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「哲学への権利」

3つの基本形からデザインの世界をのぞいてみようーー阿部雅世氏が語る新たなデザインの見方


現在、ベルリンを拠点に活動するデザイナーであり、建築家でもある阿部雅世氏が、「ブルーノ・ムナーリのまる、さんかく、しかくーームナーリが開けた、まあるい穴から、デザインの世界をのぞいてみよう」と題して、11月17日(水)にトークを繰り広げます。

ムナーリがまとめた『正方形』『円形』『三角形』は、それぞれデザインを生み出す想像力の源泉となる形を古今東西からコレクションした「かたちの基本図鑑」といえるもの。トークでは、本書を題材にして、ムナーリが3つの基本形を手がかりに示した教養の世界について、また、今日のデザインやデザイン教育におけるその重要性について語っていただきます。

阿部氏が提唱する「デザイン体操」同様に、デザインに携わる人々に、新たなモノの見方や発想法を与えてくれるトークです。

阿部雅世/1962年東京生まれ。法政大学工学部建築学科卒業後、海老原一郎建築設計事務所に勤務。90年渡伊、ドムスアカデミー工業デザイン科マスター修了。92年アヴェ・デザイン研究所を、2000年デザインブランド「マサヨアヴェ・クリエイション」を設立。2004年から国立ベルリン芸術大学客員教授、2007年〜09年まで国立エストニア芸術大学でプロダクトデザイン学科主任教授を務めた。現在、ベルリンを拠点に、デザイン開発や「五感に響くデザイン」をテーマにした研究を行う。著書に原 研哉との対談集『なぜデザインなのか』、訳書に『むなーりのことば』(ともに平凡社)がある。
http://www.macreation.org/

参加お申し込みは下記より。

タイトル:AXIS・jikuトークセッション「阿部雅世が語るブルーノ・ムナーリのまる、さんかく、しかくーームナーリが開けた、まあるい穴から、デザインの世界をのぞいてみよう」

日時:11月17日(水)19時〜20時30分(開場18時30分)終了後、懇親会あり

会場:アクシスビル4階 アクシスギャラリー

主催:デザイン誌「AXIS」

参加費:1,000円(税込み、懇親会あり)

定員:100名(先着順)

お申し込み:「AXIS・jikuトークセッション 阿部雅世申し込み」と明記のうえ、氏名(フリガナ)、会社(学校)名、電話番号、メールアドレスとともに、axismag@axisinc.co.jp まで。  なお、本情報は、AXISおよびアクシスギャラリー主催のイベントのご案内以外には使用しません。

お問い合わせ:AXIS編集部 Tel: 03-5572-0800

http://bit.ly/ddhxHO

大里俊晴一周忌(著作集刊行記念)イベント「マイナー音楽のために」

11月17日(水)19:00〜アップリンク

出演:佐々木敦(批評家)中原昌也(ミュージシャン)
司会:須川善行(編集者)企画:渡邊未帆(音楽学者)

http://bit.ly/9k06sx

佐々木中『切りとれ、あの祈る手を』(河出書房新社)刊行記念
〈本〉と〈都市〉と〈革命〉をめぐる夜話

佐々木中×坂口恭平

■2010年11月17日(水)18:00開場 18:30開演

2008年、大著『夜戦と永遠』によって思想界を震撼させ、いま、『切りとれ、あの祈る手を』で大きな反響をよびおこしつつある佐々木中、そして『0円ハウス』以降、近著『ゼロから始める都市型狩猟採集生活建築』にいたるまで都市における新たな生活と思考のあり方をさぐりつづける坂口恭平。もっとも熱い注目をあびる二人が、いままさに「革命」を語る。

◆プロフィール◆
佐々木中(ささき・あたる)
1973年生。東京大学大学院人文社会系基礎文化研究先攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。現在、立教大学東京医科歯科大学教養部非常勤講師。著書に『夜戦と永遠ーーフーコーラカンルジャンドル』がある。

坂口恭平(さかぐち・きょうへい)
1978年熊本県生。2001年早稲田大学理工学部建築科卒業。
建築探検家。建築家。著書に『0円ハウス』『隅田川エジソン』『TOKYO一坪遺産』『TOKYO0円生活0円ハウス』他がある。

☆場  所  ジュンク堂 新宿店 8Fカフェ
☆入 場 料  1,000円 (1ドリンク付き)
☆定  員  50名
☆予約受付は7Fレジカウンターにて、また電話ご予約も承ります。

ジュンク堂書店 新宿店 TEL 03-5363-1300

http://www.junkudo.co.jp/tenpo/evtalk-shinjyuku.html#20101117shinjuku

「読書の秋」 映画史を生きたある少女の回想
第2部 対談 アンヌ・ヴィアゼムスキー四方田犬彦
※講演会に先立ち映画『バルタザール どこに行く』の上映あり
2010年11月17日 (水) 20時15分
会員:500円
一般:1000円
講演会前に行われる映画上映会と共通のチケットです。
フランス語と日本語、同時通訳付き
お問い合わせ: 東京日仏学院(03-5206-2500)
「私はこの映画に出たいと望んでいた。それまで一度も何かをこんなふうに望んだことはなかった。まるで私の全人生がそこにかかっているような気持ちになって、全身全霊を込めて望んでいた。」(『少女』(仮)より)
1966年、18歳の夏にアンヌ・ヴィアゼムスキーは初出演作品『バルタザールどこへ行く』の撮影に挑み、罪と罰についての神話的なこの映画の主役を演じ、やがてヌーベルバーグの伝説的な女優となります。
この秋、白水社より刊行される小説『少女』(仮)(訳:國分俊宏)では、魅惑と背徳、服従と不敬の間で揺れる、アイデンティティの定まらない自身の思春期を振り返り、撮影現場でのブレッソン監督との関係を赤裸々に語っています。

1947年に生まれ、作家、俳優、そして映画監督でもあるアンヌ・ヴィアゼムスキーは1993年、小説『Canines(犬歯)』で高校生ゴンクール賞、1998年には『Une poignée de gens(一握りの人々)』でアカデミーフランセーズ小説大賞を受賞しました。ブレッソンゴダールパゾリーニ、テシネ、さらにガレルといった監督の作品に出演しています。

四方田犬彦 :映画史家、比較文学者。韓国、イタリア、イスラエルコソヴォなどの大学で客員教授、客員研究員を務め、現在は明治学院大学教授。幅広い分野にわたる著作は100冊を超え、訳書も多数。


講演会に先立ち上映される映画『バルタザール どこへ行く』の詳細情報はこちらをご参照ください。
講演会の後にはサイン会を予定しております。本のご予約は欧明社にて承ります。

アンヌ・ヴィアゼムスキーは11月18日に東京大学(申込不要)でも講演を行ない、また、映画美学校での特別講義も予定されています(申込制)。
そのほか来日中、東京にてトークショウにも参加予定 (後日映画専門チャンネル洋画★シネフィル・イマジカ」にて放送予定)
アクセス
東京日仏学院エスパス・イマージュ

http://www.institut.jp/ja/evenements/10092

11月17日(水)上映=17.00-18.30 討論=18.40-
首都大学東京 南大沢キャンパス 講堂大ホール(先着順500席)
首都大学東京
討論者:福間健二(表象言語論)、石川知広(仏文)、宮台真司社会学)、岡本賢吾(哲学)、西山雄二(仏文、監督)
主催:首都大学東京人文・社会系FD委員会部会

上映スケジュール 公式HP映画「哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡」