KAI-YOU presents
「アニメーションの未来」日時 : 3月18日（日） OPEN 17:45 / START 18:00
出演 : 水江未来（CALF/アニメーション作家）／土居
伸彰（CALF/アニメーション研究・評論）／植草航（アニメー
ション作家）／石田祐康 / Tete（アニメーション作家/
アニメーター）
料金 : 予約 ￥1,500 / 当日
￥2,000（共に1D）
リンク: http://2-5-d.jp/schedule/20120318-2/
予約 : http://2-5-d.jp/schedule/20120318-2/#reserve-form
配信 : http://www.ustream.tv/channel/2-5d1■コンセプト■
「アニメーション」とは、動画による映像表現を指す。日本で「アニメ」と言えば、TVやOVA、映画をベースとした商業アニメにスポットが当たりがちだが、国外では日本の短編アニメーションも高い評価を受けている。
当初インディペンデントレーベルとして発足し、2012年に
入ってプロダクションとしての活動もはじめたCALFの水江未来さん・土居伸彰さん。「やさしいマーチ」で11年度の「文化庁メディア芸術祭新人賞」を受賞した植草航さん。同賞を受賞し現在では商業アニメにも携わるTeteさん。 これまで交わることのなかった短編／商業それぞれのアニメーションだが、制作や技術、流通すべてにおいて新たな動きが活性化しつつある今、4者をゲストに迎えて相互に補い合えるより良い未来への可能性を探る。
※当日は作品上映もございます。■ゲストプロフィール■
水江未来
1981年生まれ。多摩美術大学大学院グラフィックデザイン学科でアニメーションを学ぶ。「細胞」や「幾何学図形」をモチーフにした抽象アニメーション作品を多数制作し、主に国際映画祭を舞台に活動をしている。世界４大アニメーション映画祭（アヌシー・オタワ・広島・ザグレブ）すべてにノミネート経験があり、アニマドリード2009（スペイン）では、『DEVOUR DINNER』が準グランプリを受賞。また、第68回ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門（2011）に『MODERN No.2』がノミネートされる。SICAF2010（韓国）の国際選考委員、学生CGコンテスト、今夏開催される広島国際アニメーションフェスティバルの国際選考委員など、審査委員歴多数。『CALF』の設立・運営メンバーで、同レーベルから作品集DVD『MIRAI MIZUE WORKS 2003-2010』を発売。また、短編アニメーションの祭典『TOKYO ANIMA！』の実行委員・キュレーションも務める。また、松本亨（Psysalia Psysalis Psyche）とのコラボレーション・ミュージックビデオ『AND AND』を制作。山田悠介『ブレーキ』の表紙、『小説すばる』にて平山夢明の扉絵を担当するなど、イラストレーターやグラフィックデザイナーとしても活動している。JAA 日本アニメーション協会・理事。ASIFA日本支部・会員。
http://calf.jp/WONDER_365_PROJECT土居伸彰
1981年生まれ、アニメーション研究・評論。美術系大学で非常勤講師を勤める。2006年、アニメーション作家の山村浩二らとともに、短編アニメーションの創作・研究を行うグループ「Animations」を立ち上げる。2010年、DVD製作・販売や配給を通じた日本の短編作品の認知度の向上を目的としたインディーズレーベルCALFを若手作家たちとともに設立。クリス・ロビンソン著『ライアン・ラーキン やせっぽちのバラード』（太郎次郎社エディタス）の翻訳なども手がける。
http://calf.jp植草航
1987年生まれ、アニメーション作家。2009年、東京工芸大学芸術学部アニメーション学科卒業、11年、東京藝術大学映像研究科アニメーション専攻卒業。フジテレビ系列「SMAP×SMAP」ブリッジアニメーション制作を手がけたほか、フランスの出版社デルクール社発行バンドデシネ『SILLAGE外伝』に短編マンガを掲載するなど、幅広く活動する。修了作品「やさしいマーチ」が、第十五回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門新人賞と第17回学生CGコンテ
ストの優秀賞を受賞。
http://bansoukou.org/石田祐康 / Tete
アニメーション作家／アニメーター。京都精華大学アニメーション科卒業。独学で自主制作アニメを作り続け、2009年制作の「フミコの告白」は、東京国際アニメフェア2010の学生部門優秀賞やオタワ国際アニメーションフェスティバルの学生部門特別賞、第十四回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞などを受賞し、注目を集める。最新作「rain town」にて第十五回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞。現在は杉井ギサブロー監督の宮沢賢治原作「グスコーブドリの伝記」のアニメ映画の制作に参加している。
http://d.hatena.ne.jp/Tete/
