すごい混雑で、学者さんばかりかと、ちょっと緊張してユキピタスを謳った国際会議なのに安田講堂には無線LANが来ていないという非常にお茶目な説明で一気に和めました。
蓮實重彦『映画の存在論的様態をめぐる仮説』
発表されている「「表象不可能性」とフィクション」とはことなるとのことでしたが、映画のトーキとサイレントについての考察から大きく迂回するようにして「表象不可能性」について語られました。とても興味深い講演でした。
2007/07/13 17:00-19:00 基調講演1 "メディア・オントロジー 1"
フリードリヒ・キットラー Friedrich Kittler (フンボルト大学教授) ”メディアの存在論"
蓮實重彦 (東京大学名誉教授・元総長) "「表象不可能性」とフィクション"http://www.u-mat.org/
http://booklog.kinokuniya.co.jp/umatforum/
無線LANもそうですが、「声」について語る蓮實重彦の声がいつもと違って、かすれていたことも何かの禁忌を思わせます。(もちろん、冗談です。為念。)