現代小説を考える 〜村上春樹・宮部みゆきから川上未映子まで〜
講師 文芸評論家・編集者 仲俣暁生いま多くの人に読まれている日本の「現代小説」は、明治以来の「近代文学」を起源としつつも、SFやミステリ、ホラーといったエンタテインメント小説や、アメリカをはじめとする外国の現代文学、そしてマンガやアニメといった他ジャンルの表現からも強い影響を受けています。この講座では、「現代小説」の起源を村上春樹と宮部みゆきの登場に置き、桜庭一樹や川上未映子ら、平成時代に活躍する若手作家の作品理解にまでつなげていきます。(講師・記)
1 7月22日 スティーブン・キングの子供たち〜村上春樹、宮部みゆき
2 8月26日 J文学とは何だったのか〜吉田修一、角田光代、阿部和重
3 9月 9日 新世代の作家たち〜桜庭一樹、米澤穂信、川上未映子
〈テキスト〉
仲俣暁生著『ポスト・ムラカミの日本文学』(1,260円朝日出版社)
仲俣暁生著『極西文学論〜WestwaytotheWorld』(1,680円晶文社)火 19:00-20:30
全3回 日程 7/22, 8/26, 9/9
受講料 7-9月(3回) 会員 8,820円 一般 10,710円http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=27781&userflg=0
Title: UTCP日本思想セミナー:Between Nietzsche and Evolutionary Theory: Lu Xun's Contradiction Revisited
Date: 2008年7月22日(火) 10:30-12:30
Place: 東京大学駒場キャンパス101号館2階 研修室 【地図】講演者:クリスチャン・ウル (ベルギー・ゲント大学)
使用言語:英語 入場無料、事前登録不要