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反貧困キャンペーン「生きさせろ! 集会」

吉本隆明 1945‐2007

吉本隆明 1945‐2007

INSCRIPT | Critique,Theory&Literature

第88回 新宿セミナー @ Kinokuniya
生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版)刊行記念
反貧困キャンペーン「生きさせろ! 集会」
我々は反撃を開始する!
金で人を物扱いする企業、政治に反撃を開始する!
こんな世の中に黙っている必要はまったくない!
自らも辛酸を舐めてきた活動家であり作家の雨宮処凛(『生きさせろ! 難民化する若者たち』著者)、気鋭の社会学小熊英二、「素人の乱」の松本哉をはじめ、各団体で狼煙を上げる新しい労働運動のリーダーたちが紀伊國屋ホールに集結する!
これがこの日本で実際に起こっている現実なのだ!
■ パネリスト
雨宮処凛(作家・『生きさせろ! 難民化する若者たち』著者)
小熊英二慶應大学教授)
松本 哉(貧乏人大反乱集団/高円寺ニート組合/素人の乱
大平正巳(フリーター全般労働組合
河添 誠(首都圏青年ユニオン
関根秀一郎(派遣ユニオン
池田一慶(ガテン系連帯)
今野晴貴POSSE
冨樫匡孝(自立生活サポートセンター・もやい)

雨宮処凛(あまみやかりん)
1975年北海道生まれ。99年、ドキュメンタリー映画『新しい神様』(監督・土屋豊)に主演。00年『生き地獄天国』を出版しデビュー。著書に『自殺のコスト』『暴力恋愛 (講談社文庫)』『戦場へ行こう!!雨宮処凛流・地球の歩き方』『悪の枢軸を訪ねて』『すごい生き方 (Sanctuary books)』『バンギャル ア ゴーゴー 上〈上〉〈下〉』など。現在は生活も職も心も不安定に晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPOPOSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニート・ひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。
小熊英二おぐまえいじ)
1962年東京生まれ。出版社勤務を経て慶応義塾大学総合政策学部教授。主著に『単一民族神話の起源―「日本人」の自画像の系譜「日本人」の境界―沖縄・アイヌ・台湾・朝鮮 植民地支配から復帰運動まで』『〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性』など。現在は60年代の社会運動を研究中で、その観点から現代のプレカリアート運動にも関心を持っている。

■日時 9月21日(金) 19:00開演(18:30開場)
■会場 新宿・紀伊國屋ホール紀伊國屋書店新宿本店4F)
■料金 1,000円(全席指定・税込)
■前売 9月1日(土)発売開始
■前売取扱 キノチケットカウンター(紀伊國屋書店新宿本店5F/受付時間10:00〜18:30)
■予約・問い合わせ先 紀伊國屋ホール 03-3354-0141(受付時間 10:00〜18:30)
■主催 紀伊國屋書店
■協力 太田出版

◎イベントの日時・時間については急な変更等ある場合がございます。詳細は各店にお問い合わせください。
◎定員になり次第、チケットの発行を終了させていただきます。尚、当サイトでのチケット完売のご案内は遅れる場合があります。チケットの残数については上記へお問い合わせください。

http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/shinjukuseminar.htm

【お知らせ】
特別オープンフォーラム「仮想世界はIT時代閉塞の現状を打破できるか?」
ネット中継のご案内
日経デジタルコアが、「バーチャル新世界研究会」の特別編として開催する、ネット中継による公開討論会「特別オープンフォーラム・仮想世界はIT時代閉塞の現状を打破できるか?」の視聴につきまして、ご案内いたします。
 
●日時:2007年9月21日(金) 19時〜22時(予定)
●主催:日本経済新聞社 日経デジタルコア事務局
●ネット中継協力:プリズムTV、Jストリーム
セカンドライフ内中継協力:マグスル
●チャットシステム協力:岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)
 
<ネット中継>
 
討論開始から終了まで、ストリーム方式のネット中継をいたします。ご視聴の際は下記URLへアクセスしてください。
 
http://www3.stream.co.jp/web/live/nikkeidigitalcore/live300.asx
Windows Media Playerに対応しています。
 
・視聴は無料です(通信費やインターネット接続費などは除く)。
・最大同時アクセス数を超えた場合、視聴できないことがあります。その他、
 何らかの事情によりネット配信を中止ことがあります。予めご了承ください。
・記録した動画のオンデマンド配信については、現在のところ未定ですが検討
 しております。決定した際にはこのウェブサイトでご案内いたします。
 
 
<チャット会議>
 
討論会と並行して、このフォーラムの主催団体であるIT分野の情報交換コミュニティー・日経デジタルコアのメンバーがチャットで意見交換をしています。その模様は下記でご覧いただけます。
 
http://live.iamas.ac.jp/
 
・ネット視聴者の方も、ご意見がございましたらコメント投稿欄からお寄せく
 ださい。一部のご投稿を、チャット内に転載させていただきます(すべての
 投稿は掲載いたしかねます。また、大意に影響のない範囲で表現を変更させ
 ていただく場合もございますので予めご了解ください)。
・デジタルコアメンバーの方はこちらからご覧ください(ログイン機能付き)。
 パスワードは9月19日に事務局よりメンバー各位あてにメールでお送りしております。
 
 
セカンドライフ中継>
 
この会議の模様は、「セカンドライフ」内でも中継いたします。MagSL Tokyo内のsim「Mirai」にある街頭テレビを使ったパブリックビューを行います。セカンドライフのアカウントをお持ちの方は、お立ち寄りください。
 
sim名:Mirai(MagSL Tokyo内)
テレポート:
http://slurl.com/secondlife/Mirai/14/241/26 
・会議に参加しているパネリストのアバターがお声がけすることがあるかもしれ
 ません。ぜひご意見などお聞かせください。
 
 
<パネリスト紹介>
 
粟飯原理咲氏(アイランド代表取締役
 
NTTコミュニケーションズ㈱先端ビジネス開発センタ、㈱リクルート次世代事業開発室・事業統括マネジメント室勤務、総合情報サイト「All About」マーケティングプランナーを経て、2003年7月よりアイランド株式会社代表取締役。「おとりよせネット」「朝時間.jp」などの人気サイトをプロデュースしている。日経ウーマン誌選出「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」2000年度ネット部門第1位、2003年度同賞キャリアクリエイト部門第6位受賞。
http://www.cafeblo.com/risaa/
http://www.ai-land.co.jp/ 
 
東 浩紀氏 (哲学者・批評家)
 
東京大学総合文化研究科博士課程(超域文化科学)修了・博士号取得後、慶應義塾大学講師、国際大学グローバルコミュニケーションセンター副所長などを経て、2006年10月より東京工業大学世界文明センター特任教授。言論界には1993年にデビュー。著書に「存在論的、郵便的」(1998年)、「動物化するポストモダン」(2001年)、「ゲーム的リアリズムの誕生動物化するポストモダン2」(2007年)ほか多数。ポストモダン化/オタク化による文学的想像力の変容と情報社会化の進展による自由の変容に関心を持つ。小説家・桜坂洋氏と共同で、近未来社会を予測したエンターテインメント「ギートステイト」にも取り組んでいる。
http://www.hirokiazuma.com/ 
 
小野和俊氏 (アプレッソ 代表取締役副社長CTO)
 
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、サン・マイクロシステムズ㈱に入社。Sun Microsystems, Inc (US本社) での Java アプリケーション Tahoe の開発を経て、2000年より株式会社アプレッソ代表取締役に就任、データ連携ミドルウェア「DataSpider」を開発する。2002年には DataSpider が SOFTIC ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤーを受賞。2004年度未踏ソフトウェア創造事業 Galapagos プロジェクト共同開発者。自身のブログは多数の読者から支持を受けている。
http://blog.livedoor.jp/lalha/
http://www.appresso.com/
 
 
楠 正憲氏 (マイクロソフト 最高技術責任者補佐)
 
神奈川大学経済学部在学中の1998年、(株)インターネット総合研究所に入社。IX運用監視やECサイト・電子決済ASPの構築、コンサルティングといった業務の傍ら、モバイル・コンテンツ・ベンチャーの立ち上げや、Linuxディストリビューションの開発、ワイヤレス技術の研究に携わる。2002年 マイクロソフト(株)に入社し、Windows Server 製品群のプロダクトマネージャ、全社に渡る技術戦略を担当する主席研究員などを経て、現在は最高技術責任者補佐を務める。国際大学グローバルコミュニケーションセンター客員研究員。
http://mkusunok.spaces.live.com/ 
 
 
境 真良氏 (早稲田大学大学院 国際情報通信研究科客員准教授)
 
高校時代はゲームデザイナー、ライターとしてコンピュータ分野で活動。1993年東京大学法学部卒業。同年、通商産業省(現経済産業省)入省後、資源エネルギー庁瀋陽総領事館大連事務所勤務後、経済産業省メディアコンテンツ課課長補佐、東京国際映画祭事務局長、経済産業省商務情報政策局プラットフォーム政策室課長補佐を経て、2006年4月から現職。専門分野はコンテンツ産業理論。特にアジアにおける日本文化の波及現象については20年以上現場を追っている。
http://www.sakaimasayoshi.com/
 
