河村書店

人文系イベント紹介サイト

ファッションと映画を通して記憶をたぐる

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ゼロ年代の想像力』(早川書房)刊行記念
宇野常寛トークショー ゲスト:中森明夫 

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■2008年8月30日(土) 19:00〜(開場18:30〜)
■会場:青山ブックセンター本店・カルチャーサロン青山
■定員:120名様
■入場料:1,000円(税込) チケット制

※チケット制 (注意事項については下記を必ずご確認下さい)

■チケット販売方法:
青山ブックセンター本店店頭または、青山ブックセンターオンラインストアにてお求め下さい。
※チケット販売について
・店頭販売は、青山ブックセンター本店のみの取り扱いとなります。
・チケットのお取り置きは行っておりませんのでご了承ください。
・チケット1種類につき、お一人様3枚までとさせていただきます。
・ご購入後のキャンセル・返金はお受けできません。予めご了承下さい。

■チケット発売開始日:発売中
※8月23日(土)10:00より電話予約開始!
 電話予約の方は当日の精算となります。

■お問い合わせ電話:
青山ブックセンター本店・03-5485-5511
■受付時間:10:00〜22:00
(※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意下さい。) トークショー終了後にサイン会を行います。

中森 明夫
コラムニスト、編集者。1960年生。紙媒体以外でも、テレビドラマの原作、
アイドルプロデュースなど多方面で活躍。「おたく」「チャイドル」の命名者としても知られている。

宇野常寛
評論家。1978年生。企画ユニット「第二次惑星開発委員会」主宰。批評誌編集長。戦後文学からコミュニケーション論まで、幅広い評論活動を展開する。

ゼロ年代の想像力』 宇野常寛:著 早川書房:刊 価格:1,890円(税込) 発売中

引きこもり、格差社会、グローバリゼーション――私たちの生きる社会と、そこから生まれる物語の想像力は何を描き、語ってきたのか――。そして、この乾いた世界で私たちはどう生きていくべきか――。停滞する批評を更新す、決定的な一歩。イベントの詳しい内容や最新情報は青山ブックセンターのウェブサイトに載っています。ぜひご覧下さい!!
『ゼロ年代の想像力』著者、宇野常寛のトークショーが青山ブックセンターにて開催 - 書籍ニュース : CINRA.NET

asahi.com(朝日新聞社):ゼロ年代の批評 待たれる二分法越えた議論 - 文化トピックス - 文化

情報発信メディアと男女共同参画の視点:ミニコミからインターネットまで 多様な取り組み事例から

男女共同参画メディアネットワーク+デルタG
国立女性教育会館 男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム 

日時:2008年8月30日(土)午後4時〜6時
場所:国立女性教育会館http://www.nwec.jp/) マルチメディア研修室

【概要】

コミュニケーション空間における葛藤――発言者に対する一貫性や可視性への要請と、安定した一貫性に回収されない交流への欲望との――は、決して珍しくはない。だが、性的マイノリティの存在主張に関して、「クィア」の視点をとりこむと、この葛藤はとりわけ切迫した問題となりうる。本WSでは、個人を特定の「人格」や「要素」に還元する「パッケージ化」の欲望と、「パッケージ化」を逃れようとする欲望との葛藤に焦点をあてつつ、クィアなコミュニケーション空間の可能性について検討したい。

司会:前半 井芹真紀子、後半 マサキチトセ
発表:飯野由里子、マサキチトセ
レスポンス:荻上チキ、ミヤマアキラ
(フロア・ディスカッションの時間を多くとっています。その他の参加者はディスカッションでバリバリ参加する予定。)

About Us(50音順)

■飯野由里子
慎重なのにむこうみず、無頓着なのに内省的。周囲には無邪気な「毒舌家」として評価(?)されている。普段は教員としてジェンダー論を教えたり、フェミニズム系の研究をしたりして過ごすことを好む。ただ、体力が著しく乏しいためなのか、外出することを極力避けようとする傾向にある。攻略法は「めんどくさいなー」と思わせないこと。「家まで(会いに)行ってもいいよ」という呪文攻撃が最も効果的である。

