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「はじっこから東京を考える」

アンナと過ごした4日間」公開記念イベント開催


“控えめにいっても固唾を呑んだ。
大袈裟にいうなら、94分間、観ている間中、呼吸をしていた記憶がない。”
キネマ旬報 2009年10月下旬号より)
紀伊國屋書店初の映画配給作品「アンナと過ごした4日間」の公開にあわせ、イベントの開催が決定しました。
映画「アンナと過ごした4日間」公式サイト

アンナと過ごした4日間
公開記念舞台挨拶、トークショーのお知らせ
アンナと過ごした4日間」公開迫る!
スコリモフスキ監督初日舞台挨拶決定!!
■会場 渋谷:シアター・イメージフォーラム
■開催予定
◎10月17日(土)11:00の回 上映前
日舞台挨拶 イエジー・スコリモフスキ 監督
◎10月24日(土) 11:00の回上映後
トークショーVol.1
中原昌也氏(ミュージシャン)+山本均氏
◎10月31日(土)11:00の回上映後
トークショーVol.2
中条省平氏(学習院大学教授 )
■ご注意 ※トークショー、舞台挨拶のみの参加はできません。
■お問合せ シアター・イメージフォーラム TEL:03-5766-0114

界反貧困デーに「反貧困」の意思表示を!

10月17日は、恒例の「世界反貧困デー」です。昨年に引き続き、反貧困ネットワークでは集会を開き、「反貧困」の意思表示を行います。

反貧困ネットワーク
http://www.k5.dion.ne.jp/~hinky/

反貧困世直し大集会2009 〜ちゃんとやるよね?!新政権〜

【主催】反貧困ネットワーク
【日時】10月17日(土)13:00〜15:30(雨天決行・入場無料)

新政権発足から1ヶ月。日本はこれから本当によくなるのか?期待と不安が渦巻いています。

新政権からは、すでに母子加算の早期復活、障害者自立支援法後期高齢者医療制度の廃止が打ち出されています。

その流れを私たちは歓迎しつつ、その時期や内容についてはたくさんの心配もあります。

労働者派遣法の抜本改正はどうなるのか?人々の生活は本当に立て直されるのか?新政権はちゃんとやってくれるのか?それは、私たちの行動にかかっているのだと思います。去年に引き続き、世界反貧困デーに合わせて「反貧困世直し大集会」を行います。

【場所】
芝公園4号地(東京都港区)
都営三田線御成門駅」A1出口すぐ。
都営浅草線大江戸線「大門駅」A6出口徒歩6分。
東京メトロ日比谷線神谷町駅」3番出口徒歩7分
JR山手線「浜松町駅」徒歩12分。

スペシャルゲスト】
加藤登紀子さん(歌手)
ギュスターブ・アッサーさん(ソーシャル・ウォッチ・ベナン

【内容】
母子加算・派遣法・障害者自立支援法後期高齢者医療制度・・・注目される各分野からの当事者発言
政党政治家から
世界の貧困と日本の貧困・・・日本の貧困削減目標作成の呼びかけ
新政権に贈る集会宣言
貧困をなくすための意思表示「スタンドアップ」・・・みんなで反貧困メッセージをつくろう!
アフリカNGO活動家から日本の貧困問題へのメッセージ

映画に(反)対して ギー・ドゥボール特集
2009年10月17日 (土) - 2009年10月18日 (日)
お問い合わせ: 東京日仏学院 (03)5206-2500

シチュアシオニストの主要な理論家であり、68年5月革命を予見した書物として、世界中で翻訳され、現在に至るまで多くの読者をもつ『スペクタクルの社会』の作家、ギー・ドゥボール。「見世物的な」、スペクタクル的な社会に成り果てた消費社会の批判を基に、革新的で挑発的な国際同盟として組織されたシチュアシオニストたちのムーヴメントは、思考を路上で展開し、理論と実践を不可分としながら、50〜60年代の政治や美学の状況を転覆させ、68年5月の運動の流れを世界中に循環させるよう目指しました。ドゥボールはまた、20世紀を代表する偉大なアーティストであり、彼の書物、コラージュ作品、スローガン、フィルム、そしてその生き方さえもが創造活動でありました。東京日仏学院は、山形国際ドキュメンタリー映画祭と共催で、ドゥボールの映画全6作品を、日本で初めて特集します。上映後には、レクチャーやシンポジウムも行い、様々な角度からドゥボールについて考察します。

Guy Debord ギー・ドゥボール
1931-94 年。フランスの映画作家、革命思想家。52年に、最初の映画作品『サドのための絶叫』を発表。57年、シチュアシオニスト・インターナショナル(SI)を結成。67年に『スペクタクルの社会』を刊行し、68年「五月革命」の先駆者と目される。彼の活動は、映画制作、執筆にとどまらず、既存の広告、地図、小説、コミック雑誌の「転用」のみで成り立つ画文集など、境界を横断したさまざまな芸術表現に及ぶ。72年のSI解散後は、イタリア・スペインの革命運動と関わりつつ映画製作・著作活動を行うが、病を得て自殺。

東京日仏学院での上映作品
ギー・ドゥボール監督作品
『サドのための絶叫』(1952年)
『かなり短い時間単位内での何人かの人物の通過について』(1959年)
分離の批判』(1961年)
スペクタクルの社会』(1973年)
『映画〈スペクタクルの社会〉に関してこれまでになされた毀誉褒貶相半ばする全評価に対する反駁』(1975年)]
『われわれは夜に彷徨い歩こう、そしてすべてが火に焼き尽くされんことを』(1978年)

ギー・ドゥボール原案作品
ギー・ドゥボール、その芸術とその時代』(1978年)

