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「“吉本隆明の時代”から“1968年の革命”へ」

最新号 特集 パターナリズムと公共性定価[800円+税]

パターナリズムが私たちを自由にする?! ……ワンクリック・パターナリズムの時代の倫理と行動

●人間の合理性とパターナリズム  瀬戸山晃一(大阪大学留学センター准教授)

…… 規制やルールに埋め込まれているパターナリズムパターナリズムを所与のものとして捉えたうえで、どういうパターナリズムを私たちは選択すべきか。公共性の概念と照らし合わせながら検討します。

●「同意」はバターナリズムを正当化できるか。  樋澤吉彦(長野大学社会福祉学部福祉学科専任講師)

……パターナリズムは、「自己決定」を支えるための必要不可欠な要素ではないか。この仮説のもとに、ソーシャルワークという実践活動から、パターナリズムの可能性について考察します。

●〈鼎談〉幸福とパターナリズム……自由、責任、アーキテクチャ 大屋雄裕名古屋大学大学院法学研究科准教授)×北田暁大東京大学大学院情報学環准教授)×堀内進之介(現代位相研究所首席研究員)

……生活環境を「快適」にさせる善意のシステムがパターナリズムではないか。自由と規範、自己責任と承認、アーキテクチャの権力といったキーワードを手掛掛かりに、現代の幸福感との関わりからパターナリズムの本質に迫ります。

●特別企画「アール・ブリュット パッション・アンド・アクション」より
よく喋る - おおやにき
http://trickystar.blog59.fc2.com/blog-entry-120.html
雑誌『談』編集長によるBlog : 『談』no.83 特集 「パターナリズムと公共性」が12日に発行になります。

坂本龍一 ライブ・フィルム・アーカイブ」にて、『out of noise』の世界最速、先行試聴会を開催!
現在、シアターN渋谷で開催中の「坂本龍一 ライブ・フィルム・アーカイブ」にて、『out of noise』の世界最速、先行試聴会が開催されます!
劇場サイズのスピーカーで流される『out of noise』の断片。"坂本龍一JAPAN TOUR 05"の上映とあわせて、是非この機会にお楽しみください。
●開催日時●
09年2月12日(木) 21:10 〜 "坂本龍一JAPAN TOUR 05"上映
上映後、『out of noise』試聴会(進行:國崎晋[Sound&Recording Magazine編集長] )
当日一般1,800円/大学生1,500円/シニア1,000円(上映+視聴会込みの価格です)
整理番号制・DLP上映
その他、詳細はコチラ
シアターN渋谷 : http://www.theater-n.com/movie_ryuichi.html

【d-log.030_1: セミナーのご案内】
[日時]2 月 12 日 (木)19:00〜21:00< 受付開始 18:45 >
[テーマ]『自律進化するデータベースはつくれるか』
[対談者]
長尾真 氏(情報工学研究者/国立国会図書館長)×池上高志 氏(複雑系研究者/東京大学教授)

[プロフィール]

長尾 真(ながお・まこと) 
 
1936年生まれ。工学博士。1959年京都大学工学部電子工学科卒業。京都大学総長、国立大学協会会長、独立行政法人情報通信研究機構理事長などを経て、2007年より国立国会図書館長。情報工学、特に画像及び言語という情報メディアを用いた知的な情報処理に関する研究において世界をリードする顕著な業績を挙げ、パターン認識、画像処理、自然言語処理機械翻訳電子図書館等の分野の発展及び学術振興に多大な貢献をしたことにより2008年度文化功労者に選出される。研究者として初の国立国会図書館長であり、就任時より「知識はわれらを豊かにする」という理念を掲げ、公務にあたっている。

池上 高志(いけがみ・たかし) 

1961年生まれ。理学博士。1984東京大学理学部物理学科卒業。京都大学基礎物理学研究所学振研究員(PD)、神戸大学自然科学科助手、東京大学教養学部広域科学科・同大学院総合文化研究科広域システム科学系准教授を経て、2008年より同教授。専門は複雑系の数理/人工生命。複雑系は、要素還元的では理解できない問題に対し構成論的なアプローチで迫ろうというものであり、その対象はおもに生命、意識。最近は、油滴を水溶液中にたらした時に観察される油滴の自発的運動と目的論的運動の発生を実験・理論両方から研究。また知覚における主観的な時間の構造について、主にコンピュータシミュレーションをもとに考察。原生命的な現象と、人のみが持つと思われがちな心や意識をつなげて考えよう、という問題意識を常に持っている。

■■お申し込み方法■■

ご参加希望の方は下記URLの申込みフォームよりお申込みください。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

