河村書店

人文系イベント紹介サイト

「科学の価値選択」

デフレからナショナリズムまで、時事問題を語る
ポパーウィットゲンシュタイン
刊行20周年記念トークイベント
OPEN18:00START18:30
CHARGE¥2000(w/1drink)
ちなみに『ポパーウィットゲンシュタイン』はリフレ派形成の重要な書籍です。いま隠された日本の論壇のディープなクロ歴史が20年ぶりに明らかにw
sayaさんと古谷ツネヒラさんも間に合えば参加予定
――田中秀臣さんfacebookより

【出演予定】田中秀臣、野崎次郎、麻木久仁子、金子洋一

http://www.velvetsun.jp/next.html#9_8

[第6回科学コミュニケーション研究会 年次大会のご案内]

テーマ: 「科学の価値選択」〜社会における科学の価値はどのようにして決まり、そこに科学コミュニケーションはどのように関与するのか
日 程:2012年9月8日(土)、9日(日)
場 所:東京大学 本郷キャンパス 小柴ホール(東京都文京区)
担 当:横山 広美、高梨 直紘(東京大学)、加納圭(滋賀大学)

■ 開催趣旨

民主主義の枠組みにおいて、科学・技術をどのように位置づけ、社会システムの中に組み込んでいくかは私たちが直面している難しい課題のひとつです。高度経済成長期を終え、科学・技術の意義が再び多様化しつつある現代日本において、どのようなプロセスによって科学・技術の社会的価値が決定されているのでしょうか。関係する諸分野の研究者をお招きし、科学コミュニケーションという視点から全体像を俯瞰していきます。

■ 参加方法

発表(口頭、口頭+ポスター、ポスター)を希望される方は、申込フォームよりお申し込み下さい。
発表されない方は、当日直接会場の方へお越し下さい。事前申し込みは不要です。
いずれも参加費、登録費は無料です(懇親会費は当日、別途支払)。

■ 会場の情報

小柴ホール (東京大学理学部1号館2F)

■ 招待講師一覧

加藤 尚武氏(京都大学 名誉教授)
吉田 徹氏(北海道大学 准教授)
他3名を予定(交渉中)

■ 招待講演概要

吉田 徹 氏(北海道大学 准教授)
「脱政治化・ポピュリズム・熟議民主主義」

概要:
 デモクラシーをめぐる困難が指摘されるようになって久しい。先進国では様々な理由から「民主主義」、もっといって「民主的意思決定」に対する幻滅が広がりをみせ、政治不信が高止まりするトレンドをみせている。それと同時に、民主政治における「リンケージ・モード」として、「脱政治化」「熟議民主主義」「ポピュリズム」などが観察されるようになった。
 これらは互いに関連しているものだが、相互排他的なものではなく、「再帰的近代」の時代において新たな正当性の源泉を絶えず求めざるを得ないデモクラシーのバージョン・アップに貢献するものとみなすのが妥当といえるだろう。そこで、政治不信が拡大し、社会関係資本が減退しているとされる現代において、なぜ3つのリンケージ・モードが出現したのかを確認し、それぞれの短所と長所を確認した上で、民主政治の正当性はいかに定義され、確保され得るのかの手がかりを考えてみたい。

他の講演につきましても、順次情報を公開していきます。

■ プログラム(暫定版)

※プログラムの順番は、申込状況および登壇者の都合により変更する可能性があります。
 最終版は8月下旬の公開を予定しております。

――――――――――――――――――――――――――――
9月8日(土) 会場:小柴ホール(理学部1号館)
12:30- 開場
13:00-13:30 挨拶/趣旨説明(横山広美)
13:30-15:00 招待講演1(各講演45分)
13:30 吉田徹 (北海道大学 准教授)
14:15 加藤尚武 (京都大学 名誉教授)
15:00-15:30 コーヒーブレイク&ポスターセッション
15:30-16:30 口頭発表1(1演題15分,12分講演3分質疑)
15:30 川越至桜「産業界、教育界と連携した中学生・高校生への科学技術コミュニケーション」
15:45 羽村太雅「無関心層への波及により科学を文化に 〜クリスマスサイエンスフェスティバル 2012 in 柏の葉を例に〜」
16:00 本間直幸「産学官連携に科学コミュニケーションがもたらす価値:コーディネート事例からの考察」
16:30-18:00 総合討論I
登壇者:吉田徹、加藤尚武横山広美
司会:加納圭
18:00-19:30 懇親会(参加費1000円、当日徴収)
――――――――――――――――――――――――――――
9月9日(日)会場:小柴ホール(理学部1号館)
――――――――――――――――――――――――――――
9月9日(日) 会場:小柴ホール(理学部1号館)
10:30- 開場
11:00-11:45 招待講演2(講演45分)
11:00 岡田小枝子(高エネルギー加速器研究機構
11:45-12:00 ポスター発表(1演題3分,3講演毎に1分質疑)
11:45 伊與木健太「学生が行う科学コミュニケーション ”四季報”」
11:48 佐野和美「リスクコミュニケーションの場における科学の役割」
11:51 菊池誠「ゼロからの放射能勉強会はどれくらい大変か」
11:54 田中啓「大学院生出張授業プロジェクト (BAP) のこれまでの活動について」
12:00-13:30 昼食
13:30-15:00 招待講演3(各講演45分)
13:30 城山英明 (東京大学 教授)
14:15 川畑秀明 (慶應大学 准教授)
15:00-15:30 コーヒーブレイク&ポスターセッション
15:45-16:30 招待講演4(講演45分)
15:45 北原和夫 (東京理科大学 教授)
16:30-18:00 総合討論II
登壇者:川畑秀明、北原和夫、保坂直紀
司 会:高梨直紘

※ポスター発表のみ
 黒田純平「小規模サイエンスカフェにおける発話の談話分析」
 実験太朗「科学コミュニケーションとしての漫画・ゲーム」

http://www.scicomsociety.jp/?page_id=29

出版記念
【新設】動物的/人間的

講師名 社会学者 大澤 真幸
講座内容
※7月期パンフレットに記載のない緊急講座です。
 
大澤社会学の新たな挑戦。人間の「社会」が、動物の「社会」と異なるのはどこでしょうか。哲学・進化論生物学・自然人類学などの知見と切り結び、人間の本質に迫ります。
 
「人は知ろうとして、探究する。しかし何を知りたいのか? 何が探究の目標なのか?人が知ろうとしているもの、人の探究の最終的な目標、あらゆる学問の蓄積が最終的にそこへと向かって収斂していく場所、それは何か? 自分自身である。とするならば、人間のすべての知を規定している究極の問いとは、〈人間とは何か?〉にほかなるまい。」(『動物的/人間的』第1章の1「知の究極の主題」より)
 

★本講座は、「動物的/人間的 1.社会の起源」(弘文堂)の出版記念講座です。7階カウンターにて本書を販売予定。当日はサイン会も行います。
 
http://www.koubundou.co.jp/books/pages/50121.html

日時 9/8
土曜 18:30-20:30 2012年 9/8
受講料(税込み) 9月(1回) 会員 2,940円 一般 3,570円

http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=175996&userflg=0