山形国際ドキュメンタリー映画祭2009 
山形国際での上映については以下のページをご参照下さい。
YIDFF Official Site

先端社会研究所 2009年度シンポジウム「戦争が生み出す社会PartII」

■ 先端社会研究所シンポジウムのお知らせ

先端社会研究所では以下の通りシンポジウムを開催いたします。今年3月に開催された
国際シンポジウムに引き続き、本研究所の共同研究「戦争が生み出す社会」をテーマにし
た議論が行われます。

一般の皆様のご参加を歓迎いたします。多くの方々のご来場をお待ちしております。
なお、本シンポジウムに関するお問い合わせは先端社会研究所事務室までお願いします。


先端社会研究所シンポジウム「戦争が生み出す社会 Part II ─『見えない敵』への恐れと排除」

日時 2009年10月17日(土)13:00−16:00
場所 関西学院大学上ヶ原キャンパス図書館ホール

■概要
 2001年9月11日を契機として、いたるところで声高に叫ばれるようになった「テロとの戦争(War on Terror)」。それは「見えない敵」との常なる戦いを強いるものにほかならない。ポスト9.11の社会に暮らす人びとは、これまでのような国家と国家の交戦状態とは異なる「新たな戦争」を、まるで日常の一部として抱え込んでしまったようにすら思われる。

 感覚的にイメージされる敵の姿は、なにも凶悪な政治テロリストにかぎらない。より身近な日常生活のなかに蠢く「見えない敵」の姿に対しても人びとは脅威の念をいだき、なんとしてもその存在を排除/抹消しようと躍起になっている。

 だが、私たちに脅威を与えるテロリストとは、いったい誰なのか?彼ら/彼女らは、そもそもどこからやって来るのだろうか?平穏な日常生活を脅かす凶悪犯は、どこに潜んでいるというのだろうか?人びとが「見えない敵」について語る時、不思議なまでに、その恐ろしい/排除したい敵=他者の姿は実体としては曖昧なのだ。

 本シンポジウムでは、「9.11」以後の世界と日本の社会・文化的な変化を念頭に置きながら、日常化された「戦争状態」が「だれとの」あいだで「なにを賭けて」生きられているのかを、戦争と社会をめぐるこれまでの歴史を見据えながら議論する機会を持ちたい。

 現代社会を覆い尽くすかのようにすら思える「見えない敵」について、異なる世代に属する論客が語り合うことを通じて、戦争と社会との今日的な関係の特質を浮かび上がらせることを目指す。

■パネリスト

◎基調講演
 森 達也(映画監督/ドキュメンタリー作家)


コメンテーター
 鈴木 謙介 (関西学院大学社会学助教
 原口 剛 (日本学術振興会特別研究員/大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員)
司会 阿部 潔 (関西学院大学社会学部教授)
参加費 無料

プログラム

12:30−    開場/受付
13:00−13:15 司会挨拶/先端社会研究所所長メッセージ
13:15−14:15  基調講演 (森達也
       「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」
14:15−14:30  休憩
14:30−15:00 基調講演へのコメント (鈴木謙介/原口剛)
15:00−16:00  パネルディスカッション/フロアーとの質疑応答


http://asr.kgu-jp.com/list/?m=Detail1&id=85&cid=99

Seminar 43
西山雄二「大学において私たちは何を信じることを許されているのか?」
司会 : 芹沢一也
日時 : 2009年10月17(土)15時〜17時
場所 : Synodos 東京都世田谷区野沢
      (最寄り駅 東急田園都市線 駒沢大学駅
定員 : 7名 参加者募集中!
費用 : 7,500円

セミナー概要:高度資本主義と深く連関する知識基盤社会において、産業活動の活力として、国力増強の手段として大学が重要視されている。社会からある程度自立した大学の「孤独と自由」(フンボルト)を前提として、学問の宇宙を創造することはもはや困難である。「大学の理念とは何か」という認識論的な問いは、今日、「大学 は可能なのか」という存在論的な問いへと移行しているのだ。いわゆる「大学の危機」が数年来喧伝されているが、実は「危機」こそがもっとも劇的な仕方で勝ち組と負け組を生み出すのである。今日、大学は真理探究のための「合法的な争い」(カント)ではなく、生存競争にも似た戦争状態にあるとも言えるだろう。こうした大 学をめぐる現状と歴史的文脈を踏まえながら、本セミナーでは、主に哲学者の大学論を批判的に考察し、哲学の営みと大学の制度や理念との関係を問い直す。

西山雄二(にしやま・ゆうじ)1971年愛媛県松山市生まれ。神戸市外国語大学国際関係学科卒業、一橋大学言語社会研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、東京大学特任講師(グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」所属)。専門はフランス思想。著書に『異議申し立てとしての文学――モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性』(御茶の水書房)、編著に『哲学と大学』(未来社)、訳書にジャック・デリダ『条件なき大学』(月曜社)、映画作品に『哲学への権利―̵ 2;―国際哲学コレージュの軌跡』などがある。

http://kazuyaserizawa.com/seminar/index.htm#top

Tokyo Art School …東京に足りないものを考え、変えていくレクチャー・シリーズ
◎「はじっこから東京を考える」…2009年10月17日(土) 
坂口恭平(建築探検家)
萱野稔人(津田塾大学学芸学部国際関係学科准教授・哲学者)

概要:各回13:00〜16:00(開場12:30)
会場:ヒルサイドプラザ(東京都渋谷区猿楽町29-10)ほか都内各地 
定員:各回100名(要予約・先着順)
入場料:各回一般1,000円、学生/AITメンバー800円 ※当日受付にて支払い

開催: 08/23/2009〜02/20/2010
主催者: 東京都/東京文化発信プロジェクト室(財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]

https://bh-project.jp/artpoint/lectureform/
http://event.telescoweb.com/node/10018