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「おもしろくて、ためになる」

『哲学の戦い―ギャル男vs左翼』(千葉雅也、白井聡、司会:國分功一郎)5月31日17:45〜19:10、会場:高崎経済大学7号館731教室、参加費無料、事前予約不要、(駐車場はございません)

星海社はフリー編集者を募集します

星海社は、この夏から正式に立ち上げを予定している講談社発の、そして初の、社外ベンチャー的な挑戦として起業する講談社出資100%の新会社です。そして僕たち星海社は、会社を立ち上げるに当たって「強い編集者をつくりたい」と、心からそう願っています。
出版社の重要な働きのひとつは、「才能」に対するサービス業です。そして「編集者」は、その最前線に位置する仕事です。
輝く才能が何よりも好きな人、そして、それら輝く才能のために惜しみなく力を発揮できる人、僕たちはそんな人たちと共に歩み、星海社で仕事をしていきたいと思っています。
星海社では、編集者を「シニアエディター」と「アシスタントエディター」に区別します。待遇も、この二者を大幅に区別します。
シニアエディターは、自らの編集技術を用いて新しく仕事を作り、巨大な価値を生み出すことのできる編集者。アシスタントエディターは、そのシニアエディターが企画する仕事をサポートする編集者。
星海社で働くシニアエディターは、その力量に応じてアシスタントエディターを複数用い、存分に手腕を発揮していただきます。そしてアシスタントエディターは、シニアエディターへのサポート業務を通じて自らの力を蓄え、一人前以上の編集者、つまりシニアエディターへの昇格を目指す・・・・・・それが、僕たち星海社がイメージする編集者の新しいキャリア像です。
出版社に入ったからという理由だけで、誰もが「編集者」を名乗れる時代は、とうに過ぎ去ってしまっていると僕たちは判断しています。
編集者は、編集者として生まれるのではなく、「編集者になる」ものではないでしょうか。そして、そこには確固たる意志と結果が必要なのではないでしょうか。
ダイヤモンドは、ダイヤモンドでなければ磨くことができません。
同様に、才能という名のダイヤモンドは、やはり才能という名のダイヤモンドでなければ、磨くことはできません。
創作者の才能を磨くダイヤモンドに編集者がなるには、猛烈な試練があります。意志が続かず、道半ばで脱落する人もいるでしょう。結果を出せず、アシスタントという立場にいつまでも甘んじる人もいるでしょう。だからこそ、ダイヤモンドたりうるための試練をくぐり抜けた優れた編集者を遇するにおいては、僕たちが為しうる限りの待遇を以て遇するだけの価値があると僕たちは信じ、そのために必要な用意を惜しみません。
なぜならば、この世にはすばらしい創作者は数多く存在していますが、すばらしい編集者の数は、それらすばらしい創作者の数に比して、いつも絶対的に少ないからです。
弱い編集者は、創作者と読者を不幸にします。
強い編集者は、創作者と読者を幸福にします。
僕たち星海社は、だからこそ、強い編集者をつくりたい。
「強い編集者」たる最初の一歩として、僕たちと一緒に星海社で働いてみませんか。
今回の募集では、星海社の会社としての基盤がまだ整っていないため、シニアエディター部門もアシスタントエディター部門も、等しくフリー編集者という枠組みでの募集となりますが、現時点では、三年後を目処として会社の基盤を整えることのできた暁には、改めて正社員という枠組みでお迎えすることができるよう励んでいきたいと考えております。
星海社は、まだ夢と野心しかないちっぽけな会社ですが、僕たちは僕たちとおなじように夢と野心を持っている“あなた”の応募を待っています。
星海社代表取締役社長 杉原幹之助
星海社代表取締役副社長 太田克史
〔募集要項〕
シニアエディター部門
履歴書(写真貼付)に加えて、「今まで携わってきた仕事」及び「星海社でこれからやってみたい仕事」をA4用紙二枚程度にまとめてください。体裁は自由とします。
アシスタントエディター部門
履歴書(写真貼付)に加えて、「今まで携わってきた仕事」(職歴のない場合は「今まで携わってきた活動」)及び「最近あった面白い「ひと、もの、こと」のなかからどれかひとつを選んでA4用紙二枚程度にまとめて下さい。体裁は自由とします。
以上を下記宛にご郵送ください。応募ジャンルにつきましては、文芸、学芸、マンガを問いません。応募書類は返却致しませんので、予めご了承ください。報酬・待遇等につきましては、個別のご相談とさせていただきます。
期限は2010年5月31日(本社必着)とさせていただきます。合格者にのみ面接日時等、詳細をご連絡いたします。
〔書類送付先〕
〒112-8001 東京都文京区音羽2-12-21
株式会社 講談社 星海社フリー編集者採用係
お問い合わせは、TEL. 03-5395-3958まで

http://www.kodansha.co.jp/seikaisha/