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意身伝心――コトバとカラダのお作法

意身伝心: コトバとカラダのお作法

意身伝心: コトバとカラダのお作法

『意身伝心――コトバとカラダのお作法』刊行記念イベント 田中 泯×松岡正剛 トークショー&サイン会


2013年8月14日(水) / 蔦屋書店1号館 1階 総合インフォメーション
会期:8/14蔦屋書店1号館 1階 総合インフォメーション


秘伝開帳! すべての表現者が知りたかった、達人たちの稽古の方法がここに。


 圧倒的な身体をもつダンサーと知の方法を開拓し続けるエディター。 
 同時代生まれ、同世代の二人が、これまで何を見て・何を考え・何に触れてきたのか。長期間にわたる濃密な時間を交わし「編集」することで、その核心がついに明らかになった秘伝書、『意身伝心』。


 ――「言葉と身体は一緒くたに発達してきたものだった。その発達のなかに矛盾と葛藤と予想と構想がひそんできた」(松岡正剛
 と語られるように、言葉にはたくさんのカラダが紛れこみ、カラダはつねにコトバに晒されている。
 しかし、言葉と身体が引きちぎられるように離ればなれになってしまっている現代、表現者はその両者をどのように獲得することができるのだろうか。


 かつての、若きクリエーターと真っ正面から向き合った「遊塾」、海外からも参加希望者が押し寄せた「舞塾」といった数々のワークショップ、そして今なお更新され続けるさまざまな稽古法(エクササイズ)から見えてくる、煮詰まった現状から「脱皮」する方法とは。


 70年代に「ハイパーダンス・プロジェクション 1824時間」で共に日本全国を踊り歩き、82年にはスーザン・ソンタグへのプレゼンテーション、また伝説の雑誌『遊』誌上での共同戦線など数々のコラボレーションを積み重ねてきた二人が、表現の奥に眠る、全生命・全宇宙的な「存在感」について徹底的に語る。


【出演者紹介】
田中泯(Min Tanaka)
1945年、東京中野区生まれ。クラシック・バレエとモダンダンスを学び、66年からソロダンス活動開始。「ハイパーダンス」と称して新たな踊りのスタイルを発展させる。78年パリ秋芸術際「日本の間」展で海外デビュー。85年山梨県の農村に移住、農業生活を開始。97年伝統芸能・民俗芸能に焦点をあて「舞踊資源研究所」を設立。 その後も意欲的に踊り続け「場踊り(Locus Focus)」を展開。2008年より、ダンサーとしての経験を生かし、国内外を問わず多数の映像作品に出演。現在も土方巽に私淑。著書『僕はずっと裸だった』。


松岡正剛(Seigow Matsuoka)
1944年、京都市生まれ。71年工作舎設立、総合雑誌『遊』を創刊、87年編集工学研究所を設立。多様なディア企画・制作に携わるとともに、情報文化と日本文化を重ねる研究開発プロジェクトを展開。2000年インターネット上に「イシス編集学校」を開校、ブックナビゲーション「千夜千冊」の連載を開始、現在1500夜を突破しなおも更新中。おもな著書は、『知の編集工学』『17歳のための世界と日本の見方』『日本数寄』『ルナティックス』『フラジャイル』『松岡正剛千夜千冊』(全7巻)『連塾―方法日本』(全3巻)『法然の編集力』『千夜千冊 番外録 3・11を読む』『松丸本舗主義』ほか多数。


【参加方法】
下記対象書籍をご予約、ご購入いただいた方に参加整理券をお渡しいたします(電話予約可)。先着70名さままで座席をご用意してあります。
申込み電話番号03-3770-2525(代官山蔦屋書店)


 『意身伝心――コトバとカラダのお作法』
(春秋社/1995円税込/2013年7月/ISBN 978-4-393-33321-1)


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