■井芹真紀子
一橋大学大学院言語社会研究科修士1年。フェミニズム理論・クィア理論を勉強中です。「従軍慰安婦」問題に関心があり、ポストコロニアリズムセクシュアリティの重なり方、またそれらとフェミニズムの関係について興味を持っています。ブログをやっているわけでもなく、インターネット上の議論に対してはもっぱら受け身ですが、自分が得た情報や議論から考えたこと・感じたことを言語化していくことがこれからの目標です。

荻上チキ
1981年生まれ。テクスト論、メディア論を専門とする批評家、ブロガー。思想系メールマガジン「αシノドス」編集長。「荻上式ブログ」「トラカレ」「内藤朝雄HP」など、様々なウェブサイトを運営する。著書に『ウェブ炎上』(ちくま新書)、『ネットいじめ』(PHP新書)など、共著に『バックラッシュ!』(双風舎)など。

荻上式 http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/ トラカレ! http://torakare.com/

■川口遼
大学院生、社会学専攻。現在、軍事化とジェンダーをテーマにミリオタで元よしりん信者の男性自衛官に聞き取り調査を実施中。座右の銘は「嘲笑せず、嘆かず、呪わずに、理解する」。いろいろややこしい世の中だからこそ、自分の考えはとりあえず括弧にいれて、色んな人の話を聞きたいと思っているが、基本、面倒くさがり屋なのでなかなかうまくいかず。

小山エミ
1975年生まれ、米国オレゴン州在住。ドメスティックバイオレンス(DV)シェルター勤務、女性学講師などを経て、非営利団体インターセックス・イニシアティヴ代表。http://macska.org/ でブログを運営しているけれど、じつは犬が好き。

日本インターセックス・イニシアティヴ http://www.intersexinitiative.org/japan/

■斉藤正美
「マスメディア情報をうのみにするな」(ジェンダーとメディアHP)という活動から「女性運動と女性学ってどんな関係?」(「ジェンダーフリー」とフェミニズムHP:山口智美さんと共同運行)へと活動は広がり、今では「女性学、男女共同参画、もろもろどうなの?」(ジェンダーとメディア・ブログ)と地方在住フェミニストの視点でネット発信中。気になったら、GOOGLE検索してね。

ジェンダーとメディア・ブログ http://d.hatena.ne.jp/discour/

■tummygirl
大学教員兼研究者です。専門はフェミニズムクィア理論です。へたれ机上フェミなので、教育・研究関係以外には、なんの活動も発信もしていません。ブロガーでもあります。とくに何を発信するわけでもない弱小ブログですが、いちおう机上フェミ系を標榜するブロガーとして、整理のつかないことに整理をつけず、複雑なことがらを単純化せず、ささいな違和感に拘泥することを、大切にしています。

FemTumYum http://d.hatena.ne.jp/tummygirl/

■マサキチトセ
Chico Masak, a homosexual asian male bitch from CA/NZ/JP 国際基督教大学社会学専攻4年。問題関心はセクシュアリティ、女性の貧困、セックスワークドメスティック・バイオレンスなど。中学2年の時に携帯でホームページを作り、以来ブログ上でのジェンダーセクシュアリティ関連の議論に参加しています。グレート・ジャパン代表。

■C plus M (ブログ) http://masaki.web44.net/

グレート・ジャパン http://greatjapan.wordpress.com/

■ミヤマアキラ
ニュースコンテンツサイト「デルタG」のライター兼運営スタッフやってます。ネットでもリアルでも面白そうなこと(セックスから政治経済まで!)にはなんでも首をつっこみますが、身体はひとつしかないのであまり効率がよくありません。身体が動けば動くほどサイトの更新が追いつかないという泥沼状況です。

http://www.delta-g.org/news/

山口智
アメリカのど田舎、モンタナ州に住む大学教員です。専門は文化人類学フェミニズム、日本研究。とくに日本のフェミニズム運動をテーマとしています。時々日本で運動にも関わったりしてきました。いつもは気軽に日常を記しつつ、時にはフェミゲリラ化(?)したりするブロガーでもあり、ネットを通じて日本の幅広い人たちと交流し、議論できるのをいつも楽しんでいます。今回はリアル参加できず残念ですが、ウェブ参加させていただく予定。

