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経済学の勘所を歴史に学ぶ ― もう一つの経済学再入門

ROJI meets Keiichi Sokabe @BEAR POND ESPRESSO
日時:2010.3.14(sun),14:00〜about15:00
出演:曽我部恵一(ミュージシャン)、金子賢三(建築士路字発行人)
会場:BEAR POND ESPRESSO(下北沢一番街、真龍寺近く)
料金:ワンドリンクオーダー

※注.イベントの参加費はフリーですが、お店へのご負担をかけない、通常営業のままでの開催を目指しています。つまり、イベントをみることが目的ではない一般のお客様がおとなりにいる可能性にもご配慮の上、イベントをお楽しみください。なお、お店の中および窓付近前列でイベントを楽しみたいという方は、ワンドリンクのオーダーにご協力をお願いします。

ささやかなお祝い : シモキタな日々

GEISAI#14開催内容>
会期:2010年3月14日(日)
会場:東京ビッグサイト
GEISAI OFFICIAL WEBSITE
■審査/賞について
審査員6名による審査を行い、金銀銅の3賞、審査員個人賞が授与されます。
※審査員紹介
(敬称略)
・伊藤弘   GROOVISIONSグルーヴィジョンズ)代表
・千宗屋 武者小路千家15代家元後嗣
・中村ヒロキ visvim(ビズビム)デザイナー
宮台真司  社会学者 映画批評家 首都大学東京教授
森川嘉一郎 明治大学国際日本学部准教授

GEISAI#20

3月14日(日)14時〜
3331 Arts Chiyoda開館記念&g³/ オープニングトークショー開催のお知らせ

@g³/スペース(3331 Arts Chiyoda)にて

東京・千代田に新しくオープンする3331 Arts Chiyodaは3月14日(日)、いよいよ一般に向け開館記念展オープニングセレモニーを行います。後藤繁雄が発信する「編集室」、「編集教室(superschool)」、「ギャラリー」が一体となったアートスペース「g³/(トリプルジー)」も、編集、そしてアートギャラリーの視点からこの新しいアートセンターの可能性を積極的に開拓していきます。
g³/(トリプルジー)ギャラリー企画展第1弾となる「POSTYMO: commmons ゲリラ・エキシビジョン + skmt写真展」では坂本龍一氏がプロデュースするcommmonsとコラボレーションしたゲリラストアを展開、また展示スペースではgrafと10人のアーティストによるアーティストチェアの展示と、g³/が国内外に向けプロモーションしていくアーティスト4名によるグループ展を同時開催します。

この新しいアートスペースのオープンを記念してg³/スペースにて3月14日(日)、トークショーを行います。
ぜひこの機会に、東京の新たなアートスポット「3331 Arts Chiyoda」へ足を運んでみて下さい!


3月14日(日) g³/ゲリラトークショー

14:00〜16:00 中島英樹(デザイナー)×南後由和社会学、建築論)×後藤繁雄(編集者、g³/・G/P galleryディレクター)
16:30〜17:30 三原寛子(料理ユニット『南風食堂』)×後藤繁雄
18:00〜19:00 猪蔵(ヒマナイヌ)×後藤繁雄×スペシャルゲスト
※予約不要(このイベントに関するお問い合わせはg³/(Eメール info@g3tokyo.jp)まで。)
※19:00以降、g³/スペースにてささやかなオープニングレセプションを行います。


g³/(トリプルジー
〒101-0021
東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 (練成中学校内)3F (303・304)
Email info@g3tokyo.jp
http://g3tokyo.jp/

スケジュール:3331 Arts Chiyoda:アーツ千代田 3331

3月14日〈座談会〉フランコ・ベラルディ(ビフォ) 『プレカリアートの詩』をめぐって

【座談会】フランコ・ベラルディ(ビフォ)『プレカリアートの詩』をめぐって

スピーカー 粉川哲夫(批評家)藤井光(美術家/remo*TOKYO)

日時:3月14日(日)
開場18:00 スタート18:30

場所:素人の乱12号店
素人の乱12号店 | エンジョイ北中ホール

参加費:500円

当日は模索舎から多数書籍の出張販売あり。

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フランコ・ベラルディ(ビフォ)
一九四九年ボローニャで生まれる。七〇年代イタリア・アウトノミア運動の中心で活動。
七七年、パリへ逃走し、以降、ガタリと協働する。メディアと労働をめぐるラディカルな
思考と実践を展開しつづける。

【模索舎】3月14日〈座談会〉フランコ・ベラルディ(ビフォ) 『プレカリアートの詩』をめぐって

合評会『脳科学時代の倫理と社会』
Date: 2010年3月14日(日) 13:00-19:00 Place: 東京大学駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム3 [地図]

総合司会: 信原幸弘(UTCP)

13:00-15:00 第一部 (発表各20分、討議40分)
司会: 村田純一(UTCP)
戸田聡一郎(山梨大学大学院医学工学総合教育部)
  人格の要件はカタログ化できるかー不気味の谷とパーソンネットワークの可能性
中澤栄輔(UTCP)
  記憶の操作と〈ほんもの〉という理想
西堤優(東京大学大学院総合文化研究科)
  二つの行為形成システムにおける自己制御の喪失
吉田敬(UTCP)
  病的賭博への神経経済学的アプローチ
(15:00-15:20 休憩)

