河村書店

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狩猟(ナンパ)と交換(エンコー)の90年代

7月6日(日) 研究発表(駒場キャンパス18号館4Fコラボレーションルーム1〜3+同1Fメディアラボ2)

午前(10:00-12:00)
パネル1:鳥をめぐる想像力、周縁への感度  コラボレーションルーム1
・絶望の淵の「希望」と「暴力」――目取真俊『虹の鳥』考/崎濱紗奈(東京大学
・「父」なるものの受容、そして転換――――大江健三郎作品における「鳥」の表象に注目して/菊間晴子(東京大学
・(音)風景を与える――鳥を書き分けるブランショ/高山花子(東京大学
【コメンテーター/司会】田中純東京大学

パネル2:シュルレアリスムのあるところ−−−−運動の境界線をめぐって  コラボレーションルーム2
チェコスロヴァキアシュルレアリスムにおける日常表象の政治性/河上春香(大阪市立大学
マン・レイ天文台の時刻に――恋人たち》に関する一考察――シュルレアリスムとモードにおける唇のイメージ/小山祐美子(一橋大学
・フィギュラシオン・ナラティヴはシュルレアリスムとどのように接しているのか/中田健太郎日本大学
【コメンテーター】木水千里(成城大学
【司会】海老根剛(大阪市立大学

パネル3:見えるものと見えないもの――視覚経験の臨界  コラボレーションルーム3
・暴力、フレーム、見えないもの――オーソン・ウェルズの『黒い罠』(1958)/川崎佳哉(早稲田大学
・マンガにおける絵と言葉――諸星大二郎『感情のある風景』と可視性の条件/三輪健太朗(学習院大学
・石原表におけるゲシュタルトの安定性/不安定性/馬場靖人(早稲田大学
【コメンテーター/司会】松谷容作(神戸大学

(12:00-13:00 理事会)
13:00-13:45 総会(会員のみ)  コラボレーションルーム1

午後1(14:00-16:00)
パネル4:「芸術家」の表象  コラボレーションルーム1
・「神のごとき」芸術家――ヴァザーリによるミケランジェロの記念をめぐって/古川萌(京都大学
・「子ども」のような芸術家――ジョルジュ・バタイユにおけるカフカと至高性/井岡詩子(京都大学
・「無心」の藝術家――柳宗悦と民画/古舘遼(東京大学
【コメンテーター】柳澤田実(関西学院大学
【司会】杉山博昭(早稲田大学

パネル5:メディアと(しての)音声――20世紀諸芸術におけるその実践  コラボレーションルーム2
・アンリ・メショニックにおける演劇性の概念――新たなる声としての「オラリテ」を翻訳するために/森田俊吾(東京大学
・目と耳のあいだ――ベルナール・ハイツィックにおける応答としての声/熊木淳(早稲田大学
・外部の声――レトリスム映画における音声の役割について/門間広明(早稲田大学
【コメンテーター】鈴木雅雄(早稲田大学
【司会】星埜守之(東京大学

パネル6:知/性、そこは最新のフロンティア:人工知能ジェンダーの表象  コラボレーションルーム3
・電子の時代のピュグマリオン:ポストヒューマン技術のジェンダー化をめぐる文化的想像力/小澤京子(首都大学東京
人工知能ジェンダーは必要か:ソーシャルロボットとしてのAIと被行為者性の観点から/西條玲奈
・挑発的なサイボーグであるために:「もはや誰も人間ではない」世界に生きるためのポリティクス/飯田麻結(東京大学
【コメンテーター】大橋完太郎(神戸女学院大学
【司会】北村紗衣(武蔵大学

午後2(16:30-18:30)
パネル7:Le temps différé――デリダ歿後10年  コラボレーションルーム1
・痕跡と切迫――デリダ差延論と決定の思考/吉松覚(京都大学
・力の差異としての歴史の構想 ――デリダハイデガーニーチェ読解から/島田貴史(東京大学
・『資本論』の亡霊たち ――ジャック・デリダ柄谷行人マルクス読解をめぐって/唐橋聡(東京大学
【コメンテーター】宮粼裕助(新潟大学
【司会】吉松覚

