河村書店

人文系イベント紹介サイト

いま、連帯は可能か ―現代の労働、貧困、アキバ事件―

「平和の棚の会」設立記念連続トークセッション2
いま、連帯は可能か ―現代の労働、貧困、アキバ事件―
鎌田 慧 × 湯浅 誠

『いま、連帯をもとめて』(大月書店)
『反貧困 「すべり台社会」からの脱出』(岩波書店

■2008年9月18日(木) 18:30〜

会 場:新宿三越アルコット8F
     「ジュンク堂書店 喫茶コーナー」
参加費:1000円(ワンドリンク代込み)
定 員:40名(定員になり次第〆切になります)

申込み:ジュンク堂書店 新宿店7Fカウンターにて
     またはお電話でのご予約も承ります。
     (TEL 03-5363-1300)
 
 低所得労働者の増大、新しい貧困層の出現など、労働と生存をめぐる問題が深刻化しています。いま、日本社会で何が起きているのでしょうか。また、このような状況は、いったいどのようにつくりだされてきたのでしょうか。
 トヨタ季節工としてみずから働き書いた『自動車絶望工場』以来、全国の労働現場を歩き続けてきた鎌田慧氏と、「ネットカフェ難民」や「貧困ビジネス」の問題をいち早く指摘し、貧困拡大について警鐘を鳴らしてきた湯浅誠氏による、世代を越えた注目の対談。困難な状況のなかでの連帯の可能性を探ります。

〈講師紹介〉
鎌田 慧(かまた さとし)
 1938年生まれ。新聞記者、編集者などを経て、ルポライターとなる。著書に『心を沈めて耳を澄ます』(創森社)、『ぼくが世の中に学んだこと』(岩波書店)、『ひとり起つ』(平原社)、『絶望社会』(金曜日)、『いま、連帯をもとめて』(大月書店)、『抵抗する自由』(七つ森書館)、『やさしさの共和国』(花伝社)、『痛憤の時代を書く』(アストラ)など。

〈講師紹介〉
湯浅 誠(ゆあさ まこと)
活サポートセンター・もやい事務局長、反貧困ネットワーク事務局長。著書に『反貧困』(岩波書店)、『貧困襲来』(山吹書店)、『本当に困った人のための生活保護申請マニュアル』(同文舘出版)など。

※連続トークセッション 
1.高橋博子(広島平和研究所講師)×竹峰誠一郎(三重大学研究員)、2.鎌田慧(作家)×湯浅誠NPO事務局長)、3.小田川興(元朝日新聞ソウル支局長)×朴慶南(作家)、4.鈴木力集英社新書編集長)×森達也(映画監督・作家)、5.麻野涼(作家)――対談者未定

※平和の棚の会会員出版社 インパクト出版会 大月書店 凱風社 学習の友社 かもがわ出版 現代書館 現代人文社 合同出版 高文研 コモンズ 彩流社 社会評論社 新泉社 新日本出版社
新評論 柘植書房新社 刀水書房 梨の木舎 七つ森書館 緑風出版