エラー

vol.69 2月12日 (木)18:30〜20:30
伊東ゼミ「日本民衆話芸の原点・節談説教」シリーズ第1弾 祖父江省念の足跡
講師 伊東乾/祖父江佳乃(ビデオ/祖父江省念ほか)
主催 フォーラム神保町
会場 千代田区神田神保町3-1-6日建ビル9階(専大前交差点角)
落語、講談、浪花節など、日本の民衆話芸共通の原点である浄土真宗の節談説教(ふしだんせっきょう)とその表現を深堀りするシリーズ。
日時 2月12日(木)18:30〜20:30
テーマ ※1970年代に永六輔小沢昭一らと節談復興の立役者となった祖父江省念師(そぶえしょうねん1909-1995)の足跡を、実演録画の再生を含めてたどる。

【定員】 15名
【会場】 千代田区神田神保町3−1−6日建ビル9階(専大前交差点角)
【アクセス】 地下鉄の都営新宿線三田線 営団半蔵門線で《神保町駅》下車、A1出口を出ると「専大前」の交差点になります。
その横断歩道を渡って、交差点角の城南信金庫隣りのビル。徒歩1分。
1階が喫茶店「珈琲館」で、その脇に階段があり、エレベーターで9階へ。
駐車場はございません。
http://www.forum-j.com/bana026.html

八重洲ブックセンター 特別講座
勝間和代さん×『日経マネー』鈴木編集長トークショー
 本当に役立つ!資産形成と確定申告
日 時:2月12日(木) 19:00〜20:30(開場18:30)
会 場:八重洲ブックセンター 本店8階ギャラリー
募集人員:100名(申込先着順)
参加費:無料
申込方法:申込書に必要事項を明記の上、1Fレファレンスコーナーまで。
申込用紙は同コーナーに用意しております。また、電話 03-3281-7797 にても承ります。
主 催:八重洲ブックセンター /協 賛:日経BP出版センター
http://www.yaesu-book.co.jp/events/index.html#katsuma-suzuki

『さよなら下流社会』出版記念「クリエイティブにのびのび生きよう!」

お金や肩書きよりも大切なものがある!
競争社会とはちがう価値観で生き始めた15人の若者にスポットを当てた単行本『さよなら下流社会』の大出版パーティー&交流会! のびのび楽しく生きたい人はみんな集まれ!
【出演】松本哉素人の乱)、鈴木謙介社会学者)、『さよなら下流社会』に登場する人たち
主催:ワーカーズコープアスラン

Open 18:30 / Start 19:30
¥800(飲食代別)当日のみ
※22:00から「素人の乱ネットラジオ中継もあり!
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JUNKU連続トークセッション
2009年2月12日(木)19:00〜
吉本隆明の時代』(作品社)刊行記念
すが秀実×上野昂志
「“吉本隆明の時代”から“1968年の革命”へ」
会場:ジュンク堂書店池袋本店4階喫茶室
入場料:1000円(ドリンク付)
定員:40名

吉本隆明の時代』(作品社)刊行記念
吉本隆明の時代”から"1968年の革命”へ
絓 秀実 × 上野昴志
■2009年2月12日(木)19時〜

六十年安保以後、あるいは現在においてもなお、日本の「知識人」の代表的存在と見なされ「戦後最大の思想家」とさえ評される吉本隆明は、どのようにそのヘゲモニーを確立していったのか。”吉本隆明の時代”から”1968年の革命”に至る50〜60年代日本の政治/思想/文化的パラダイムを総覧し、吉本の「勝利」がいかなるものであったのかを検証する。「知の巨人」の実像に迫る、スリリングな討論!

《講師紹介》
絓 秀実(すが・ひでみ)
1949年生まれ。文芸評論家・近畿大学国際人文科学研究所教授。学習院大学中退。著書に『吉本隆明の時代』、『革命的な、あまりに革命的な』、『JUNKの逆襲』(以上作品社)、『1968年』(ちくま新書)、『「帝国」の文学』(以文社)、『増補 詩的モダニティの舞台』(論創社近刊)他多数。編書に『ネオリベ化する公共圏』(明石書店、共編)、『思想読本11 1968』(作品社)など。

上野昴志(うえの・こうし)
1941年生まれ。評論家・日本ジャーナリスト専門学校校長。東京都立大学大学院博士課程修了。中国文学専攻。著書に『戦後60年』(作品社)、『写真家東松照明』(青土社)、『映画全文 一九九二〜一九九七』(リトルモア)、『戦後再考』(朝日新聞社)、『肉体の時代』(現代書館)、『鈴木清順全映画』(立風書房)、『巷中有論』(白夜書房)、『魯迅』(三一書房)、『沈黙の弾機』(青林堂)他多数。

受付:1階案内カウンターにて。電話予約も承ります。
TEL: 03-5956-6111
http://www.tssplaza.co.jp/sakuhinsha/book/sugaueno.htm
http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk.html#20080212ikebukuro