パネル8:匣のなかの科学者と少女――京極夏彦魍魎の匣』による科学文化論の試み  コラボレーションルーム2
京極夏彦魍魎の匣』を開く/奥村大介(慶応義塾大学)
京極夏彦魍魎の匣』で描かれる科学者の哀しさ――『ルー=ガルー2』との比較から/西貝怜(白百合女子大学
京極夏彦魍魎の匣』における「少女」表象――人形と匣をめぐる欲望の関係性/鈴木真吾(学習院大学
【コメンテーター】西原志保
【司会】金森修東京大学

バイリンガル・パネル:Melancholy Ethics – Ecocriticism and the Moving Image in a Planetary Age  コラボレーションルーム3
Moving Images as an Environmental Issue in Kurosawa Kiyoshi's Cinema / Suzanne BETH (University of Montreal)
Doubts, Denial and Recognition: A Cavellian and Oreskian Approach to Films on 311 / Élise DOMENACH (Ecole Normale Supérieure Lyon / University of Tokyo)
After Species Being: Gender, Sexuality, and the Critique of Industrialization / Diane Wei LEWIS (Washington University in St. Louis)
Chair: Christophe Thouny (University of Tokyo)
Discussant:

企画パネル(16:30-18:00):杉山博昭『ルネサンスの聖史劇』を読む  メディアラボ2
・杉山博昭(早稲田大学
・松原知生(西南学院大学
森元庸介東京外国語大学
【司会】黒岩卓(東北大学

第9回大会プログラム | Conventions | 表象文化論学会

写真集 島の美容室

写真集 島の美容室

福岡耕造写真集『島の美容室』(ボーダーインク刊) 刊行記念トークイベント 『島で暮らす、ということ。』2014年7月6日(日) / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
会期:7/6蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース


那覇から船で約1時間
沖縄渡名喜島
四百人が住むその島で、
月に十日だけあいている
美容室の物語


写真家・福岡耕造さんが渡名喜島で出会った美容師・福田隆俊さん。
茨城でヘアサロンを経営していた福田さんは、
たまたま訪れた沖縄の離島に美容室がないことを知り、
「島の美容室」をつくることを思い立ちました。


それから六年、福田さんは毎月地元・茨城から渡名喜島に通い、
島の人たちのために、月に十日間だけの美容室を開いています。


いまでは島の人たちの憩いの場となっている「島の美容室」。
そこに集う島の人たちのポートレートと日々の暮らしを撮影したドキュメントが、
写真集『島の美容室』として今春 沖縄の出版社ボーダーインクから刊行され、
沖縄を中心にテレビ、ラジオ、新聞など多くのメデイアに 取り上げられ話題になっています。


今回、代官山 蔦屋書店では、この写真集にいち早く注目し、メディアで紹介したブックディレクター幅允孝さんと、島の美容室・福田隆俊さん、写真家・福岡耕造さんによるトークイベントを開催します。


福田さんはなぜ島で美容室をやり続けるのか?島の生活とは実際どんなものなのか?
「島の美容室」から見える島の暮らしについて耳を傾けてみませんか。


※当店3号館1階旅行書フロアで、島の暮らしフェアを開催予定。


■出演者プロフィール
福岡耕造 写真家
1960年長野県松本生まれ
東京造形大学デザイン科卒後、渡英し英国全土を撮影
1990年帰国、フリー写真家として活動を始める
広告、出版の多くの撮影を手がけ、独自のテーマで作品を発表し続ける
主な著書:「ビートルズへの旅」(新潮社/リリー・フランキー共著)
HYの宝物」(朝日新聞出版)など

福田隆俊 美容師
1959年茨城県日立市生まれ。
茨城県美容専門学校卒業後理容店、美容店に勤務
1985年ヘアースタジオ"ジジック"開業
1997~2005年茨城理容専門学校非常勤講師
2008年沖縄渡名喜島に"島の美容室"オープン
現在も毎月渡名喜島に通い続ける

