河村書店

人文系イベント紹介サイト

リメイクしかとらない?

どうかな〜?ちょっと不安。配役も気になります

マーティン・スコセッシ監督、遠藤周作の「沈黙」を映画化

 「ディパーテッド」を完成させたマーティン・スコセッシ監督が、かねてから熱望していた遠藤周作の「沈黙」の映画化に取りかかることが明らかになった。脚本は「ギャング・オブ・ニューヨーク」のジェイ・コックスとスコセッシ監督との共作で、もともとは「ギャング・オブ・ニューヨーク」のあとに取りかかる予定だったが、「アビエイター」「ディパーテッド」を先行させることとなった。来年夏、カナダのバンクーバーでクランクインする予定で、ポルトガル人の宣教師役にハビエル・バルデムが噂されている。

 なお、「沈黙」には、篠田正浩監督が71年に映画化した「沈黙 SILENCE」があり、スコセッシ監督が新たに手がける映画は、正式にはリメイクということになる。「ディパーテッド」のニューヨーク記者会見の席で、香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクである「ディパーテッド」に続き、今度は日本映画のリメイクを手がけることになったことを指摘された監督は、「今後は、アジア映画のリメイクしかやらないつもりだよ」とジョークを飛ばしている。
http://www.eiga.com/buzz/060929/06.shtml