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廣松渉『カントの「先験的演繹論」』

『情況』2007年11・12月号 近日発売予定です。

『情況』2007年11・12月号 目次

情況への発言
集団自決を再考する「教科書検定意見撤回を求める沖縄県民大会」場で 川満信一

特集 廣松渉『カントの「先験的演繹論」』をめぐって
廣松哲学とカント哲学のコペルニクス的転回の射程 牧野英二
廣松共同主観性論のトポス――ヒュームとカントの<あいだ> 松井賢太郎
廣松カント論を読む 大庭健
廣松渉はいかなる意味において“カント的”であるのか? 大黒岳彦
近代認識論の超克へ向けて 近堂秀

特集 ドイツ現代思想の行方
座談会 ドイツ現代思想をめぐって 高橋順一藤野寛、田辺秋守、仲正昌樹、浜野喬士
芸術的真理・美的合理性・美的否定性――ポスト・アドルノ問題への一視角―― 田辺秋守
カントとヘーゲルの間――現代批判理論の位置規定をめぐって―― 大河内泰樹
ホネットの批判的社会理論の批判性―——現代における労働と承認の問題圏——― 赤石憲昭
オルターグローバリゼーション運動とアナーキズム――ドイツ反G8運動報告から―― 栗原康

ガタリネグリ『自由の新たな空間』刊行記念シンポジウム 杉村昌昭、丸川哲史矢部史郎白井聡
『自由の新たな空間』――切れぎれの読後感 川田洋
共産主義の思考=生――集合的主体性の生成、および、個人的かつ集合的な特異性の解放、そしてまた、労働の解放 木畑壽信
 
アーレントサルトルの間(下) 清眞人

書評
靖国の闇にようこそ ――靖国神社遊就館 非公式ガイドブック――』:辻子実著 水島たかし

海兵隊岩国基地の米兵4人による女性レイプ事件に対する抗議声明

インフォメーション
編集後記
情況出版