河村書店

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「新・日本型生活保障の可能性」

文ジャプレゼンツvol.2東浩紀講演会「『ゲーム的リアリズムの誕生』再考」
日時:2009年12月8日(火) 18:30〜20:00
場所:早稲田大学戸山キャンパス 36号館382(AV2)教室
司会:渡部直己(文芸評論家/本学文学学術院教授)
主催:早稲田大学文化構想学部 文芸・ジャーナリズム論系
予約不要・入場無料

「ゲーム的リアリズムの誕生」再考 - 文芸・ジャーナリズム論系blog

12/8 (火)姜尚中原武史 明治学院大学国際学部付属研究所 16:45 〜 18:15 横浜校舎7号館720教室
http://www.meijigakuin.ac.jp/~iism/openseminar09.htm

冷戦終結20周年記念 ミハイル・ゴルバチョフ 佐藤優 12/8(火)14:00〜16:00 ANAクラウンプラザホテル大阪「万葉の間」 10000円 定員600名

http://www.npo-lbp.org/event_gor.htm

UTCPセミナー「理性の探求」
Date:2009年12月8日(火)18:00-
Place:東京大学駒場キャンパス18号館4階 コラボレーション・ルーム2
講演者:西谷修東京外国語大学

司会:小林康夫東京大学UTCP)

参考文献:『理性の探求』岩波書店、2009年

使用言語:日本語、参加無料、事前予約不要

UTCPセミナー「理性の探求」 | Events | University of Tokyo Center for Philosophy

菊地成孔の“NIGHT DIALOGUE WITH”』

2009年12月8日(火)19:00〜
会場:Hakuju Hall(東京・富ヶ谷

出演:菊地成孔
ゲスト:西寺郷太松尾潔

料金:全席指定2,500円
チケット取り扱い:チケットぴあ(Pコード:339-337)

vol.118
12月8日(火)18:30〜20:00

東郷ゼミ「戦後ニッポンが失ったもの〜第7弾/新・日本型生活保障の可能性」
講師  東郷和彦
宮本太郎(北海道大学教授)
主催 フォーラム神保町
会場 千代田プラットフォーム ミーテイングルーム002号室
千代田区神田錦町3-21 電話03-3233-1511

ちよだプラットフォームスクウェア - アクセス

12月8日(火)18:30〜20:00 第7弾 「新・日本型生活保障の可能性」
生活保障とは社会保障と雇用保障から成るが、日本の生活保障は社会保障への支出を抑制したまま、公共事業や業界保護による仕事の分配を通して成立していた。社会保障における所得の再分配に際しては、一貫した明示的なルールを示さざるを得ない。これに対して仕事の分配は、裁量的な行政と政治家の口利きによって進められ、さまざまな利権を増殖させてきた。一九八〇年代以降、都市の新中間層からの不信が強まると、政権党は率先して行政改革を進めることを約しつつ、その実、利益誘導を続けた。
やがてグローバル化の進展を背景に、こうした仕事の分配のしくみは機能不全に陥った。高齢化の進展ともあいまって公的なセーフティネットの必要が高まったが、その時には人々は行政への信頼を失い、収めた税が循環し人々の生活を支えるという感覚をもてなくなってしまっていた。このような経緯の仲で、世論に見られる「行政不信に満ちた福祉志向」が強まったのである。(『福祉政治』より)

政権交代により「福祉政治」、つまり生活保障をめぐる政治がクローズアップされている。日本の政治の変遷から、日本型の新しい生活保障の姿を探る。

参考書 『生活保障 排除しない社会へ』(岩波新書)11月20日刊行予定。(できればテキストとしてご準備下さい。)

宮本太郎(北海道大学大学院法学研究科教授)

1958年生。比較政治学、福祉政策論専攻。政治学博士。中央大学大学院法学研究科博士課程修了。1990年立命館大学法学部助教立命館大学政策科学部教授、ストックホルム大学客員研究員、スウェーデン労働生活研究機構客員研究員などを経て、2002年より現職。
 著書、編著に『福祉国家という戦略』(法律文化社)、『脱「格差社会」への戦略』(岩波書店)、『比較福祉政治』(早稲田大学出版部)、『市民社会民主主義への挑戦』(日本経済評論社)、『福祉政治』(有斐閣)などがある。