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浦沢直樹×難波弘之 トーク&ライブ


2014年9月7日18:00 - 20:00

TAV Gallery
〒166-0001 東京都 杉並区阿佐谷北1-31-2
黒瀬陽平×上妻世海 公開対談「POST-INTERNET IMAGE BROWSING - 自閉と横断の二つの側面から情報社会における創造性を考える -」 阿佐ヶ谷で開催


8月29日 (金) より始まった、ネットワークが生み出した新たな感覚を持ったアーティストによるグループ展『≋wave≋ internet image browsing』(https://www.facebook.com/events/750076708364067/?ref_dashboard_filter=upcoming) の関連プログラムとして、展示期間中の9月7日 (日) 、美術評論家、カオス*ラウンジ代表の黒瀬陽平と同展キュレーター上妻世海の公開対談が開催される。

昨年12月に『情報社会の情念―クリエイティブの条件を問う』を刊行したほか、2010年からネットを中心に活動するアーティストたちが集まる「カオス*ラウンジ」にキュレーターとして参加、藤城嘘梅沢和木と共にさまざまなプロジェクトを展開し、日本現代美術の歴史や文脈に対する批評的な活動で議論を呼んできた黒瀬陽平

大学在学時、分析哲学、科学哲学をベースにフランス現代思想を専攻し、在学中にダニエル・デネットジル・ドゥルーズについての論文を執筆。卒業後、Relational Artの研究を通じて、集団性と生成の原理に注目し、昨年12月に森美術館で企画された「現在のアート <2013> 」にて論文〈集団と生成の美学〉を発表、今回の展示を行うにあたって論文〈切断と接合の美学〉を発表した上妻世海。

黒瀬陽平の『情報社会の情念―クリエイティブの条件を問う』は、パーソナリゼーションの弊害から拡張現実へと、そして正の拡張現実ではなく、負の拡張現実へと、そして情念定型へと議論を進める論理構成になっており、対して、上妻世海の〈切断と接合の美学〉は、インターネットの持つもう一つの側面、横断性というワードについて、そしてネットワークへの内在という方向での可能性を探求している。

両者共に、非常に近いテーマを扱いながらも、異なる視点を持ったキュレーターであり、「POST-INTERNET IMAGE BROWSING - 自閉と横断の二つの側面から情報社会における創造性を考える -」と題した、この公開対談では、インターネットの二つの側面、自閉性と横断性について、黒瀬陽平の『情報社会の情念』と上妻世海の〈切断と接合の美学〉を元に、肯定的な部分、否定的な部分、両方を含め「情報社会における創造性」について語り合う。

また、同日、公開対談前には、上妻世海による「現在のポスト・インターネットを読み解くための5冊の書籍」と題した事前講義が行われる。


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[ 登壇者プロフィール ]

黒瀬陽平 (くろせ・ようへい)
美術家、美術評論家、美術予備校教師。2010年4月に「カオス*ラウンジ宣言」を発表後、藤城嘘と共同企画「カオス*ラウンジ in高橋コレクション日比谷」を開催。同年5月にカオス*ラウンジ企画第二弾として、ネットワークを使って遊ぶ「ギーク」達に焦点をあてた「破滅*ラウンジ」を開催、様々な議論を呼ぶ。『思想地図』に掲載された公募論文「キャラクターが、見ている。──アニメ表現論序説」などでも注目を集める。主な論文に「新しい「風景」の誕生 ―セカイ系物語と情念定型」など。

上妻世海 (こうづま・せかい)
1989年生まれ。大学在学時、分析哲学、科学哲学をベースにフランス現代思想を専攻。在学中にダニエル・デネットジル・ドゥルーズについての論文を執筆。卒業後、relational artの研究を通じて、集団性と生成の原理に注目し、2013年、森美術館で企画されたCAMP「現在のアート」にて、論文〈集団と生成の美学〉を発表。株式会社nubotにて商品のプランニング、フリーランスとしてウェブページのコンサルティングなどを経験し、2014年より「TAV GALLERY」のキュレーターに就任。
https://twitter.com/skkzm


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[ 詳細 ]

POST-INTERNET IMAGE BROWSING

  • 自閉と横断の二つの側面から情報社会における創造性を考える -

日程:2014年9月7日 (日)
   事前講義 13:00-15:00 / 公開対談 18:00-20:00
登壇者 : 黒瀬陽平 , 上妻世海
会場:TAV GALLERY (東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-31-2)
料金:1,000円 (1ドリンク)
ウェブサイト : http://internet-image-browsing.tumblr.com/

