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孤高のスタア 高倉健

憂魂、高倉健

憂魂、高倉健

6月7日(日)16時〜
川上弘美(作家)×木田元(哲学者・木田元書店店長)『小説のたのしみ』

ジュンク堂書店池袋本店 
〔営業時間〕 10時〜22時 (定休日:1月1日)

〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-15-5
TEL 03-5956-6111 FAX 03-5956-6100
お申し込みは池袋本店1Fサービスカウンターで承ります。(電話:03-5956-6111)
入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)
http://www.junkudo.co.jp/newevent/talk-ikebukuro.html

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)

● 新 宿 本 店NEW!!
紀伊國屋新宿本店 トークセッション
高祖岩三郎+廣瀬純
「資本主義からの脱出――アナキズムとアサンブレア」

2009年3月以降、資本主義からの〈脱出〉を明確に見据えた理論書が立て続けに刊行された。その代表的 なものとしては以下のようなものがある。

・高祖岩三郎『新しいアナキズムの系譜学 (シリーズ・道徳の系譜)』(河出書房新社
廣瀬純+コレクティボ・シトゥアシオネス
  『闘争のアサンブレア』(月曜社) 
・ジョン・ホロウェイ『権力を取らずに世界を変える』(同時代社)
・デヴィッド・グレーバー
  『資本主義後の世界のために (新しいアナーキズムの視座)』(以文社
廣瀬純シネキャピタル』(洛北出版)……
こうした趣旨をもつ書籍の出版ラッシュを目の当たりにすると、多くの人は2008年に起きた金融危機に端を発した一時的な現象だと考えるかもしれない。

しかし、実際は、この十数年間地下的に広がってきた、ネオリベラル体制への全世界的な反対運動が練り上げた「知」が、ようやくこの日本でも――これまでの「理論」をラディカルに書き換える形で――成果として現れた、その最初の現象であり、また上記の本のすべてが金融危機以前に書かれ(企画され)、今日の状況をすでに「予示」もしていた。

また、それぞれの論者の主張を注意深く見れば、「労働からの解放」(廣瀬)や「地球意志」(高祖)、もしくは「人間経済」(グレーバー)、はたまた「新たな社会的主役」(コレクティボ・シトゥアシオネス)といった、共通点も多く、かつ魅惑的な「資本主義後の世界」を見据えた概念が乱れ飛んでいるのが分かる。

このセッションでは、金融危機のはるか前から、北米や欧州そして南米で起こっていた新しい運動をいち早く日本に紹介し、かつ自身も先鋭的な理論家として活躍中の高祖岩三郎氏と廣瀬純氏を招き、この危機的な世界の「豊かさ」を知り、「図々しく生きぬく」ための知恵を学ぶ。

【講師紹介】
高祖岩三郎:1970年渡米。批評誌『VOL』コレクティヴ。著書に『ニューヨーク烈伝』『流体都市を構築せよ!』(共に青土社)、『新しいアナキズムの系譜学』(河出書房新社)がある。

廣瀬 純:1971年東京生。仏・映画批評誌『VERTIGO』編集委員。著書に『闘争の最小回路』(人文書院)、『闘争のアサンブレア』(共著、月曜社)、『シネキャピタル』(洛北出版)などがある。

【関連ブックフェア】
紀伊國屋書店新宿本店5階  5月1日〜5月31日
「ポスト資本主義を考える」ブックフェア反経済学・ベーシックインカムアナキズムという観点から書籍を集めました。フェアで取り扱う一部商品について、上記リンクからブックリストをご覧いただけます。

■日時 6月7日(日) 16:00〜18:00(予定)/開場15:30
■会場 紀伊國屋書店新宿本店 9階特設会場
■定員 30名(入場無料、お申し込み先着順)
◎整理券等は発行しません。会場まで直接お越しください。
◎当日混雑する場合は立見になる可能性もございますので予めご了承ください。
■お申し込み先 紀伊國屋書店新宿本店五階人文書カウンター
またはお電話でお申し込みください。
代表|03-3354-0131(10:00〜21:00)

新文芸坐 横尾忠則 編「憂魂、高倉健」刊行記念
7(日)
昭和残侠伝 唐獅子仁義(1969/東映
10:30/14:50/18:25
昭和残侠伝 死んで貰います(1970/東映
12:20/16:40/20:15 (終映21:45)
14:00〜 中条省平さん(学習院大学教授・映画評論家)のトークショー
http://www.shin-bungeiza.com/schedule.html#d0528

2009-06-07 (日) シンポジウム「新自由主義の終わりと連帯経済」/主催:PARC、大竹財団

シンポジウム 「新自由主義の終わりと連帯経済」 ―お金・仕事・暮らしを人びとの手に取り戻す―

サブプライムローン問題に端を発した金融危機は、世界中に飛び火して私たちの 生活を脅かしています。グローバル経済の広がりによって、いのちや暮らしより も利潤が追求されてきた結果、国内外で貧困や環境破壊、戦争・紛争などが生み 出され続けてきました。

しかし金融危機を受けて、現在のグローバル資本主義経 済を支える「新自由主義」が限界を迎えているとの指摘が数多く出され、多くの 人が既存の経済システムや価値観では先行かないと実感を強めています。 そうしたなかで、世界で、日本で、「連帯経済」といわれる取り組みが数多く実践されています。協同組合やNPOバンク、フェアトレード、社会企業、農村にお ける起業、貧困や社会的排除を解決するための共助システムなど、その活動は多 岐にわたります。

グローバルに広がる「人びとの経済」をつくる取り組みと、日本の具体的な実践事例を切り結び、共生と協同の未来を構想します。


日 時: 2009年6月7日(日)15:00〜17:00(開場14:30)
会 場: 総評会館 203会議室
     東京都千代田区神田駿河台3-2-11
参加費: 500円(PARC会員・大竹財団会員は無料)

【パネリスト&テーマ】
新自由主義がもたらしたもの アンドリュー・デウィット(立教大学経済学部教員)
連帯経済への視点―グローバルに広がる動き 北沢洋子(国際問題評論家)
―国内の現場から―「反貧困から連帯経済へ」湯浅誠(PARC理事・もやい事務局長)
「地域で・人びとがお金を循環させる」向田映子(女性・市民コミュニティバンク代表)

主 催: 特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)
     財団法人大竹財団

★お申し込み・お問合わせ★
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail: officeあっとparc-jp.org

※ 転載歓迎
シンポジウム「新自由主義の終わりと連帯経済」