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福島の話ってメンドクサイ”と感じているあなたに

はじめての福島学

はじめての福島学


2015年4月15日19:00 - 21:00
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横浜コミュニティデザイン・ラボ
〒231-0012 神奈川県 横浜市横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F
 本の著者や編集者などをお招きする「ラボ図書環オーサートーク」。今回は、4月15日19時から、さくらWORKS<関内>で、「ラボ図書環オーサートーク〜”福島の話ってメンドクサイ”と感じているあなたに/『はじめての福島学』著者・開沼博さんに聞く」を開催します。

 2011年に起きた東日本大震災東京電力福島第1原子力発電所の事故から4年が経過しました。

 首都圏に住む私たちが、原子力による電気生産を過疎に悩む市町村に担わせ続け、その結果として、その地の自然、そこに住む人たちを襲った事故でした。
 この事故以降、これまでの「暮らし方」「価値観」が大きく揺らぎ、それは今、そしてこれからも続いています。
 この事故はまた「正しい情報とは何か」「科学的とはどういうことか」という問いを私たちにつきつけました。

 反原発・デマ・リスクコミュニケーション・風評被害…。さまざまな言葉が舞うなかで「被災地・福島は、実際どのような状況なのか」「データはだれが、どのようにとり続けているのか」という、「現地のこと」について、調査に基づいた信頼できる情報が「わからなくなっている」という現状が、私たちの前にあります。

「はじめての福島学」(2015年3月1日刊、イースト・プレス)は、福島県出身の社会学者・開沼博さんによる4年ぶりの書きおろしです。

http://goo.gl/9Y85mz

 放射線の問題ばかりがクローズアップされ「いまなお…」という語句でくくられがちな福島ですが、4年の月日の間に県民の方々が切り拓いた歩みは多様であり創造的ですらあります。

 このオーサートークでは、この本が書かれなければならなかった背景、福島の今を示すデータやモラルパニック、そして福島問題についての社会の意識が「時間の経過によってどのように変化したのか」について、開沼さんにお話いただくとともに、サイエンスライター粥川準二さん(横浜市南区在住)との対話を通じて、科学とコミュニケーションや教育、研究者・メディアのあり方について議論を深めていきます。

開沼博さん プロフィール】
1984福島県いわき市生まれ。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員。専攻は社会学。著書に『漂白される社会』(ダイヤモンド社)『フクシマの正義 「日本の変わらなさ」との闘い』(幻冬舎)『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)『地方の論理 フクシマから考える日本の未来』(同、佐藤栄佐久氏との共著)『「原発避難」論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』(明石書店、編著)など。学術誌の他、「文藝春秋」AERA」などの媒体にルポ・評論・書評などを執筆。


粥川準二さん プロフィール】
1969年生まれ、愛知県出身。ライター・翻訳者・編集者。明治学院大学ほか非常勤講師。「ジャーナリスト」と呼ばれることもある。著書『バイオ化する社会』(青土社)ほか、共訳書『逆襲するテクノロジー』(早川書房)ほか。博士(社会学)。

▽日時 4月15日(水) 19:00ー21:30
▽場所 さくらWORKS<関内>右側スペース
横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F
▽参加費
・書籍購入なし=入場料1000円
トーク当日、会場で「はじめての福島学」を現場で購入いただいた方は書籍代1500円+入場料500円=計2000円

▽内容(調整中)

○はやわかり「はじめての福島学」〜なぜ、この本が書かれたのか/データで知る「福島の今」
開沼博さん×粥川準二さん 対談〜「『はじめての福島学』の余白に」
○会場とのディスカッション


▽申し込み方法
SNSでは
こちらのフェイスブックイベントページに「参加する」ボタンをクリックしてください。


★メールでは
info@yokohamalab.jp
に件名「オーサートークVOL25参加希望」を入れ、お名前を本文にお書きのうえ、お送りください。



ラボ図書環オーサートークVol.24:”福島の話ってメンドクサイ”と感じているあなたに/『はじめての福島学』著者・開沼博さんに聞く

皇后考

皇后考

2015/04/15 Wed
原武史×赤坂真理
「皇后と僕らの戦後史」 『皇后考』刊行記念


大正天皇』(毎日出版文化賞)や、『昭和天皇』(司馬遼太郎賞)といった著作で、天皇制というシステムを新たに捉え直してきた政治学者・原武史さん。

原さんが、日本の歴史の中で皇后が果たした役割について論じた『皇后考』が2月に発売されました。本書では、今までスポットが当たらなかった「皇后」をテーマに、日本の歴史を解き明かす画期的なものです。

今回、この『皇后考』刊行を記念して、トークイベントを開催します。対談相手には、『東京プリズン』や『愛と暴力の戦後とその後』といった著作を通じて、戦後日本や平和民主主義について発言してきた作家・赤坂真理さん。

天皇」「戦後史」「民主主義」といった、日本史の根幹に関わるテーマについて、お二人はどう考えるのでしょうか。

戦後70年を迎える今年にふさわしいトークをぜひお聞き逃しなく。


※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
出演 _ 原武史政治学者)
赤坂真理(作家)
時間 _ 20:00〜22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order


http://bookandbeer.com/blog/event/20150415_bt/

2015/04/15 (水) 19:00 - 21:00 JST
 
ゲンロンカフェ 東京都西五反田1-11-9 司ビル6F 日本

友の会会員限定最前列席 前売分 1ドリンク付、共有サイドテーブル・電源あり ※ キャッシュバックはありません ※複数予約される場合はお連れの方が会員でなくても結構です \2,600
前売券 1ドリンク付 ※当日、友の会会員証/学生証提示で500円キャッシュバック \2,600


坂上秋成×村上裕一×東浩紀「批評にゼロアカは必要だったのか? ——批評再生塾キックオフイベント番外編」 @ssakagami @murakami_kun @hazuma
前売2600円(1ドリンク付き)/ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2100円(1ドリンク付き)に!
詳細
当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円(1ドリンク付き)になります。
友の会会員限定席を複数予約される場合は、お連れの方が会員でなくても結構です。
お席はチケットの申し込み順ではなく、当日会場にご来場頂いた順にご案内致します。
開場は開演1時間前の18時となります。

【イベント概要】
佐々木敦氏を主任講師に迎え今年6月に開講される「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾」。しかし東浩紀が批評家の育成を試みるのはこれが初めてではない。
2008年から2009年にかけて開かれた伝説のプロジェクト「東浩紀ゼロアカ道場」出身の坂上秋成と村上裕一とともに、2015年の風景から見たゼロ年代批評/ゼロアカの意義、そして批評再生塾の可能性(あるいは限界?)を問う!
(詳細は後日更新します)

http://peatix.com/event/79790