突することで、今回のテーマにとって非常に有益な「視点」が見えてくるではないかと考えています。
東京の隅っこにある東京外国語大学という場所から、お二人の力添えを持って、現代社会に対して更に深く考えていける。こういった場所を対談という形式で作っていければ幸いです。そして何より、このお二人の話を自分自身が、一番楽しみにしています。
緊急決定!!
TBSラジオ武田記者『ドキュメント政権交代』刊行記念トークショー「国会王子」の愛称で親しまれるTBSラジオの名物政治記者・武田一顯さんが、政権交代の裏側を独自の論考とともに記した初の著書『ドキュメント政権交代』(河出書房新社)を刊行しました。それを記念してのトークショーを開催いたします。ゲストは、今年の3月までTBSラジオ「ストリーム」のパーソナリティをつとめ、現在は「「荒川強啓・デイキャッチ!」の火曜日コメンテーターを担当する国際ジャーナリストの小西克哉さん。その他にもスペシャルゲストも只今ブッキング中! 当日は武田さんの著書の販売&サイン会も行います。ここだけでしか聴けない、過激なスペシャルトークをお楽しみください。
【出演】武田一顯(TBSラジオ国会担当記者)小西克哉(国際ジャーナリスト)
※その他、スペシャル飛び入りゲストを予定OPEN12:00 / START13:00
前売¥1,300 / 当日¥1,500(共に飲食代別)前売予約はロフトAのWEB予約&電話予約にて受付中!!
TEL:03-5929-3445
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=258
- 作者: 武田一顯
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/11/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 656回
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『菊地成孔コンサート2009』
2009年12月5日(土)(東京・渋谷)
会場:Bunkamuraオーチャードホール(東京・渋谷)出演:菊地成孔、類家心平、坪口昌恭、鈴木正人、本田珠也、パードン木村
スペシャルゲスト:UA料金:全席指定6,500円(税込)2夜連続券12,000円(税込)
チケット一般発売日:2009年9月12日
チケット取り扱い:
チケットぴあ(Pコード:330-210)
ローソンチケット(Lコード:71504)
e+
CNプレイガイド
第7弾
12月5日(土)19:30〜21:30 第7弾 「改革栄えて国滅ぶ〜真正保守の役割は!?」
今回は、4月25日、第4弾「『保守』『右翼』『ナショナリズム』」で登場した、中島岳志氏に、再登場をお願いした。「御一新」と一部マスコミが言われるような変化を引き起こした『革新鳩山政権』が登場してから、ちょうど三ヶ月。
新政権の最初の試行期間が終わったところで、是非とも、うかがいたいことがあったからである。わが国の山紫水明に帰り、「コンクリートから人へ」という大胆な改革に着手した、鳩山新政権の意気込みや素晴らしい。
冷戦終了後、官僚の惰性に負けて、国家ビジョンを提示できなかった、保守への痛烈なまき返しが始まっている。 しかし、コンクリート(公共事業)を奪えば、経済は疲弊する。
革新の理想主義の手に委ねられたこの国は、新起業による活力を生み出せるのか。
活力のないところに、やさしさが生み出せるのか。だが、憂うべきは、万一革新がその限界を露呈した時、控える保守に如何なるビジョンがあるのか?
未来へのビジョンと国際社会への視野を欠いた、右バネ保守が、再登場するほかないのか?