本イベントはインターネットでの動画配信を予定しており、ご来場のお客様の映像が映り込む可能性がございますので、ご了承のほどお願い致します。講演・イベントの無断録画・録音はご遠慮ください。


黒瀬陽平×上妻世海 公開対談「POST-INTERNET IMAGE BROWSING」

アラーキーの奇想対談
ジャンル:人物 / 風景 トークショー
主催者:荒木経惟展実行委員会(新潟市美術館新潟日報社NST
開催期間:2014年9月7日 14:00〜15:30
フォトグラファー:荒木経惟
荒木経惟写真展「往生写集−愛ノ旅」の関連イベントです。

INFORMATION

開催地 メディアシップ日報ホール
出演者 荒木経惟(写真家)
辻惟雄(美術史家、MIHO MUSEUM館長)
定員 280名
料金 無料
申込期間 - 2014年08月20日(水)
参加方法 ・往復はがきに「参加者全員の氏名、住所、電話番号、人数、学年(高校生までの方)、【対談希望】」をご記入のうえ、新潟市美術館までお送りください。
・一通につき、2名様までご応募いただけます。
・応募多数の場合は抽選となります。
・申込み締め切り日から3日以内に、ご参加の可否を返送します。
参加形態 未就学児の入場はご遠慮ください。
関連展覧会 往生写集−愛ノ旅
お問い合わせ先 新潟市美術館
URL(PC) http://www.ncam.jp/exhibition/1996/


プラトニック・プラネッツ』(KADOKAWA)刊行記念

雪舟えまトークイベント ゲスト:名久井直子「2014年の地球で物語を書き、本を作るとは」

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第一部:雪舟えまトーク&朗読「地球観光の思い出(途中経過)」
第二部:対談 雪舟作品の装丁について 雪舟えま×ゲスト・名久井直子(ブックデザイナー)
※40分+休憩10分+40分を予定

7月に新刊『プラトニック・プラネッツ』を発売した雪舟えまさん。歌人として活躍後、2012年に刊行し話題を呼んだ初小説集『タラチネ・ドリーム・マイン』から、壮大でありながら身近な、宇宙規模の愛の物語を一貫して紡ぎつづけています。新時代のきらめきを感じさせつつもどこか懐かしい、不思議な読み心地を持つその作風は、多くの人を魅了しています。

「すべては地球の思い出」として、執筆そのほかの活動を行っている雪舟さん。彼女のエッセンスが詰まった長編小説『プラトニック・プラネッツ』の刊行を記念して、その表現のありかたを探るトークイベントを行います。

第一部では「地球観光の思い出(途中経過)」として、『プラトニック・プラネッツ』や自身の創作方法についてのトーク、また、本作および連なるこれまでの作品から朗読をしていただきます。

第二部では、ブックデザイナー・名久井直子さんをゲストにお迎えし、雪舟作品の装丁について語っていただきます。

★ご来場のかたに、お土産を予定しています。お楽しみに!

イベント終了後、雪舟えまさんサイン会を行います。
プラトニック・プラネッツ』をお持ちの方のみ、ほかの本へのサインも可能です。

雪舟えま
撮影:吉原洋一
雪舟えまゆきふね・えま
1974年、札幌市生まれ。歌人、小説家、ボーカル、占い師。
2001年刊行の穂村弘の歌集『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』(2014年文庫化)のモデルとなる。
2011年に歌集『たんぽるぽる』(短歌研究社)を刊行、第56回現代歌人協会賞候補に。
2012年、初の小説集『タラチネ・ドリーム・マイン』(パルコ出版)を刊行。
2013年、初の長編小説『バージンパンケーキ国分寺』(早川書房)、絵本『3びきのこねこ』(福音館書店)を刊行。
2014年、小説アンソロジー『本をめぐる物語 栞は夢をみる』(角川文庫)に参加。『プラトニック・プラネッツ』(KADOKAWA メディアファクトリー)を刊行。
執筆のほか、ジュテーム★マミィ名義で占い師、バンド「スリリングサーティ」ボーカルなどの活動も行う。
独特の作風ときらめく言語感覚でオリジナルの世界を紡ぐ注目作家。

