日時:2011年11月21日(月)・22日(火)
会場:小野記念講堂(27号館小野梓記念館地下2階)
入場無料・予約不要・全席自由ベルリン在住の作家多和田葉子と、ジャズピアニストの高瀬アキによるワークショップとパフォーマンス。
多和田葉子は芥川賞・谷崎潤一郎賞・泉鏡花賞など多くの文学賞を受賞し、早稲田大学坪内逍遙大賞も授与された日本語作家であると同時に、ドイツ語でも創作を続け、ゲーテメダルなどを受賞している。高瀬アキはアメリカやヨーロッパで活躍を続ける、コンテンポラリージャズの第一人者で、自ら作曲も手がける。
「言葉と音楽 Vol.2」(ワークショップ)文学作品を読み、舞台にどう乗せるかを考えることで、文学の創造される場に近づいてみる、という企画。舞台に乗せるとは、狭い意味での芝居をする、ということではなく、音楽・美術と関わりを持つこと、朗読の意味を考えること、ある作家の全作品のなかから抜粋して並べることで、一つの作家像を作ること、などを意味する。文学の創作に関心を持つ早稲田の学生たちとともに、言葉と音楽のコラボレーションの可能性を探ってみたい。
「ベルリンから鴎」(パフォーマンス)多和田葉子はこれまで、母語以外の言語のなかで生活し、創作することについて書かれたエッセイ集「エクソフォニー」や戯曲「粉文字」のなかで、ベルリン留学時の森鷗外を取りあげてきた。また、高瀬アキとのコラボレーションで、これまでブレヒトやチェーホフ、宇治拾遺物語などの舞台化に取り組んできている。今回は鷗外をテーマに、朗読と音楽でベルリンの鷗外像を自由に再構成していく。
開催概要
開催日時
「言葉と音楽 Vol.2」(ワークショップ)
2011年11月21日(月)16:30-18:30(開場16:00)
「ベルリンから鴎」(パフォーマンス)
2011年11月22日(火)18:30--20:30 (開場18:00)会場 小野記念講堂(27号館小野梓記念館地下2階)
費用等 入場無料・予約不要・全席自由
対象 どなたでもご参加いただけます。
ゲスト 多和田葉子(作家)・高瀬アキ(ジャズピアニスト)
問い合わせ先 文化構想学部文芸ジャーナリズム論系 松永美穂研究室 03-5286-3637
文化企画課 03-5272-4783(月〜金 9:00-17:00) art-culture@list.waseda.jp