河村書店

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「生/性と権力の制度を読み解く」

丸の内本店~アスペクト『弾言』刊行記念~小飼弾さん、勝間和代さんトークショー&サイン会
丸の内本店 3F 日経セミナールーム 2008年11月7日(金)19:00~(18:30開場)
定員100名様 要整理券 *整理券の配布は終了しました。
開催案内 アスペクト『弾言』刊行記念 
小飼弾さん、勝間和代さんトークショー&サイン会

参加方法 『弾言』(アスペクト 刊)をお買上のお客様、先着100名様に和書売場各カウンターにて整理券をお渡ししております。 整理券がなくなり次第、終了とさせていただきます。

お問合せ先 丸の内本店 和書グループ
100-8203 千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾショップ&レストラン1~4階 Tel : 03-5288-8881

台灣におけるアカデミズムの現在と日本

二千三百万人の人口に百六十三もの高等教育機関がひしめく台湾で、日本関係学科を中心に日本人が専任職員として就職するケースが増えている。本公演は、いわゆる「学術交流」の対象としてだけでなく、凋落する日本の人文学分野の若手研究者への「受け皿」としての要素を加味した台湾のアカデミズムの特徴を分析し、日本の人文学分野とのかかわりを含めた将来を展望する。

本講演のあと、台湾大学國際交流処の留学生担当職員と日本人現役留学生による台湾大学(大学院)留学への特別ガイダンスを準備しています。奮ってご参加ください。

日時: 2008年11月7日(金)13:00-
場所: 東京大学駒場キャンパス101号館2階 研修室
講演者: 佐藤将之(国立台湾大学哲学系助理教授)
使用言語:日本語 入場無料、事前登録不要
〈講演者プロフィール〉
1965年神奈川県川崎市生まれ。青山学院大学國際政経学部卒。台湾大学政治学修士)、ソウル大学政治学修士)を経て、オランダ・ライデン大学にて哲学博士。2002年より現職。専門は中国古代思想。近年、日本の中国思想研究衰退に深い危惧の念をいだき、若手研究者生き残りの方法を提示した「職業としての中国思想研究――ワーキングプア化する若手研究者」一文が、関連分野の学者の間や学会で大きな波紋を呼び、若手研究者の広い共感を受けている。

http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2008/11/post_33/

ツィメルマン:講演会のお知らせ
ツィメルマンルトスワフスキ 「ピアノ協奏曲」について語る

ゲスト:クリスチャン・ツィメルマン
(ピアニスト/ルトスワフスキ作曲ピアノ協奏曲世界初演者)
モデレーター:岡部真一郎 (音楽学者/明治学院大学教授)

日 時 : 11月7日(金) 18:30~ (20:30終了予定) 
場 所 : 明治学院大学 内 (全席自由)
定 員 : 300名
締切り: 10月24日(金) 12:00必着

<お問合せ> ジャパン・アーツお客様サービス部:
03-3499 - 9670 (月曜~金曜 10:00~18:00)

<応募方法> [お名前] [ご住所] [ (日中連絡のとれる) 電話番号] を明記の上、
Eメール 又は FAX で送り下さい。            
Eメール: lecture(あっと)japanarts.co.jp
FAX: 03-3498-0008

*応募者多数の場合は抽選させていただきます。
*当選者の方には11月1日までに詳細をご連絡いたします。
*講演会は通訳つきです。

1988年8月、ザルツブルク音楽祭で作曲者本人の指揮、クリスチャン・ツィメルマンのピアノで世界初演されたルトスワフスキ作曲「ピアノ協奏曲」。今年は“世界初演から20年”という節目の年にあたります。
初演時にツィメルマンルトスワフスキ氏と交わした「この作品を世界各地で演奏します」という<約束>、また作曲家自身の「現代音楽という枠でこの作品をとらえないで欲しい、いわゆる“通常”のコンサートプログラムに入れて欲しい」という<願い> が、いよいよ11月に日本でも実現します。

主催:明治学院大学、日本アルバン・ベルク協会 
協力:ジャパン・アーツ
ツィメルマン:講演会のお知らせ: ピアニストの素顔

豊崎由美ミルキィ・イソベ トークショー

「触覚思考―紙と本の素敵な関係」 〈できたて『正直書評。』&『造本解剖図鑑』刊行記念ですよぉー〉
真っ正直書評家・豊崎由美装幀家ミルキィ・イソベのイケイケ対談!紙と本の素敵な関係を解説しつつミルキィ・イソベ豊崎しゃちょーを解体する?!
司会:今野裕一 

2008年11月7日[金]19時開演
1200円(展覧会入場料込)

ご予約&お問合せはパラボリカ・ビス 
tel:03・5835・1180
展覧会詳細・メールでのご予約・お問合せはこちら
http://www.yaso-peyotl.com/

Title:UTCPワークショップ「生/性と権力の制度を読み解く」
Date:2008年11月7日(金)16:30-
Place:東京大学駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム1[地図]
使用言語: 日本語
入場無料,事前登録不要

【プログラム】
後藤絵美(日本学術振興会/UTCP)
  「誰のためのヴェールか――現代エジプトにおける宗教言説の変容――」
木村朗子津田塾大学
  「文学というアポクリファ――日本中世宮廷社会の性の配置から――」
萱野稔人津田塾大学
  「生-権力と国民国家のあいだ――フーコーレイシズム論――」

コメンテーター:市野川容孝(東京大学
司会:内藤まりこ(東京大学大学院博士課程/UTCP)

