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「ローマ亡き後の地中海世界」

2月6日:三省堂神保町本店ミッドナイトセッション
「『現代思想』をめぐる対話 第一回金融恐慌について」
現代思想』編集長 池上善彦さん×ゲスト 長原豊さん

【日時】2009年2月6日(金) 開場:20:00〜 開始:20:30〜
※閉店後の開始です。運営の関係上20:15までに4階売場までお越しください。
【会場】三省堂書店神保町本店 4階特設会場

参加ご希望のお客様先着30名様に整理券を配布しております。尚、当日参加費として500円いただきます。

【お問い合わせ】三省堂書店神保町本店 4階 03-3233-3312(代) 10:00?20:00

http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2009/01/26.html

【関連イベント】シンポジウム「ディアスポラの力を結集する―ギルロイスピヴァク、ボヤーリン兄弟」
Date:2009年2月6日(金)13:00-18:00
Place:東京麻布台セミナーハウス・大会議室[地図]
【開催趣旨】
ユダヤディアスポラの思想経験から近代世界を乗り越えることを試みた画期的な一書、ジョナサン・ボヤーリン&ダニエル・ボヤーリン著『ディアスポラの力――ユダヤ文化の今日性をめぐる試論』(赤尾光春・早尾貴紀訳、平凡社、2008年)が翻訳刊行されました。

同書は、二千年来のディアスポラ経験を通じて発展したユダヤ文化を多面的に論じることで、近代国家の国民主義と領土主義を根底から批判するものとなっています。しかし、ユダヤ研究にとどまらず、人類学やジェンダー論や現代哲学やカルチュラル・スタディーズなど多岐にわたるボヤーリン兄弟の議論の射程は、私たち訳者二人によってもなお十分に理解し尽くせるものではありません。

他方ここ数年、「ディアスポラ」という問題視角は人文諸科学で、とりわけポストコロニアリズムの研究分野で広く共有されつつあり、ボヤーリン兄弟の問題意識と共鳴し合う仕事の日本語への翻訳も相次いでいます。そうしたなかで、ボヤーリン兄弟が論及しているポール・ギルロイおよびG・C・スピヴァクの大著の翻訳労作(『ブラック・アトランティック』および『ポストコロニアル理性批判』、ともに月曜社刊)は画期的なものでした。

ボヤーリンの翻訳刊行を期に訳者である赤尾と早尾は、これらの先行する労作の力を借り、それらを重ねて読み込むことで、ユダヤディアスポラ論の理解を深めると同時に、ギルロイスピヴァクの翻訳紹介に携わってこられた研究者の方々に、ボヤーリン兄弟をどのように読むのか、その読解可能性を開いていただきたいと考えました。

このシンポジウムでは、ギルロイ『ブラック・アトランティック』の訳者である鈴木慎一郎氏と上野俊哉氏、また別のギルロイの訳を進められている浜邦彦氏、スピヴァクポストコロニアル理性批判』の訳者である本橋哲也氏、スピヴァクと親交が深く招聘やインタヴューもされている鵜飼哲氏、ユダヤ思想研究を中心に領域横断的な研究をされている合田正人氏にご参加いただきます。

主催:赤尾光春・早尾貴紀(プロフィールは下記参照)
料金:参加無料/一般公開

【開催内容】

第一セッション
ユダヤディアスポラとブラック・アトランティックの出会う形」
鈴木慎一郎、浜邦彦、合田正人、赤尾光春(=司会兼)

第二セッション
ディアスポラサバルタンの位相」
本橋哲也、鵜飼哲上野俊哉早尾貴紀(=司会兼)

【当日参考文献】
ジョナサン・ボヤーリン&ダニエル・ボヤーリン『ディアスポラの力――ユダヤ文化の今日性をめぐる試論』(赤尾光春・早尾貴紀訳、平凡社、2008年)
ポール・ギルロイ『ブラック・アトランティック――近代性と二重意識』(上野俊哉鈴木慎一郎毛利嘉孝訳、月曜社、2006年)
G・C・スピヴァクポストコロニアル理性批判――消え去りゆく現在の歴史のために』(本橋哲也・上村忠男訳、月曜社、2003年)