この国に、もう一つの方向性を与える、真正保守は、いずこにありや?1975 年、大阪生まれ。大阪外国語大学でヒンディー語を専攻。大川周明の存在を通じて近代日本の政治思想に興味を持ち、20歳の頃からR・B・ボースの生涯を追いかける。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科に進学し、1999年はじめてインドへ。ヒンドゥー・ナショナリストとの共同生活を通じて宗教とナショナリズムの問題を追及する。現在、北海道大学公共政策大学院准教授。
コールタールの地平の上で
対談 世界史の現在
評論家 柄谷 行人
文芸評論家 高澤 秀次土曜日・時間 18:30-20:30・回数 全1回 日程 12/5
受講料 12月(1回) 会員 3,360円 一般 3,990円
講座内容
シリーズ第5弾となる柄谷行人・高澤秀次両氏の対談は、近代資本主義の歴史と反復を踏まえ、世界史の「現在」への転回の必然を明らかにします。「交換」の概念に基づく「世界史」の読み替え、単なるヨーロッパ中心史観の裏返しではない、人類史的なパースペクティブはどのようにして可能になったのか。英語版『世界史の構造』の完成も間近い柄谷氏の思考形成のプロセスをたどりなおす高澤氏との連続公開対談は、世界不況の構造と「資本―「国家」の延命のアポリアをめぐり、いよいよ佳境に入ってきますhttp://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=50053&userflg=0
京都精華大学:公開講座GARDEN 現代思想講座「切断せよ、創造せよ。──創造の方法としての“流れ=切断”」
切断せよ、創造せよ。──創造の方法としての“流れ=切断”
フランス現代思想を代表する一冊、ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリの有名な共著『アンチ・オイディプス』における最重要テーゼは“流れは切断されることになしにはけっして流れない”というものです。これは、新たなものを産み出しながら前進していくようなクリエイティヴな流れというものが、連続的で滑らかなものではあり得ないということ、たえず切断や分岐を繰り返しながらぎくしゃくと流れていくものでしかあり得ないということを意味してもいます。例えば2人の人物のあいだでの次のようなやりとりはどうでしょう。A君の話をさえぎって(切断して)、B君が話し始める。「ごめん、ごめん。でも、君の話をきいていたら、いい考えが急に浮かんできちゃったんだ。」 A君にとってもB君とっても新たな何かは、こうして“切断”とともに創造されるわけです。しかしまた、流れ(A君とB君とによる対話の流れ)がクリエイティヴなものであるためには、その流れが“切断によって”流れなければならないということでもあるわけです。流れとは切断のことである(流れ=切断)、そして、対話とは“折衝”(相手の衝きをおのれの力として折り畳むこと)である――この例はそうしたことを簡潔に示しているのではないでしょうか。
クリエイティヴに生きるには、できるだけ多くの切断を人生のなかに取り込む必要があるのかも知れません。クリエイティヴだから切断があるというだけではなく、むしろ逆に、人は切断によってクリエイティヴになれるのかも知れないからです。例えば、引っ越しやそれによる環境の変化がそれ自体でぼくたちの創造力を触発するように……。あるいは、キュウリの漬け物を新たなやり方で切ることが、そっくりそのまま、そのキュウリから新たな美味しさを引き出すことに直結しているように(漬け物の美味しさは切断の仕方に応じて変化する)。今回の現代思想講座では、毎回、身体の幾つかの特定の部分(器官)を取り上げて、それらの部分がいかにして流れを切断し得るのか、すなわち、いかにしてクリエイティヴな器官になり得るのかということを考えてみたいと思います。つまり、ぼくたちの身体を構成する様々な器官を一つひとつ切断へと導いていくことで、最終的には身体全体をクリエイティヴな器官の寄せ集め(動的編成)に作り替えるということを試みてみたいと思います。
講師 廣瀬 純 (龍谷大学講師)
定員 25名
受講料 6,000円
日程 全3回 土曜日 13:30〜15:30○第1回 12月5日(土)
口と肛門、あるいはジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリ
――『アンチ・オイディプス』再入門○第2回 12月12日(土)
耳と手、あるいはセロニアス・モンクとビル・エヴァンズ
――音、そしてmembra disjecta(ばらばらの肢)が奏でる音楽○第3回 12月26日(土)
背中と背中、あるいはジャン=リュック・ゴダールとクリント・イーストウッド
――顔と眼差しとを退位させるために、背中を会場
shin-bi(学外施設)
〒600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸3F
TEL&FAX 075-352-0844
http://www.shin-bi.jp
地下鉄烏丸線「四条烏丸西」直結
阪急京都線「烏丸駅」23番、25番出口「住友信託銀行」直結
車は京都南I.C.より15分/JR京都駅から5分
駐車場:京都市営四条烏丸駐車場 直結(有料)
内容は一部変更される場合があります。
全ての回の11:00〜13:00に講座に関連した映像資料を鑑賞します(自主参加)。
最終回の後に講師との懇親会を予定しています。
講師プロフィール廣瀬 純 HIROSE Jun
1971年、東京生まれ。1997年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了(芸術学)。1999年、パリ第3大学映画視聴覚研究科DEA課程修了。現在、龍谷大学経営学部専任講師、仏・映画批評誌「Vertigo」編集委員。著書に『美味しい料理の哲学』(河出書房新社、2005年)、『闘争の最小回路――南米の政治空間に学ぶ変革のレッスン』(人文書院、2006年)、『闘争のアサンブレア』(月曜社、2009年、コレクティボ・シトゥアシオネスとの共著)、『シネキャピタル』(洛北出版、2009年)など。訳書にパオロ・ヴィルノ『マルチチュードの文法』 (月曜社、2004年)、トニ・ネグリ『芸術とマルチチュード』(月曜社、2007年、共訳)/『未来派左翼――グローバル民主主義の可能性をさぐる(上・下)』(日本放送出版協会[NHKブックス]、2008年)、など。