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フーコー権力論入門− 「監獄の誕生」を読む

「ストリートの思想〜転換期としての1990年代〜」出版記念イベント

「思想」がストリートに飛び出した。
70年代に始まったポストモダン思想やニューアカデミズム、パンクやニューウエイブ、テクノや80年代以降のレイヴ文化、そして90年代にゆっくりと醸成された新しい政治運動は、90年代の転換期を経て、都市空間の中で絡まり合いながら新しい輝きを見せ始めている。
2010年代、「思想」と「政治」はどこに向かうのか。
先日出版された『ストリートの思想〜転換期としての1990年代』(毛利嘉孝著NHK出版)を手掛かりにしつつ、高円寺や下北沢の都市文化を中心に、90年代から現在までの文学や音楽、アート、ポップカルチャーの「ストリートの思想」の可能性を徹底討論!

【出演】
毛利嘉孝社会学者、東京藝術大学准教授)仲俣暁生(批評家、編集者)野田努(音楽ライター、編集者)山下陽光 (トリオフォー素人の乱シランプリ店主)RLL

OPEN18:30 / START19:30
前売¥1,500 / 当日¥2,000(飲食代別)
<本持参のお客様、もしくは当日受付で本購入のお客様は¥500引き>
学割¥1,000(飲食代別)<当日のみ、要学生証提示>
<本持参のお客様、もしくは当日受付で本購入のお客様は¥500引き>

前売はWEB予約、電話予約にて受付中!!
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=237

フーコー権力論入門− 「監獄の誕生」を読む

津田塾大准教授 萱野 稔人

金曜日・時間 19:00-20:30・回数 全4回 日程 11/6, 11/20, 12/4, 12/18
受講料 11-12月(4回)  会員 11,760円 一般 14,280円

講座内容
ミシェル・フーコーの権力論は、現代の思想や学問にとても大きな影響をあたえました。いまやフーコーの権力論を無視しては権力について論じることも考えることもできないほどです。しかし、そうした広がりにもかかわらず、フーコー権力論はいまだに専門家たちの狭い議論のなかに閉じ込められ、一般の人たちには実際のところフーコー権力論とはどのようなものなのかがよくわからないままになっています。この講座では、フーコーの『監獄の誕生』を読み解きながら、その権力論をできるだけ明確に理解することをめざします。社会を分析するための開かれた理論としてフーコー権力論を活用するために、現代思想に詳しくなくても理解できるような画期的なフーコー入門にしたいと思います。                 (講師・記)

http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=50013&userflg=0