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「私たちとギリシア人」

TBSラジオ「アクセス」
★来週はスペシャルウィーク!毎日豪華なダブルトークパーソナリティとバトル
トーク
8日(月)分子生物学者・福岡伸一さん
9日(火)ジャーナリスト・上杉隆さん&武田一顕記者
10日(水)作家・雨宮処凛さん
11日(木)経済アナリスト・森永卓郎さん
ブルーレイディスクレコーダーの当たるプレゼントのキーワード発表もあります!
★今夜から12日金曜日まではインターネットでのストリーミング放送も実施します!
★バトルテーマ詳細、ニュース・ランキング投票(9時20分しめきり)
 登録変更などは番組HPへ!

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tel:03-3584-0954
fax:03-5562-9540

アメリカ製の<戦後日本>
市民文化フォーラム 12・8研究シンポジウム

 戦後日本を作ったのはアメリカである。日本による主体的選択があったとしても、アメリカが用意した枠を大きく逸脱するものではない。それは世界の警察を自称してきたアメリカによる世界再編の一環であり、沖縄はそのもっとも象徴的な土地でもある。そのアメリカは次期大統領としてオバマ氏を選択した。この変動は私たちの暮らしの何を変えるのか。その問いに答えるためには戦後という構造全体に対するアメリカの意味を考える必要がある。

 そこで今回は、雑誌『世界』に「アメリカ・異形の制度空間」を連載中の西谷修氏を迎え、その独自のアメリカ像について話していただく。そのうえで戦後日本とアメリカの関係についてフロアの参加者とともに議論したい。それは12月8日という日付のもつ現在的意義について再確認することでもある。

日 時:2008年12月8日(月)18:30〜20:30
会 場:日本教育会館704会議室
    千代田区一ツ橋2-6-2、TEL03-3230-2831
    地下鉄神保町駅徒歩3分
参加費:一般1000円、大学生500円、高校生以下無料

報告者:西谷修東京外国語大学大学院教授、思想文化論)
進 行:越智敏夫(市民文化フォーラム、新潟国際情報大学、政治学
主 催:市民文化フォーラム
    〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-20第二富士ビル
    tel :03-3609-7689, 045-317-3176
    email: info at cc-forum.org

◆UTCPセミナー「私たちとギリシア人」

日時: 2008年12月8日(月)16:30-18:30
場所: 東京大学駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム3

講師: フランソワ・アルトーグ (社会科学高等研究院教授)
司会: 高田康成(UTCP)

使用言語:英語 入場無料、事前登録不要

共催:日仏会館フランス事務所

【要旨】
セミナーでは、まず、第二次世界大戦後のギリシアのポリス解釈に対して、H・アーレント、C・カストリアディス、J-P・ヴェルナン、C・レヴィ=ストロースらから寄せられた異なる解答を取り上げる。彼らの立論を比較することで、古代ギリシアをめぐる問いの現代的な布置が浮かび上がるだろう。次に、より広い視座から、古代ギリシアをめぐる1980年代および90年代の知的状況を概観し、この状況が人文学(とりわけ古典学)に与えた影響を考察する。フランスの古典学の泰斗アルトーグ氏を究竟の導き手として、本セミナーでは、歴史と古典、歴史表象と現代思想、歴史とナショナルなもの、歴史と近代/ポスト近代をめぐる多様な問いが提示されるだろう。

【参考文献】
フランソワ・アルトーグ『歴史の体制―現在主義と時間経験』、伊藤綾訳、藤原書店、近刊。

UTCPセミナー「私たちとギリシア人」 | Events | University of Tokyo Center for Philosophy