図書新聞8月18日号
鼎談:本田由紀・阿部真大・湯浅誠 本田由紀編『若者の労働と生活世界』をめぐって
8月18日号のトップは、本田由紀編『若者の労働と生活世界』(大月書店)をめぐる、本田由紀、阿部真大、湯浅誠各氏による鼎談です。 //…… 様々な「若者論」が溢れる中、若手の社会学者・実践者たちが、フィールドワークを通じて若者たちの現実を描き出した『若者の労働と生活世界』が上梓された。編者の本田由紀氏を聞き役に、阿部、湯浅両氏の出席で鼎談が行われた(於ジュンク堂書店池袋本店)。その模様を再構成して伝える。(鼎談日・六月二一日、東京池袋にて/小山晃・本紙編集)
……詳しくは本紙をご覧ください。今週の書評 評者◆黒古一夫
追悼 小田実 「デモクラットの死──戦後民主主義を後退させる様々な勢力と戦ってきた小田さん」今週の8面 映画 評者◆名取弘文
「消されゆく村の姿──大西暢夫監督『水になった村』」
※『水になった村』は、ポレポレ東中野にて公開中
大日本印刷、丸善の優先株、105億円で取得。(2007/08/06)
大日本印刷と丸善は三日、資本・業務提携の契約を正式に結んだ。大日本印刷が、議決権比率で二五・五八%にあたる丸善の優先株を、大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツから今月十日に買い取る。取得額は百五億円。大日本印刷は丸善の筆頭株主となる。
両社はICカードやICタグ(荷札)などの事業分野で連携を進める。大日印はICカードやICタグに強く、丸善は大学図書館の受託運営を手掛けている。大学図書館などの教育機関や書店向けに、書籍や顧客管理のシステムを提案、販売していく計画だ。
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