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<読んでいいとも! ガイブンの輪>特別番外編

翻訳小説新刊リレー対談 豊粼由美アワー
<読んでいいとも! ガイブンの輪>特別番外編

ゲスト:柴田元幸さん(東京大学教授・翻訳家)  ゲスト:若島正さん(京都大学教授・翻訳家)

■2009年12月25日(金) 18:30受付開始 19:00開演

海外旅行も洋画も各国料理も好きなのに、外国文学(ガイブン)がなかなか著者名が覚えられないし、登場する人物名も土地名もなじみがないからついつい敬遠してしまうというアナタ! 読んでみたいと思ってはいるけれど、次々出る新刊を前にどれを選んだらいいか途方にくれてしまうというアナタ!
あるいは、海外小説についてさらにディープに知りたいというアナタ!
とびきりのガイブン目利キストが「これはおもしろい!」「いまが旬!」「読んで損しない!」という新刊をおススメし、魅惑の翻訳小説ワールドへとみなさんをご案内いたします。

・・・ということで、今年2月から隔月で開催して参りました「読んでいいとも!ガイブンの輪」(通称「よんとも」)。「いいとも」方式で、第1回(2月):野崎歓さん→第2回(4月):川上弘美さん→第3回(6月):岸本佐和子さん→第4回(8月):榎本俊二さん→第5回(10月):本谷由希子さん、と豪華ゲストの方々にご登場していただきましたが、12月は今年しめくくりの特別番外編ということで、なんと!柴田元幸さんと若島正さんのお二人をゲストとしてお迎えします。海外小説界の東西横綱であるお二人に、今年の海外文学の収穫、そして海外文学の未来をぞんぶんに語っていただきます。皆様のご来場をお待ち申し上げます!

《プロフィール》

豊粼 由美(とよざき ゆみ)
1961年愛知県生まれ。ライター、書評家。著書に『そんなに読んで、どうするの?』『どれだけ読めば、気がすむの?』(以上アスペクト)『正直書評。』(学習研究社)、『勝てる読書』(河出書房新社)など。また、日本の文学賞を徹底検証し話題となっている、名コンビ大森望氏との共著『文学賞メッタ斬り!』シリーズ(PARCO出版)がある。

柴田 元幸(しばた もとゆき)
1954年東京都生まれ。東京大学文学部教授。季刊文芸誌「monkeybusiness」責任編集。著書に『翻訳教室』『バレンタイン』(以上新書館)『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会)など。訳書にバーナード・マラマッド『喋る馬』(スイッチパブリッシング)、ポール・オースター『ガラスの街』(新潮社)、アンソロジー『いずれは死ぬ身』(河出書房新社)などがある。

若島 正(わかしま ただし)
1952年京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。著書に『乱視読者の英米短篇講義』(研究社)、『殺しの時間乱視読者のミステリ散歩』(バジリコ)など。訳書にウラジーミル・ナポコフ『ロリータ』(新潮社)、ジオドア・スタージョン『海を失った男』(編訳、河出書房新社)、チェス小説アンソロジー『モーフィー時計の午前零時』(編訳、国書刊行会)などがある。

会場…8階喫茶にて。入場料1,000円(1ドリンクつき)
定員…50名
受付…7Fカウンターにて。電話予約も承ります。 ジュンク堂書店新宿店 TEL.03-5363-1300

http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk-shinjyuku.html#20091225shinjuku