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『キドラット・タヒミックをめぐる対話』

アジア映画研究会特別公開イベント:『キドラット・タヒミックをめぐる対話』
国際交流基金2階JFICホール「さくら」

12月18日

国際交流基金アジアセンターとアジア映画研究会は、特別公開イベント『キドラット・タヒミックをめぐる対話』を開催します。
アジア映画研究会は、アジア映画の研究・批評の推進をめざしているアジア映画専門家の集いで、月例で研究会を実施しています。本年の掉尾を飾る12月は、特別公開イベントとして、アジア・インディペンデント映画の草分けとして知られるキドラット・タヒミック監督(フィリピン)を取り上げます。


タヒミックと長年の親交を持つ清水展氏(京都大学東南アジア研究所教授、文化人類学者)による日本未公開作品の上映を交えた講演に加え、
1980年代からタヒミックを論じてきた四方田犬彦氏(映画史家・比較文学研究家、アジア映画研究会会員)と清水氏との対談をおこないます。四方田氏は『映像の招喚―エッセ・シネマトグラフィック』(青土社、1983年)でわが国最初のタヒミック論を発表し、片や清水氏の『草の根グローバリゼーション―世界遺産棚田村の文化実践と生活戦略』(京都大学学術出版会、2013年)には最も新しいタヒミック論が含まれています。「最初」と「最新」の論者による対話にご期待ください。

開催概要
日時 2014年12月18日(木)18:00〜20:30 (開場:17:30〜)
会場 国際交流基金2階JFICホール「さくら」

東京都新宿区四谷4-4-1 国際交流基金本部2階

東京メトロ丸の内線四谷三丁目駅 徒歩5分
主催 国際交流基金アジアセンター、アジア映画研究会
共催 京都大学東南アジア研究所
プログラム 18:00     開会
18:00〜19:30 講演:清水展 ※30分程度の上映を含む(作品名は当日発表)
19:30〜20:30 対談:清水展×四方田犬彦
(司会:石坂健治/東京国際映画祭『アジアの未来』部門PD,日本映画大学教授)
20:30     閉会
参加費 無料