幅 允孝(はば よしたか)
BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。
人と本がもう少しうまく出会えるよう、様々な場所で本の提案をしている。
伊勢丹新宿店「ビューティアポセカリー」や、「Brooklyn Parlor」など本屋と異業種を結びつけたり、
病院や企業ライブラリーの制作など、その活動範囲は本の居場所と共に多岐にわたる。
『本の声を聴け ブックディレクター幅允孝の仕事』(著・高瀬毅/文藝春秋)が刊行中。
愛知県立芸術大学非常勤講師。
www.bach-inc.com

■参加条件
3号館1階旅行フロア店頭、およびオンラインストアにて
『島の美容室』をご購入いただいた方に参加券をお渡しします。

■注意事項
※イベント開始15分が過ぎてもお越し頂けなかった場合は、
 座席には他のお客様にお座り頂きますのでご了承くださいませ。
※当日は参加券の番号に関係なく、お好きな席にお座りいただきます。
※参加券の再発行はお断りさせて頂きます。
※お客様のご都合による参加費の払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
※止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
※店内での撮影及び録音はご遠慮下さいませ。
オンラインストアで申し込む
オンラインストアでの受付は2014/7/1(火)の受注分までとさせていただきます
開催概要

会期:2014年7月6日(日)
会場:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
開館時間:19:00〜20:30
主催:代官山 蔦屋書店
協力:
 
お問い合わせ:03-3770-2525


http://tsite.jp/daikanyama/event/003829.html

バクシーシ山下の社会科見学』第二回「狩猟(ナンパ)と交換(エンコー)の90年代」 ゲスト:宮台真司(社会学者、首都大学東京教授)
2014/7/6(日) 18:30開場/19:00上映開始


トーク映像
社会科見学2-2トリミング-600x600
日時2014/7/6(日) 18:30開場/19:00上映開始料金一律¥2,000(1ドリンク付) ※18歳未満の方はご覧いただけません。会場FACTORY(1F)
日程時間7月6日(日)
18:30開場/19:00上映開始
予約する
AV界の鬼才、バクシーシ山下監督のレアドキュメントAV上映&トークイベント第二弾!!ゲストに社会学者の宮台真司が登場!ナンパ、テレクラ、援助交際の90年代を語る。

アダルトビデオを通して社会を見つめ捉えた観察記録
これまで“過激”“奇抜”“ヌケない”AVとして評価されてきたバクシーシ山下の特異なスタイルは、映像に限らず様々なジャンルの表現者に影響を与えてきた。

このイベントはバクシーシ山下のドキュメントAVを従来の枠組みを越え、その作品群に通底する“社会的”あるいは“人類学的”な映像記録としての側面にスポットを当てる。
冷めた目で、眺めるように対象をとらえるバクシーシ山下の眼を通して、私たちの身近にありながらも見ることのできない人々や世界を「社会科見学」する試み。

第二弾となる今回は、トークゲストにテレクラ、援助交際の研究でも名高い社会学の巨人、宮台真司を招き、バクシーシ山下の作品がとらえた当時の街、人々、社会の実相に迫る。

【上映作品】

『たまごえっちナンパ』(1997年/h.m.p
鳥肌実による不穏なナレーションで幕を開ける本作は、1996年に発売され社会現象となった育成ゲーム「たま◯っち」をエサに、街頭でナンパを試みるという企画。
当時、希少品として高額で取引されていた「たま◯っち」。さながら薬物売買の闇取り引きのようにして入手した「たま◯っち」を手に、「たま◯っちあげるからエッチさせて!」とナンパを敢行するスカウトマン有坂。軽薄ながらも必死に挑戦を続ける彼の姿を通して、あの時代の「カネ」と「価値」と「流行」のかたちが浮き彫りになる。はたして人は「たま◯っち」でハダカになるのか?
※18歳未満の方はご覧いただけません。

【ゲスト】宮台真司(社会学者、首都大学東京教授)


http://www.uplink.co.jp/event/2014/27134