ふぇみにすとの雑感 http://diary.jp.aol.com/mywny3frv/

ふぇみにすとの論考 (このブログ)

*当ワークショップは、サントリー文化財団2008年度「人文科学、社会科学に関する研究助成」による支援を受けています。
助成対象プロジェクト:「メディアイベントとしての『ジェンダーフリー論争』と『男女共同参画の未来』」代表:山口智


大森南朋三木聡斎藤環小谷野敦浅野妙子岡田恵和山本寛大河内一楼更科修一郎荻上チキ、黒瀬陽平濱野智史速水健朗
http://www.geocities.jp/wakusei2nd/p5.html

「コッポラオールナイト」開催決定
2008年08月26日(火)
コッポラの胡蝶の夢』公開を記念し渋谷シアターTSUTAYAにて『地獄の黙示録・特別完全版』『ゴッドファーザー』の上映が決定いたしました。
チケット購入方法などは直接劇場にお問い合わせください。

http://www.q-ax.com/

8/30(土)
PM11:20〜AM5:25
地獄の黙示録・特別完全版』+『コッポラの胡蝶の夢

【第2日】2008年8月30日(土)
会場:アレイホール
( 世田谷区北沢2-24-8下北沢アレイビル3F Tel:3468-1086 地図を見る
シンポジウム01
「下北沢の不都合な真実
― 裁判を通して明かされる、再開発計画をめぐる驚きの事実
15:30〜17:00/入場無料(カンパ制)

訴訟って何をやっているのか?ということや、訴訟が明らかにしたことはなにかについて多くの人と共有するためのシンポジウム。イラストレーターで、シモキタ訴訟の原告でもある平松昭子さんが、気鋭の若手弁護士、石本伸晃さんにあれこれ質問します。

■パネリスト
石本伸晃(「下北沢商業者協議会」、弁護士)
平松昭子(イラストレーター、原告)

参考:
「まもれシモキタ!行政訴訟の会」 http://www.shimokita-action.net/

シンポジウム02
「場所の力」
― それぞれの東京、それぞれの暮らし/政治
17:15〜18:45/入場無料(カンパ制)

激変してゆく東京。でも耳をすますと、それぞれの場所から(について)語る、さまざまな声が聞こえてくる。匂いたつ下町から自然溢れる野山まで、また再開発計画への反対運動から店舗経営で作る自律空間まで、場所も方法もさまざまな彼らに共通するのは、場所と政治という二つの軸の交差する地点で、自分たちにとっての「よりよい暮らし」を目指してアクションを起こしているということだ。それぞれの場所から発する声をつなぎ、重ね、ぶつけあいながら、場所と政治をめぐる東京のリアルを明らかにする。

■司会
仲俣暁生:フリー編集者/文筆家。著書に『〈ことば〉の仕事』など。下北沢在住。「変わりゆく町の中で、足下から考える」ためのフリーペーパー『路字』編 集人。

■パネリスト
坂田昌子:高尾山をトンネルで貫く「圏央道」の建設が進められている。ツリーハウスを作って多くの人に高尾山のよさを知ってもらいながら、自然を守るため に活動する「虔十の会」の代表。

松本哉:高円寺の商店街にリサイクルショップ、古着屋、バーを次々に開店しながら、「家賃をタダにしろデモ」や「三人デモ」など、一風変わったサウンドデモを繰り広げる「素人の乱」の首謀者。リサイクルショップの店長。

福原忠彦:飲み屋が立ち並ぶ横丁の町・立石(葛飾区)に再開発が迫っている。さまざまな立場の人々に町の魅力を知ってもらうために活動をする「立石チョットどうする!?会」で、演劇を用いたユニークなイベントを企画。企業組合演劇デザインギルド所属。

