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カタストロフィーと人文学

人文学と制度

人文学と制度

小林康夫先生著『存在のカタストロフィー』 西山雄二先生編『人文学と制度』刊行記念 〜対談:カタストロフィーと人文学〜 開催!

  

ブックファースト新宿店・地下2階Fゾーンイベントスペース
3/29(金)午後7時00分〜午後8時30分 【開場 午後6時45分】


2011年、日本は震災、津波原発事故という未曾有のカタストロフィー(破局)を経験しました。破局的状況は、人間と自然、人間と文明、人間と歴史といった諸限界を露わにし、それらの概念や現実が根源的に再考される契機となりました。この災害にさいして、自然科学や社会科学の研究者は具体的かつ実効的な支援や提言に取り組んできましたが、人間の精神的活動を探究する人文学は、カタストロフィーを前にいかなる学問的貢献ができるのでしょうか。
 小林康夫先生は昨年、この大災厄をふまえ人間存在の問題を哲学的・状況論的に論じ抜いた著書『存在のカタストロフィー――〈空虚を断じて譲らない〉ために』を刊行され、西山雄二先生は、人文学の命脈を保ってきた諸制度の歴史的背景やその理念、原理を考察する論集『人文学と制度』を編纂されました。これら二冊を足がかりにして、カタストロフィーと対峙する人文学の責務について、異なる世代の二人に語り合っていただきます。


★イベントの参加には「イベント参加券」が必要です。ご希望の方は下記をご確認の上、イベント参加券をお求めください。

【定員】40名様
【イベント参加対象本】3月22日(金)発売 『人文学と制度』(西山雄二先生編/未來社/税込¥3,360)

【発券開始】3月17日(日) 10時00分より
【発券場所】新宿店地下1階Aゾーンレジカウンター

【発券方法】 (※定員に達し次第、発券は終了いたします)
イベント参加対象本『人文学と制度』が発売前の「3月17日(日)〜21日(木)まで」は、イベント参加券を『人文学と制度』の書籍代(税込¥3,360)で販売いたします(書籍はイベント当日お渡しいたします)。
「3月22日(金)以降」は、イベント参加対象本『人文学と制度』をお買い上げいただいた方にイベント参加券をお渡しいたします。


※イベント参加券のお取り置き、電話等でのご予約は承れません。
※イベント参加券はお一人様一枚とさせていただきます。
※イベント参加券をお持ちでない方は当日ご入場いただけません。
※当日のお席はご来場順の自由席とさせていただきます。
※対談終了後、ご希望の方には、小林康夫先生・西山雄二先生から書籍にサインをいただけます。
サイン対象は『人文学と制度』と『存在のカタストロフィー』です。ご希望の方はサイン対象書籍をお持ちください。『存在のカタストロフィー』は、当日会場でも販売いたします。
※サインは、お一人様につき「対象本をそれぞれ一冊まで」とさせていただきます。
※撮影及び録音、ウェブでの配信はお断りさせていただきます。

【お問合せ】ブックファースト新宿店 03-5339-7611


<著者紹介>
小林康夫(こばやし・やすお)
1950年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授(哲学)。著書に『表象の光学』(未來社/2003年)、『知のオデュッセイア』(東京大学出版会/2009年)『歴史のディコンストラクション』(未來社/2010年)ほか。編書に『知の技法』(共編/東京大学出版会/1994年)ほか。訳書にフーコー『思考集成』(共編訳/全10巻/筑摩書房/1999-2001年)ほか。

西山雄二(にしやま・ゆうじ)
1971年生まれ。首都大学東京人文科学研究科准教授(フランス思想)。著書に『哲学への権利』(勁草書房/2011年)、『哲学と大学』(編著/未來社/2009年)、『異議申し立てとしての文学』(御茶の水書房/2007年)ほか。訳書にジャック・デリダ『条件なき大学』(月曜社/2008年)、『名を救う』(共訳/未來社/2005年)ほか。


http://www.book1st.net/event_fair/event/page1.html#a_568

★ イケヤン★展2013 in ROPPONGI〔春のおもてなし〕

陶芸業界を盛り上げることを目的に岐阜県美濃の陶芸家・青木良太を中心に
結成された若手陶芸家グループ“イケヤン”の展覧会を開催。
今回、「春のおもてなし」をテーマに制作された、出品作家19名の器他を展示
販売します。お気に入りの一点を探して下さい。

日時:2013年3月29日(金)-4月14日(日)12:00〜20:00 入場無料 
   ※会期中無休
会場:六本木ヒルズA/Dギャラリー
http://www.macmuseumshop.com/user_data/exhibition_13033.php