河村書店

人文系イベント紹介サイト

新ニッポン社会論

カルチャーラジオ 日曜版|NHKラジオ第2(AM693) 文化番組


新ニッポン社会論
講師:宇野常寛(評論家)、鈴木謙介社会学者)、萱野稔人(哲学者)、中島岳志(アジア政治学者)


近年、さまざまに転換が問われる日本。そんな状況をどう認識していけばよいのか、「成人の日」にちなみ若手気鋭の4人の論客に「文化・コミュニケーション・労働・社会意識」の4つの切り口からお話いただき、これからの日本社会の在り方を考えていきます。


放送日 再放送日 内容
1/8 1/15 文化 × 宇野常寛(評論家)
グローバル化とインターネットの受容は、日本においては独自の進化を見せ、特に世界的にもユニークなポップカルチャーの爛熟させている。従来の文化批評では分析できないこれらの現象を、特撮ヒーローやアイドルを題材にしながら解説していく。
1/15 1/22 コミュニケーション × 鈴木謙介社会学者)
震災後の日本では、身近な人、大切な人との間柄を大事にしようと「絆」の価値が見直されるようになっている。日本社会に古来から続いてきた共同体などでのコミュニテイの在り方も踏まえ、日本を支える「絆」の意義について、コミュニケーションの視点から考えていく。
1/22 1/29 労働 × 萱野稔人(哲学者)
長引く不況や国内産業の空洞化で日本からどんどん仕事がなくなっている。とくに若者の雇用環境はひじょうに厳しくなっている。こうした労働をめぐる状況は私たちの社会と生にどのような影響を与えるのか。私たちにとって労働とは何かという観点から考えていく。
1/29 2/5 社会意識 × 中島岳志(アジア政治学者)
復興を目指す震災後の日本で、問われているのは国家や自治体などの政治の在り方である。官僚主導の政治からどう脱皮していったらいいのか、戦後の時代を中心に「社会意識」の変化から探り、これからの日本社会を展望していく。


http://www.nhk.or.jp/r2bunka/ch07/index.html