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私とビジネス

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特集・私とビジネス
巻頭言「私とビジネス」
曽我部恵一インタビュー 「パン屋さんがパンをつくるように、僕は音楽をつくりたい」
鳥羽正樹「〈私〉と〈ビジネス〉のあいだ――赤提灯と喫茶店
東川端参丁目「消費者とビジネス――ビールか、第三のビールか」
橋本倫史「経営者とビジネス――堤清二辻井喬
川原 歩「福満しげゆきのマンガこそ僕たちに必要なビジネス書だ!」
山田呂栄「夜のビジネス――現代比較売春婦論」
森山裕之「ビジネス誌は批評的である」
対談「文芸誌とビジネス」

壹岐真也(『en-taxi』前編集長)
市川真人(『早稲田文学』編集室チーフ)
ゲスト:渡部超(『SPA!』編集長)
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Title:UTCP対談 「新しい普遍性」を求めて―ポストホロコースト世代とポストコロニアル世代の対話
Date:2009年3月4日(水)14:00-17:00
Place:東京大学駒場キャンパス アドミニストレーション棟 学際交流ホール[地図]
占領地ガザ地区の専門家サラ・ロイ氏招聘に向けて

 2009年3月1日-8日に、東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」の招聘で、ハーバード大学中東研究所の上級研究員サラ・ロイ氏が来日し、講演会や研究会が開催されます。
 ロイ氏は、パレスチナイスラエル問題のなかでも、とくに占領地ガザ地区について、政治経済学の観点から専門的に研究を重ねており、この分野では世界的な権威とも言える重要な業績を刊行している研究者です(著書については末尾のリストを参照)。またロイ氏は、ホロコースト生き残りのユダヤ人を両親にもつという背景も重なり、ナチスユダヤ人虐殺とイスラエル占領政策との錯綜した関係について、きわめて深い実存的な関わりをもっている研究者でもあります。
 今回UTCPにおいては、世界的に注目を集めた最近のイスラエルのガザ攻撃という情勢もふまえ、研究の動機・背景から最新の研究成果にわたる、貴重なレクチャーをしていただくほか、別の研究機関とも連携しつつ、いくつかの場所・形態で、ロイ氏の話を聞き意見交換をする機会を設けます。
 企画全体のコーディネートはUTCP研究員の早尾貴紀が担当します(問い合わせ:p-sabbar@mrg.biglobe.ne.jp)。

内容
ホロコースト後・植民地支配後を生き延びる/パレスチナに向き合う/エドワード・サイードを読む/奪われた母語を考える(イディッシュ語朝鮮語)、など

使用言語: 英語(通訳あり) 入場無料,事前登録不要

討論者プロフィール
サラ・ロイ(Sara Roy ハーバード大学中東研究所上級研究員)
徐京植(作家・東京経済大学准教授)
岡田泰平(神奈川大学人文学研究所研究員)

UTCP対談 「新しい普遍性」を求めて―ポストホロコースト世代とポストコロニアル世代の対話 | Events | University of Tokyo Center for Philosophy