7月23日(月)「アメリカ映画における日本」
平野 共余子(映画史研究家)
最近ハリウッドでは「ラスト・サムライ」「サユリ」「硫黄島からの手紙」等、日本をテーマにした作品が多い。最近の日本人の描かれ方は今までとどう違うのか、第二次世界大戦中のプロパガンダ映画「汝の敵を知れ・日本」を始め、劇映画「サヨナラ」、「ライジング・サン」等を取り上げ、戦後の日本人像の変遷を現在と比較しながらたどり、映画における日米関係を考察する。■平野 共余子(ひらの きょうこ)(映画史研究家)
旧ユーゴスラビア留学後、ニューヨーク大学に留学、博士号取得(88年)。86年より2004年までニューヨーク市のジャパン・ソサエテイーの日本映画部門担当。ニューヨーク大学、リュブリャナ大学、慶応義塾大学、東京大学、テンプル大学、映画専門大学院等で非常勤講師、ベルリン国際映画祭等で審査員を務めた。著書に「天皇と接吻」「マンハッタンのKUROSAWA」など。連続セミナー 日米交流の「いま」を考える
日米関係は、戦後50年を経た現在、政治・経済・文化など様々な分野において、相互交流なしにはありえないほど重要なものとなっています。近年、活気あふれる中国やインドに世界の関心が集まっていますが、元駐日米国大使マイク・マンスフィールド氏の言葉「日米関係は、世界において最も重要な二国間関係である。そしてそれは他に類をみない」に象徴されるように、アメリカにとっても日本は非常に関係の深い国の一つと言えましょう。日米両国の歴史を念頭におきながら、改めてその現状や課題、さらに将来の展望について考えることは大切ではないでしょうか。このプログラムでは、日米交流・日米関係の「いま」に焦点をあて、外交、経済、メディア、文化、政治の分野のスペシャリストを招いて本音を伺います。開催日時:7月4日(水)、7月10日(火)、7月17日(火)、7月23日(月)、
7月31日(火)。いずれも、14:00〜15:30(13:30開場)
使用言語:日本語
参 加 費:国際文化会館会員は、9,000円(全5回一括払い)
1回ごとの参加の場合は1回2,000円。
一般の方は、12,500円(全5回一括払い)
1回ごとの参加の場合は1回3,000円。
学生の方は、1回ごとの参加で1,500円(受付で学生証を提示)。
申込方法:ファックス申し込み用紙、Eメールまたはお電話で、参加希望日、お名前、ご連絡先等をお伝えの上、お申し込み下さい。先着100名。企画 TEL:3470-3211 FAX:3470-3170 ※各種プログラムへの参加お申し込みは企画部へお願い致します。
http://www.i-house.or.jp/jp/ProgramActivities/inquiry.htm
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