【ワークショップ趣旨】
  社会が再生産を基盤とするものであるかぎり、「生」は「性」の問題として、権力と不可分に結びついている。「生/性」が、人々を有能/無能者に振り分ける権力装置であるとして、ならば無能であることを根拠に、特定の帰属意識を共有しない共同体の可能性を模索することは可能だろうか。本ワークショップでは、こうした「生/性」と権力との関わりをめぐって、特定のアイデンティティを共有する国民によって成立する近代国家の問題を射程に置きつつ、それを異なる社会構造の枠組みから照射することを試みる。たとえば、近代以前の社会における性の配置や、現代社会の宗教(イスラーム教)と「生/性」との関わりを、その可能性を開くものとしてみてみたい。とくに、「生/性」と権力との関わりをめぐって、それまでとかくロマン化されて語られることの多かった前近代やイスラームといった対象を、それとは異なる語りによって現代的な課題と切り結ぶことができればと思う。
  パネリストとして、暴力という視座から国家と権力との関わりを考察されてきた萱野稔人氏(津田塾大学)、文学テキストの分析を通して、日本中世における性の配置を権力の問題として論じられている木村朗子氏(津田塾大学)、エジプトにおけるヴェールの問題を研究されている後藤絵美氏(日本学術振興会/UTCP)にご発表いただく。

【発表者の主要な論考】
萱野稔人: 『国家とはなにか』(以文社、2005年)、『カネと暴力の系譜学』(河出書房新社、2006年)、『権力の読み方−状況と理論』(青土社、2007年)、『「生きづらさ」について−貧困、アイデンティティナショナリズム』(雨宮処凛との共著、光文社、2008年)
木村朗子: 『恋する物語のホモセクシュアリティ−宮廷社会と権力』(青土社、2008年)、『乳房は誰のものか』(新曜社、2008年秋刊行予定)
後藤絵美: 「クルアーンとヴェール:啓示の背景とその解釈について」『日本中東学会会報』(第19巻1号、2003年)、「アムル・ハーリドと「信仰のヒジャーブ」−現代エジプトにおけるヴェール言説とその変化について」『日本中東学会年報』(第23巻2号、2008年)
UTCPワークショップ「生/性と権力の制度を読み解く」 | Events | University of Tokyo Center for Philosophy

「黄牛田 大トーク
11月7日(金) 21:00〜『NOISE』上映終了後
中国社会に対する異議申し立て? 連帯と自由のドキュメンタリー制作について来日ゲストによる徹底討論。

朱日坤(ジュウ・リークン)
インディペンデント映画の製作と上映や流通などを幅広く手がけるプロデューサー・映画評論家。今年、北京郊外のアーティスト村・宋庄で自主運営の映画館をオープン。故郷の村名をグループ名にとった、黄牛田電影の代表。

王我(ワン・ウォ)
1967 年河北省生まれ。幼年時代を電力発電所で過ごす。ほどなく町に移り住み美術の勉強をするようになる。1984年から1991年は発電所で働き、1991年から1995年は中央工芸美術院で学ぶ。卒業後、グラフィック・デザイナーとして広告業界の仕事をし、1998年より再び大学に戻り修士号を取得。その後デザイン会社に務めながら劇映画『Matou Street』を制作し、韓国の映画祭に招待される。ドキュメンタリー『外面』(2005)、『NOISE』で自己表現の新たな方法を発見する。
◎上映とトーク 11.7(金)21:00『NOISE』

徐辛(シュウ・シン)
1966年江蘇省生まれ、現在南京在住。1991年に江蘇教育学院美術学部卒業。油絵や写真等の美術分野で国内外の美術展に招かれる。2000年にドキュメンタリー制作を始める。作品は『Ma Pi』(2002)、『Carriage』(2004)、『Fangshan Church』(2005)、『火把(たいまつ)劇団』。中国社会の周縁や底辺に位置する人々を主題とする。ドキュメンタリーを作ることは歴史の創造に関わること、と考える。
◎ 上映とトーク 11.5(水)20:00『火把劇団』

劉高明(リュウ・ガオミン)
1972年江西省生まれ。1992年より大学で油絵や写真を勉強する。1997年、グラフィック・デザイナーとして仕事を開始し、2001年には自分の会社を興す。2005年に初めてのドキュメンタリー作品『排骨』が完成。中国広州のGZDOCやカナダ・ホットドックス映画祭で上映される。現在深圳に生活のベースを置く。
◎ 上映とトーク 11.7(金)18:40『排骨』

前田佳孝(プログラム・コーディネート協力)
1984年生まれ。高校卒業後、映画美学校に入学。王兵の『鉄西区』に影響され中国へ留学。2年間の語学勉強の後、北京電影学院に入学、監督科に在学中。中国のドキュメンタリー作家を追ったドキュメンタリーを制作している。

趙大勇(ジャオ・ダーヨン)
1970年遼寧省生まれ、現在広州在住。1992年魯迅美術学院油絵科卒。1992〜1995年北京でアーティストとして暮らした後、1995〜1999年は広州で広告の仕事をする。1997年より美術雑誌など様々な活動をする。2002年より雲南省でドキュメンタリーを制作し、2007年に『南京路』を発表。最新作は『廃城』(2008/180分)で、第五回中国ドキュメンタリー映画祭でグランプリを受賞した。
◎ 上映とトーク 11.6(木)20:30『南京路』

ゲスト!中国★紀録電影の20年 - DDS2008