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国力論 経済ナショナリズムの系譜

国力論 経済ナショナリズムの系譜

国力論 経済ナショナリズムの系譜

イギリス民族学会(ASEN)賞を受賞した、現役経産省官僚による革新的な政治経済理論。

なぜ経済学にはネイションという概念が存在してこなかったのか?経済学の盲点を突き、ネイション不在のまま人間の紐帯を切り崩す支配的な経済理論(市場原理主義)に警鐘を鳴らす。リスト、ヒューム、ヘーゲルらの思想を読み込み、経済ナショナリズムの有効性を歴史=哲学的に実証した野心的知性の誕生。グローバリゼーションの行き詰まりが露わになったいま、今後世界を席巻するであろう「経済ナショナリズム」理論の核心をいち早く紹介する。6月には『国家とはなにか』の著者、萱野稔人氏との対談も決定し、各誌メディアへの登場も予定されている。

著者について
中野 剛志 (ナカノ タケシ)
1971年、神奈川県生まれ。
1996年、東京大学教養学部教養学科(国際関係論)を卒業後、通商産業省(現、経済産業省)に入省。
1999年より3年間、英エディンバラ大学大学院に留学し、政治思想を専攻。
2003年、同大学院在学中に書いた論文が、イギリス民俗学(ASEN)Nations and Nationalism Prizeを受賞。2005年同大学院より博士号(社会科学)を取得。

Title: Chinese Conservatism: History, National Identity and the Human Condition
Date: 2008年5月20日(火) 15:00-17:00
Place: 東京大学駒場キャンパス101号館2階 研修室

講演者:アクセル・シュナイダー(Axel Schneider, ライデン大学

コメント:中島隆博村田雄二郎

(入場無料 事前予約不要)

共催:中国近現代リベラリズム研究会

Chinese Conservatism: History, National Identity and the Human Condition | Events | University of Tokyo Center for Philosophy

ポスト消費社会のゆくえ (文春新書)

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