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“答え”が出なくても、 とことん語ってみる!

2013-06-21 カルチベートトーク「建築をどう社会に伝えるか」 東京・建築会館 2013-06-14


■催し物の内容
カルチベートトーク
テーマ:建築をどう社会に伝えるか

 建築文化事業委員会では、建築を社会に伝えることを、課題のひとつとしている。今回、委員の田中元子らが実践しているけんちく体操が、2013年度の日本建築学会教育賞を受賞したことを契機に、カルチベートトークが企画された。そこで同委員である建築家の藤村龍至と批評家の五十嵐太郎の、それぞれの建築と社会をつなぐ試みも紹介しつつ、現在において「建築をどう社会に伝えるか」をめぐって討議を行う。
 今回のカルチベートトークでは、田中、大西正紀らが、けんちく体操のこれまでの活動、五十嵐が、批評家としての活動からあいちトリエンナーレ2013における建築的な展開、藤村が、行政や他分野を巻き込む活動からあいちトリエンナーレのプロジェクトについて、それぞれプレゼンテーションを行った後、司会を担当するコミュニティ・デザイナーの菊池宏子が、アートと社会の関係を探る視点を絡めながら、包括的なディスカッションに広げていく。

■申込は下記のURLでお願いします。
https://www.aij.or.jp/index/?se=sho&id=527

主催:建築文化事業委員会
日時:6/21(金)18:30〜20:30
会場:建築会館202号会議室
参加費:無料
講師:五十嵐太郎、田中元子、藤村龍至/司会 菊池宏子

日本建築学会

6/21 FRI

出演 _ 武田徹(ジャーナリスト、評論家)
仲俣暁生(フリー編集者、文筆家)
開催日時 _ 20:00〜22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order


武田徹 × 仲俣暁生
「“答え”が出なくても、
とことん語ってみる!」
〜ノンフィクションの書き手として、
いま言葉にしたい幾つかの事柄〜



インターネットの発達によって「マスメディア発の情報」と自身の生活意識に「ずれ」を感じること、多くありませんか?
情報が氾濫/拡散されるに伴い世の中も複雑化、簡単に“答え”を出せない問題が増えているのかもしれません。

ノンフィクションの書き手である武田徹さんと仲俣暁生さんは、つねに社会事象を自分に引き寄せ、綿密な調査をもとに見解を発信しています。原発問題でも是非論ではなく「考え方の指針」となる視点を提供…つまり“答え”を教えるより、読者の「気付き」を促す姿勢を貫いています。

メディア論、ジャーナリスト/ライターが直面する諸問題から最新の流行現象まで、『原発論議はなぜ不毛なのか』を上梓したばかりの武田さんに、仲俣さんが質問をぶつける形式でトークイベントを開催します!


2人がオープンな場で語り合うのは今回が初めて。
いまもっとも話を聞きたい「言葉の使い手」が、参加者とともに“答え”のためのヒントを探ります。


武田徹さん、仲俣暁生さんからのコメント


「取材や調査をして文章を書く、自分の仕事ぶりを示す肩書きは<ジャーナリスト>のはずなのに、その言葉に居心地の悪さを感じるのは何故なのだろう。自分の書いた文章は<ノンフィクション>に分類されるのに、その言葉に肩身の狭さを感じるのは何故なのだろう。物書き仕事だけで手一杯なのに<メディア>一般について研究したり、教えようとするのは何故なのだろう。そんな自問自答から始まって<ジャーナリズム><ノンフィクション><メディア>について考え、話してみたい」(武田)


「以前『〈ことば〉の仕事』という本も書いて以来、メディアにおける言葉のありかたに、ずっと関心があった。言葉が有効であるための方法論について、いろんな人と話をしてみたかった。武田さんは震災後、言葉の使い方にもっとも自覚的なジャーナリストの一人。この機会に「ジャーナリズム」と「ノンフィクション」の違いはどこにあるか、という以前から抱いている疑問をぶつけてみたい。二人が共に寄稿している『ウィッチンケア』の多田さんが、このイベントを企画してくれたことに感謝します」(仲俣)


武田徹 × 仲俣暁生 「“答え”が出なくても、とことん語ってみる!」 ~ノンフィクションの書き手として、いま言葉にしたい幾つかの事柄~ | 本屋 B&B