木村和穂:下北沢の道路計画にいち早く声を上げたグループ「Save the 下北沢」で4年前から事務局を担当。

シンポジウム03
「シモキタ・クラッシュ」
― 再開発反対運動の多様性
19:00〜20:30/入場無料(カンパ制)

下北沢の反対運動は、住人、下北沢ファン、専門家、店舗経営者などさまざまな立場の人々が参加する運動であり、参加する人たちの考え方は多様である。運動の展開にとっては「街の文化について語ることが大切」なのか、「再開発をめぐる政治の現状を明らかにすることが大切」なのか。また、下北沢は「文化の街」か、「住民の街」か。運動にかかわる者の見方の対立をあえて前景化してみせることで、これまで運動が前提としてきた価値や語りをいったん括弧にいれ、運動を解体しつつ再構築することを目指す。

■司会
北田暁大東京大学大学院准教授、社会学者)

■パネリスト
伊藤隆允(「まもれシモキタ!行政訴訟の会」)
木下泰之(世田谷区議会議員、無党派市民)
山崎千鶴子(「下北沢商業者協議会」、「Mother」オーナー)
久山めぐみ(「Save the 下北沢」、大学院生)
福川裕一千葉大学工学部教授・都市計画)

参考:
Save the 下北沢http://www.stsk.net/

ファッションと映画を通して記憶をたぐる
金井美恵子 × 金井久美子 × 井口奈己(★聞き手)
■2008年8月30日(土)19時より 

 適齢期は24歳? 結婚しないと小説がかけない? 首相夫人がミニスカートで外遊?
 稀代の小説家(クリティーク)が親しんだモノ 愛したヒト 嫌ったコト
 60−70年代のスタイル・ブック「ミセス」のページをめくって、記憶の海へ。
 1年前に延期となった『楽しみと日々』刊行記念トークセッションも兼ねて、
 かつてと今 変わったことと変わらないこと 記憶をたぐるトークを繰り広げていただきます。
 前回お申込みの方はお待たせいたしました。

≪講師紹介≫
金井 美恵子(かない みえこ)
小説家。1947年、高崎市生まれ。小説に「岸辺のない海」、「プラトン的恋愛」(泉鏡花文学賞)、「タマや」(女流文学賞)、「恋愛太平記」、「噂の娘」、「快適生活研究」ほか。エッセイに「遊興一匹 迷い猫あずかっています」、「愉しみはTVの彼方に」、「待つこと、忘れること?」、「スクラップ・ギャラリー 切りぬき美術館」、「目白雑録」(1、2)ほか多数。

金井 久美子(かない くみこ)
画家。1945年、北京生まれ。著書に「ノミ、サーカスへゆく」、「待つこと、忘れること?」、「ネコのしんのすけ」ほか。青山ブックセンター(02年)、アートスペース美蕾樹(03年)、中京大学アートギャラリー Cスクエア/ギャラリー椿(グループ展「封印された星 瀧口修造と日本のアーティスト達」(05−06年)にて個展開催。

井口 奈己(いぐち なみ) ★聞き手
映画監督。1967年、東京生まれ。『犬猫』(8mm)で、PFFアワード2001に入選、企画賞を受賞し、日本映画プロフェッショナル大賞の新人賞も受賞。2004年、『犬猫』を35mmでリメイクし、トリノ国際映画祭で、審査員特別賞、国際批評家連盟賞、優秀脚本賞をトリプル受賞し、日本映画監督協会新人賞を女性として初めて受賞。他の監督作品として『人のセックスを笑うな』(2007年)がある。


※このトークセッションは昨年延期となった『楽しみと日々』刊行記念トークセッションも兼ねております。以前申し込みをされたお客様には事前にご連絡をさせて頂いておりますが、もし未連絡のお客様で今回のトークセッションに参加希望の方がいらっしゃいましたらお手数ですが、ジュンク堂書店池袋本店(03-5956-6111)までご連絡いただければ幸いです。
http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk.html#20080830ikebukuro