【参加者プロフィール】
赤尾光春(大阪大学):編著『ディアスポラから世界を読む』(明石書店=近刊)、訳書ボヤーリン兄弟『ディアスポラの力』(平凡社)、他。
早尾貴紀東京大学UTCP):主著『ユダヤイスラエルのあいだ』(青土社)、訳書ボヤーリン兄弟『ディアスポラの力』(平凡社)、他。
鈴木慎一郎信州大学):主著『レゲエ・トレイン』(青土社)、訳書ギルロイ『ブラック・アトランティック』(月曜社)、他。
上野俊哉和光大学):主著『ディアスポラの思考』(筑摩書房)、訳書ギルロイ『ブラック・アトランティック』(月曜社)、他。
浜邦彦(早稲田大学):編著『ディアスポラと社会変容』(国際書院)、訳書ネグリ&ハート『帝国』(以文社)、他。
合田正人明治大学):主著『レヴィナス』(ちくま学芸文庫)、訳書レヴィナス存在の彼方へ』(講談社学術文庫)、他。
本橋哲也(東京経済大学):主著『ポストコロニアリズム』(岩波新書)、訳書スピヴァクポストコロニアル理性批判』(月曜社)、他。
鵜飼哲一橋大学):主著『主権のかなたで』(岩波書店)、訳書デリダ『友愛のポリティックス』(みすず書房)、他。
【関連イベント】シンポジウム「ディアスポラの力を結集する―ギルロイ、スピヴァク、ボヤーリン兄弟」 | Events | University of Tokyo Center for Philosophy

日本橋店〜「ローマ亡き後の地中海世界」(新潮社)刊行記念〜塩野七生さんサイン会

日本橋店 3F特設会場
2009年2月6日(金) 18 :30〜
定員100名様 要整理券(電話予約可)
*整理券の配布は終了いたしました。

開催案内「ローマ亡き後の地中海世界」(新潮社)刊行記念 塩野七生さんサイン会

参加方法 対象書籍をお買い上げの先着 100 名様に和書売場各階カウンターにて整理券を配布いたします。(定員になりしだい配布終了とさせていただきます)

対象書籍 : 「ローマ亡き後の地中海世界」(上) 
新潮社 税込み 3,150 円
下巻は 2009 年 1 月 30 日頃発売予定
丸善 日本橋店

14歳の世渡り術(河出書房新社) × ジュンク堂書店新宿店

「14歳の世渡り術」シリーズの著者たちが、世渡り術を教えるためにジュンク堂に出張講座。シリーズの本を教科書に「中高生のための世渡りの授業」を開催する連続企画です。もちろん大人も大歓迎!
第5回担任 豊粼由美 『勝てる読書』
今回の新刊は面白い本がわからない中高生諸君のためのブックガイド。ユニークなテーマ別に今読むべき本を紹介!ガイドを活用するためのさらなるガイド会を豊粼先生みずから行います。

トークセッション 14歳のための公開授業
■2月6日(金)19:00〜8F喫茶にて
授業料 無料 定員50名
8階カウンターにて「勝てる読書」(河出書房新社/1月22日発売)をジュンク堂書店新宿店にてお買上げのお客様に、整理券をお渡しします。
☆サイン会
■2月6日(金)20:00〜 8F喫茶にて
定員100名
8階カウンターにて「勝てる読書」(河出書房新社/1月22日発売)をジュンク堂書店新宿店にてお買上げのお客様に、整理券をお渡しします。

※公開授業、サイン会はどちらかだけのご参加も可能です。
お問い合わせ ジュンク堂書店新宿店 03(5363)1300
http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk-shinjyuku.html#20090206shinjuku

超左翼マガジン『ロスジェネ』第2号出版記念イベント
全国のロスジェネ諸君! 今こそ団結せよ!
今、話題の超左翼マガジン『ロスジェネ』第2号を記念してイベント開催が決定しました。詳細は近日発表予定。

【出演】
大澤信亮(「ロスジェネ」「フリーターズフリー」/文芸評論家)
増山麗奈(「ロスジェネ」/反戦アート集団「桃色ゲリラ+」主宰)
栗田隆子(「フリーターズフリー」/女性と貧困ネットワーク呼びかけ人)
浅尾大輔(「ロスジェネ」編集長/予定)

阿佐ヶ谷ロフト
2009年2月6日(金)
OPEN 18:30 / START 19:30
http://losgene.org/