 
佐々木博氏 (NHK「趣味悠々」番組講師)
 
インターネットやデジタルを活用した“個の活性化”をテーマに、クリエイティブからプロデュースワークまでメディアを問わず展開中。
インターネット・デジタルの魅力や楽しさを感じてもらいながらITリテラシーを広げていき、「地域や個人が活性化していくこと」「もっとワクワクするような活気ある社会にしていくこと」を目指して日々活動している。
http://soan.jp/
 
 
白田秀彰氏 (法政大学社会学部准教授)
 
法学博士。専攻は知的財産権法・情報法。一橋大学法学部卒業、一橋大学大学院博士後期課程単位修得退学。山梨学院大学明治大学非常勤講師、法政大学社会学部専任講師を経て2001年より現職。一橋大学法学部非常勤講師、武蔵野美術大学デザイン情報学科非常勤講師を兼任。著書に「コピーライトの史的展開」「インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門」がある。
http://www.welcom.ne.jp/hideaki/hideaki/indexj.htm
 
 
三淵啓自氏 (デジタルハリウッド大学大学院教授)
 
スタンフォード大学コンピュータ数学科修士卒業後、米国オムロン社にて人工知能や画像認識の研究に携わる。退社後、米国でベンチャー企業を設立。その後日本で、㈱日本ウェブコンセプツ、米国で3U.com 社を設立。ユビキタス情報処理や画像認識システムなど、最先端のWebシステムの開発を手がけている。2004年よりデジタルハリウッド大学院教授。現在セカンドライフ研究室長も務めている。
http://www.dhsl.jp/
 
 
<司会・デジタルコア「バーチャル新世界研究会」主査>
 
神成淳司氏 (慶應義塾大学 環境情報学部 専任講師)
 
慶應義塾大学環境情報学部卒業、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了後、国際情報科学芸術アカデミー講師、(財)ソフトピアジャパン主任研究員、岐阜県情報技術顧問、京都大学大学院情報学研究科非常勤講師などを務める。2007年4月より、慶應義塾大学環境情報学部専任講師。専門は、コンピュータサイエンス技術を活用した情報デザイン、システムデザイン。地域情報化において核となるソリューションソフトウェアのオープンソース化プロジェクトを立ち上げ、その実現に注力すると共に、このプロジェクトで集積しつつある知見を活用した地域独自のベンチャー育成にも取り組んでいる。
http://www.kaminari.org/
 
 
<司会>
 
坪田知己 (日経デジタルコア事務局代表幹事)
 
日本経済新聞社入社後、大阪本社編集局経済部、名古屋支社報道部、東京本社編集局産業部、日経BP社「日経コンピュータ」副編集長、マルチメディア局企画開発部長、電子メディア局次長などを歴任。2000年3月に日経デジタルコアを設立し、代表幹事に就任。2003年11月より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授(非常勤)。2005年3月「日経メディアラボ」の発足に伴い初代所長に就任。著書に「マルチメディア組織革命」(1994年)、「大逆転−インターネット時代の仕事革命」(共著、1996年)、「デジタルID革命」(共著、2004年)ほか。
http://www.nikkeidigitalcore.jp/archives/00100/03365/
 
 
<会議の概要>
 
テーマは「仮想世界はIT時代閉塞の現状を打破できるか?」。セカンドライフの登場以来、仮想世界サービスの可能性に注目が集まっています。マーケティングへの活用だけでなく、ユーザーが自らの創造性を発揮できるコミュニティーとして、あるいは現実社会のシミュレーションの場として、その可能性が期待されています。一方で、そこで起きるトラブルを既存の法で解決できるのか、あるいは仮想世界に形成される経済圏を行政側はどう考えればよいのか、といった新たな課題も生まれてきています。
 
今回の討論会では、まずこうした仮想世界の可能性と課題について、主に現実世界とのかかわりという点から考えます。
 
そして、こうした仮想世界が、今後の情報化社会においてどのような影響を及ぼしていくのか、議論していきます。仮想世界サービスは、計算された目的や機能だけによって構成されるのではなく、逆に計算不可能な現象がどう起きるか、という点にその本質があるとも言えます。これは、いかに便利な機能を積み上げていくかに重点を置いてきた情報化社会の設計にあたり、逆説的なヒントを投げかけているのかもしれません。
 
そのような問題意識を踏まえつつ、これからの未来社会を私たちはどのように設計していくべきなのかについて、幅広く、自由に意見を交わしていきます。

http://www.nikkeidigitalcore.jp/archives/2007/09/post_122.html
http://www.hirokiazuma.com/archives/000322.html