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日本の美術はどこへ向かっているのか?

後美術論 (BT BOOKS)

後美術論 (BT BOOKS)

日本の美術はどこへ向かっているのか?  美術評論家椹木野衣さんトークショー


『後美術論』『アウトサイダー・アート入門』発行記念
既成の概念を覆しながら、たえず日本の美術の在り方を問い続けている美術評論家椹木野衣さんが、東日本大震災をはさんで書き継いだ大著『後美術論』および、新の芸術とは何かを問う『アウトサイダー・アート入門』を中心に、日本の美術の現在、そして未来について語ります。
革新的な批評眼でたえず日本の美術評論を更新し続けてきた椹木野衣さんが、いま新たに提示する「後美術」というジャンル。 日本美術の将来を示唆するキーワード「アウトサイダーアート」とともに、新しい批評を探るこころみとして注目を集めています。

今回は、『アウトサイダー・アート入門』の編集にたずさわられた編集者の穂原俊二さんを聞き手にお迎えし、日本の美術/アートの現在、そして未来について語っていただきます。


椹木野衣さんプロフィール】
椹木野衣(さわらぎ・のい) 美術評論家。1962年、秩父市生まれ。同志社大学文学部文化学科を卒業後、東京を拠点に批評活動を始める。最初の評論集『シミュレーショニズム』(増補版、ちくま学芸文庫)は、90年代の文化動向を導くものとして広く論議を呼ぶ。また同時に村上隆ヤノベケンジ飴屋法水らと挑発的な展覧会をキュレーション。 主著『日本・現代・美術』(新潮社)では日本の戦後を「悪い場所」と呼び、わが国の美術史・美術批評を根本から問い直してみせた。他に1970年・大阪万博の批評的再発掘を手がけた『戦争と万博』(美術出版社)など著書多数。近年は岡本太郎の再評価や戦争記録画の再考にも力を注いでいる。2007年から08年に掛け、ロンドン芸術大学TrAIN客員研究員として英国に滞在。

【穂原俊二さんプロフィール】
穂原俊二(ほばら・しゅんじ) 太田出版・発行人。椹木野衣「反アート入門」「アウトサイダー・アート入門」、村上隆「芸術起業論」「芸術闘争論」、会田誠「カリコリせんとや生まれけむ」「美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか」、三潴末雄「アートにとって価値とは何か」、森川嘉一郎「おたく:人格=空間=都市 ヴェネチア・ビエンナーレ・カタログ」、みうらじゅんアウトドア般若心経」、「EXPO70伝説―日本万国博覧会アンオフィシャル・ガイドブック」などを編集。


開催概要
会期: 2015年04月18日(土)
時間: 16:00〜17:30
場所: 湘南T-SITE 1号館2階 湘南ラウンジ
参加費: 『後美術論』(税込5,184円)『アウトサイダー・アート入門』(価格未定)など椹木さんの著書ご購入、もしくはチケット(税込1,620円)ご購入の方。
申し込み方法: 湘南蔦屋書店1号館1階BOOKカウンター、または、お電話でお申し込みください。0466-31-1510
定員: 60名
講師/先生: 椹木野衣さん 聞き手・穂原俊二さん
主催: 湘南蔦屋書店 1号館1階 人文
共催・協力: 
問い合わせ先: 0466-31-1510

湘南T-SITEへのアクセス
〒251-0043 神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20番-1

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