名久井直子
名久井直子なくい・なおこ
1976年、岩手県生まれ。ブックデザイナー。
武蔵野美術大学卒業後、広告代理店に入社、2005年独立。
文芸書からコミック、絵本まで、幅広い分野の装丁を手がける。
2014年、第45回講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞。
雪舟作品では、『たんぽるぽる』『タラチネ・ドリーム・マイン』、本作『プラトニック・プラネッツ』の装丁を手がける。


日程
2014 年 9 月 7 日 (日)
時間
14:00〜15:30
+サイン会
開場 13:30
料金
1,490円(税込)
定員
50名様
会場
本店内 小教室
お問合せ先

青山ブックセンター 本店
03-5485-5511 (10:00〜22:00)

http://www.aoyamabc.jp/event/platonic-planets/

モンスターズ: 現代アメリカ傑作短篇集

モンスターズ: 現代アメリカ傑作短篇集

【新宿本店】 『モンスターズ~現代アメリカ傑作短篇集〜』(白水社)刊行記念 古屋美登里さん×岸本佐知子さん トークイベント(2014年9月7日)
古谷さん岸本さん.png
夏の暑さを吹き飛ばす、背筋も凍るおどろおどろしいストーリー......ではなく、笑いと切なさ満載の本書。吸血鬼やゴジラからあなたの隣にいる怪物まで、多彩なモンスターたちが大集合。そんな異色のアンソロジーの読みどころを、訳者・古屋美登里さんと人気翻訳家・岸本佐知子さんが語り尽くします。

 

○日時:2014年9月7日(日) 15:00開演 (14:30開場)

○場所:紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース 

○定員:45名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。

○参加費:入場料500円 ※当日会場にてお支払いください。

○参加方法:2014年8月17日(日)午前10:00時より2階カウンターにてご予約を承ります。
        (お電話でのご予約も同日より承ります。2階直通 03-3354-5702)

トークは1時間30分程度を予定しております。トーク終了後、「モンスターズ」をお持ちで希望される方には古屋さんよりサインを入れて頂きます。
また当日会場入口にて販売する古屋さん、岸本さんの著書・翻訳本をご購入の方にもトーク終了後サインを入れて頂けます。

*会場での録音・写真撮影はお断りいたします。

○お問い合わせ・ご予約 新宿本店2階カウンター 03-3354-5702

★当店に繋がる他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。

古屋美登里
翻訳家、エッセイスト。E・ケアリー『望楼館追想』『アルヴァとイルヴァ』、D・タメット『ぼくには数字が風景に見える』『天才が語る サヴァンアスペルガー共感覚の世界』『ぼくと数字のふしぎな世界』、E・クラウス『いつかわたしに会いにきて』、E・パールマン『双眼鏡からの眺め』、B・パーシー『森の奥へ』など訳書多数。

岸本佐知子
翻訳家。主な訳書にM・ジュライ『いちばんここに似合う人』、L・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、S・タン『夏のルール』、N・ベイカー『中二階』。編訳書に『居心地の悪い部屋』『変愛小説集』他。著書に『気になる部分』、『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞受賞)、『なんらかの事情』。


【書籍情報】
『モンスターズ〜現代アメリカ傑作短篇集』/著者: 古屋美登里/本体価格:2,400円/出版社:白水社/8/21発売


http://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20140803100001.html



「日本SF展・SFの国」関連イベント
浦沢直樹×難波弘之 トーク&ライブ
2014.09.07〜
日本SFを愛し、音楽仲間でもあるお二人によるスペシャルライブです。
[出演] 浦沢直樹(漫画家)、難波弘之(キーボーディスト、SF作家)
[日時] 9月7日(日)18:00〜
[申込方法]
8月24日(必着)までに往復ハガキにて、(1)イベント名「浦沢直樹×難波弘之 トーク&ライブ」、(2)参加希望者全員の氏名、(3)代表者の住所・電話番号を明記のうえ、下記宛先まで。返信用にも代表者の住所・氏名をご記入ください。応募者多数の場合は抽選となります。結果は締切後、返信ハガキでお知らせします。
[宛先]
157-0062 世田谷区南烏山1-10-10 世田谷文学館「日本SF展」係
[会場] 1階文学サロン
[定員] 事前申込150名
[参加費] 1,000円(ドリンク付き)


http://www.setabun.or.jp/event/list.html#event00133