15:20-17:20 第二部(発表各20分、討議40分)
司会: 石原孝二(UTCP)
伊吹友秀(東京大学大学院医学系研究科)
  ニューロエンハンスメントが医療として行われることの倫理的問題ー医療化の問題を中心として
小口峰樹(東京大学大学院総合文化研究科)
  ニューロマーケティングに関する倫理的考察ー疑似科学化と消費者の自律性
筒井晴香(東京大学大学院総合文化研究科)
  通俗的「男脳・女脳」言説がはらむ問題ー性差をめぐる脳科学と社会の中の性別
関谷翔(東京大学大学院総合文化研究科)
  認知科学・脳神経科学がリスク論に与えるインパクトー個人的選択から社会的論争への変換
(17:20-17:40 休憩)

17:40-18:40 第三部(発表各20分、討議20分)
司会: 信原幸弘(UTCP)
中尾麻伊香・住田朋久(東京大学大学院総合文化研究科)
  近代日本の脳病薬広告にみる脳
水島希東京大学情報学環
  脳神経倫理学的議論は、いつ行うべきかー技術の開発段階を考慮に入れた技術アプローチによる検討

☆使用言語: 日本語
☆入場無料,事前登録不要

合評会『脳科学時代の倫理と社会』 | Events | University of Tokyo Center for Philosophy

07.経済学の勘所を歴史に学ぶ ― もう一つの経済学再入門 若田部昌澄
日時 2010年3月14日(日)10時〜15時
場所 京都テルサ 視聴覚教室
定員 50人
費用 6300円(税込)

概要:先日、ある著名なエコノミストの方と対談をする機会がありました。この方は、歴史をひもときながら、現在はポスト近代社会への移行期で、日本はその先頭を走っているから日本だけがデフレなのは当然で、さらにそのデフレは技術革新の結果として100年続く必然的なもので、デフレを止めることはできないと語りました。さらには、近代社会は多数の犠牲のもとに一部が豊かになる仕組みであり、そういう仕組みを終えるのはよいことなのだ、とも。私はそのどれにもほとんど正反対の意見をのべましたが、はたと気が付きました。まさにこういう意見が出てくる背景には、経済を見る考え方に大きな誤解があるからではないか、と。そしてむしろ歴史はそうした誤解を解くために使われなければいけないのではないか、と。この講義では、歴史的事例をとりあげながら、経済を見る考え方の「勘所」を学んでいきたいと思います。ここで大事なのは、基本的な概念をできるだけ絞りこむことと、できるだけ歴史をきちんと用いるところにあります。そうすることで、経済学の基本的な考え方が現実経済を理解するためにも役立つことを学べるでしょう。

第1部:「誰もが好きなことをしたい」―経済成長、自由市場、自由貿易インセンティブの力(10時〜11時15分/75分)
第1部では、経済学の基本中の基本、インセンティブと、トレード(交換、交易、貿易)をとりあげます。事例としては、主として日本の近代経済成長、開国経験、高度経済成長を対象とします。

第2部:「しかし、ない袖はふれない」―再分配とトレード・オフの力(11時30分〜12時45分/75分)
第2部では、考えようによってはインセンティブ以上に重要な資源制約、トレード・オフの考え方を学びます。事例としては田中角栄と日本の高度経済成長の終焉などをとりあげます。

第3部:「先立つものはお金だ」―物価と景気とマネーの力(1時30分〜2時45分/75分+質疑)
第3部では、マネーをとりあげます。インセンティブとトレード・オフなどと比べて、マネーはやや難しい話題です。マネーの話は経済の変動を理解する上で欠かすことができません。貨幣の兌換可能性と国際通貨制度を切り口とすると話がわかりやすくなります。事例については30年代の「大恐慌」、70年代の「大インフレ」プラザ合意(1985年)から現代までの日本経済の「危機の20年」、そして最後に現在進行形の経済危機をとりあげます。

若田部昌澄(わかたべ・まさずみ)
1965年生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、早稲田大学大学院経済 学研究科およびトロント大学経済学大学院に学ぶ。現在、早稲田大 学政治経済学術 院教授。専攻は経済学史。おもな著書に『経済学者たちの闘い』(東洋経済新報社、 2003年)、『改革の経済学』(ダイヤモンド社、2005年)、『昭和恐慌の 研究』 (共著、東洋経済新報社、2004年)。近著に『危機の経済政策』(日本評論社、2009 年)。 1965年生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、早稲田大学大学院経済 学研究科およびトロント大学経済学大学院に学ぶ。現在、早稲田大 学政治経済学術 院教授。専攻は経済学史。おもな著書に『経済学者たちの闘い』(東洋経済新報社、 2003年)、『改革の経済学』(ダイヤモンド社、2005年)、『昭和恐慌の 研究』 (共著、東洋経済新報社、2004年)。近著に『危機の経済政策』(日本評論社、2009 年)。

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