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金融緩和の罠

金融緩和の罠 (集英社新書)

金融緩和の罠 (集英社新書)

【新宿南店】 2013年5月16日(木)19:30〜萱野稔人さん×浜矩子さんトークイベント/集英社新書『金融緩和の罠』刊行記念

集英社新書『金融緩和の罠』刊行記念
萱野稔人さん×浜矩子さんトークイベント


集英社新書『金融緩和の罠』で、藻谷浩介氏・河野龍太郎氏・小野善康氏らと、金融緩和の副作用を徹底検証した哲学者・萱野稔人氏。
 今回のイベントでは萱野氏が、浜矩子氏(同志社大学大学院ビジネス研究科長)をゲストにお招きし、アベノミクスと金融緩和の落とし穴についてさらに議論を深め、日本経済再生への道筋を考えます。


日 時|2013年5月16日(木) 19:30開演 / 19:00開場

会 場|紀伊國屋書店新宿南店7階サザンシアターロビー

定 員|50名

参 加 料|800円

参加方法|4月15日(月)10:00よりお電話にてご予約を受け付けいたします。(先着50名)  

ご予約電話番号:03-5361-3313
新宿南店3階売場直通(10:00〜20:30)

※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。


参加料800円はイベント当日、会場にてお支払いいただきます。
(お支払い方法は現金のみとさせていただきます)

トークイベント終了後にサイン会を開催いたします。サイン会にご参加のお客様は別途、書籍をお買上げいただく必要がございます。
事前に新宿南店でお買上げいただいた『金融緩和の罠』(集英社・4月17日発売・税込798円)をイベント当日にお持ちいただくか、イベント会場で販売する対象書籍をお買い求め下さいませ。イベント会場では『金融緩和の罠』に加えて、その他のお二人の著書も販売予定です。

注意事項|
・イベント会場は自由席となります。開場時間よりご入場いただいた方からお好きな席にお座りいただけます。
トーク時間は1時間を予定しています。
トークのあとにサイン会を開催いたします。
・イベント会場での録音は固くお断りします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承下さい。
・定員になり次第、受付を終了させていただきます。尚、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承下さい。


http://www.kinokuniya.co.jp/contents/pc/store/Shinjuku-South-Store/20130415100000.html

文化の三角測量、レヴィストロース、日本
[ 対談 ]

使用言語:フランス語 (同時通訳付き)

日時: 2013年05月16日(木) 18:00 - 20:00
場所: 1階ホール
【要旨】
 文化人類学はイギリス、フランスをはじめ海外に植民地をもち、いち早く「近代化」を遂げた西洋の「文明国」で発達した学問である。文明の中心が周辺の未開文化を研究する西洋中心的人類学に異を唱え、「非ヘゲモニー的人類学Anthropologie non hégémonique」を掲げる人類学者国際フォーラムForum international des anthropologues (FIA) の東京シンポジウムが、日仏会館で開かれる。その前夜行事として、日本の川田順造とフランスのフランソワ・ラプランチーヌが、シンポジウムのテーマである「文化の三角測量」について討議する。
 「文化の三角測量triangulation des cultures」は、日本の民俗学的研究から出発し、フランスで人類学とアフリカ研究を学び、フランス諸地方の伝統的職人と、西アフリカとくにブルキナファソの旧モシ王国について、長年現地研究をした川田が唱えて来た文化研究の方法である。対比的な二文化の比較に、全く異なる第三の文化を加えることにより、研究者自身の視点を是正し、それぞれの文化の隠れた性質を立体的に浮き彫りにすることを目指す。他方、哲学から人類学に転じたラプランチーヌは、クロード・レヴィ=ストロースの構造人類学anthropologie structuraleに対し、人類学に「主体sujet」概念を復活させ、エス精神分析学ethnopsychanalyseを起点に 「感覚的なものの人類学anthropologie du sensible」を開拓してきた。主たるフィールドはブラジルだが、最近では日本と中国に滞在した印象をもとに「文化の四角測量」の可能性を示唆している。
本対談では、川田が翻訳しラプランチーヌが書評を書いているレヴィ=ストロースの死後出版L'autre face de la lune. Écrits sur le Japon, Seuil, 2011(『月の向こう側 日本について』中央公論新社、2013)を媒介項に、両者の「文化の三角測量」観を突き合わせ、内dedansと外dehorsから日本についての視線を交叉させる。

【講師】
フランソワ・ラプランティーヌ(リオン第2 大学)
川田順造神奈川大学

【司会】
三浦信孝(中央大学

【主催】日仏会館フランス事務所、公益財団法人日仏会館
【協力】神奈川大学日本常民文化研究所

参加者限定の研究セミナー等を除き, 特に記載のない限り, 日仏会館フランス事務所主催の催しはすべて一般公開・入場無料です. ただし, 席数の都合でご入場いただけない場合もありますので, 予めご了承ください.参加申込はメールで(contact[の後に@mfj.gr.jp] まで)どうぞ.


http://www.mfj.gr.jp/agenda/2013/05/16/index_ja.php