河村書店

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「植物」をエクス・フォーメーション(未知化)せよ!

戦争反対――――占領終結 ガザ攻撃に抗議する
日時:1月18日(日)午後2時〜5時(開場1時30分)
会場:ラパスホール(東京労働会館ホール)
ラパスホール
東京都豊島区南大塚2−33−10
電話03−5395−3171
JR大塚駅南口徒歩7分
地下鉄丸の内線新大塚駅徒歩7分
参加費:500円

映画:「レインボー」
講演:私たちに何ができるか  
岡真理さん(現代アラブ文学、京都大学准教授)
http://www.h.kyoto-u.ac.jp/staff/223_oka_m_0_j.html

主な著書:
『記憶/物語』(岩波書店、2000年)
『彼女の「正しい」名前とは何か――第三世界フェミニズムの思想』(青土社、2000年)
『棗椰子の木陰で―第三世界フェミニズムと文学の力』(青土社、 2006年)
『アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房、2008年)

研究テーマ:
エドワード・サイートが「オリエンタリズム」と命名した、世界を「西洋」と「西洋」ならざる世界に二分し、両者のあいだには本質的かつ絶対的差異(世界差)があるとするような思想を批判し、こうした「世界差」が例えば第一世界における第三世界の女性をめぐるフェミニズムの言説や、文学作品における第三世界表象、そして第三世界の文学作品の読みという具体的実践においていかに生産・再生産され、いかなる政治的効果を発揮しているか、そうした認識や実践が植民地主義の歴史とどのように関係しているかについて分析、考察する。また、パレスチナ問題について、ガッサーン・カナファーニーをはじめとするパレスチナの作家の思想をプリーモ・レーヴィなど西洋の作家たちの思想に接続することで、「難民」を近代の思想問題として捉え直すことで、「パレスチナ」を普遍的な思想的課題として考究する。

パレスチナで起きていることを私たちは知らないわけではない。知ろうと思えばいくらでも知ることができる。世界の無関心がパレスチナ人に対する殺戮を可能にしているのだという言葉は、単にパレスチナ人が殺されるのを世界が放置しているというだけでなく、このような歴史的文脈において、より根源的に解されねばならないだろう。他者の命に対する私たちの無関心こそが殺人者たちにシニシズムを備給し、彼らが他者を殺すことを正当化し続けるものとして機能しているのである。/だとすれば、パレスチナ人が人間の尊厳を否定され、日々殺されゆくことの『あってはならなさ』を描くとは、このシニシズムに抗して、世界に抗して、人間一個の命の大切さを語ることにほかならない。」(岡真理『アラブ、祈りとしての文学』より)

1月は、ヤン・クドラーチェクが描いていることで有名なチェコの絵本『ゆきのおうま』(ミレナ・ルケショヴァー作/千野栄一訳)のほか、武田百合子の『富士日記』や、片山廣子の『燈火節』から「新年」など、日本の作家の新年にまつわるエッセイをいくつか朗読する予定です。

2009年1月18日(日)15:00〜16:00(開場14:00)
料金:500円+オーダー
要予約(定員13名)
予約は当日まで、メール・電話・店頭にて受け付けます。
メール:bar_dasenka@yahoo.co.jp
(@を半角に変えて下さい)
電話:03-5269-6151

お店は14時から開いておりますので、ランチをとってからカタリココを聴くこともできます。直前は混み合いますので、開始前のお食事を御希望のお客様は14:30までにおいで下さい。

大竹昭子
1979年から81年までニューヨークに滞在、文筆活動をはじめる。 ドキュメント、エッセイ、小説、写真評論と超ジャンルで執筆。最新刊は自身がセレクトした写真100点に短文をつけた『この写真がすごい2008』(朝日出版社)。ほかに『アスファルトの犬』『眼の狩人』『図鑑少年』『きみのいる生活』など、多くの著書がある。 2007年よりゲストとトークをしながら互いの著書を朗読する<カタリココ>を開催、「だあしゑんか」での<カフェ・カタリココ>は、ひとり語りのみで構成するソロ・ヴァージョンである。
大竹昭子ブログ(紀伊国屋書店「書評空間」内)
だあしゑんか チェコ料理・ビール・絵本 ├カフェ・カタリココ

札幌弁護士会 憲法市民講座 「現代日本の貧困と格差を考える」― ビンボーなのはボクのせい? ―
北海道現状報告
北海道新聞社「ぼくらに、希望を」取材班

講 演:「現代の若者の労働問題」
講 師: 本田 由紀 先生

日 時: 2009年01月28日(水) 午後18:00〜
場 所: 教育文化会館 小ホール
札幌市中央区北1条西13丁目 TEL:011-271-5821
入場料: 無料
主 催: 札幌弁護士会
連絡先: 札幌弁護士会
〒060-0001 札幌市中央区北1条南10丁目 札幌弁護士会館7階
TEL.ゼロイチイチ-281-2428(代表)

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『Ex-formation 植物』(平凡社)刊行記念
原研哉公開ゼミナール
「植物」をエクス・フォーメーション(未知化)せよ!
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■2009年1月18日(日)18:30〜20:00(開場18:00〜)
■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
■定員:120名様
■入場料:税込500円 
■電話予約&お問い合わせ電話:
青山ブックセンター本店・03-5485-5511
■受付時間: 10:00〜22:00
■受付開始日:2008年12月5日(金)10:00〜
トークショー終了後にサイン会を行います。
サイン会対象書籍:『EX-formation 植物』