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「理想」とは何か、哲学はいま何を語るのか

プラトン哲学に挑む――「理想」とは何か、哲学はいま何を語るのか


納富信留慶應義塾大学文学部教授)× 熊野純彦東京大学文学部教授)


■日時2012年8月16日(木)19:30〜


プラトン主著『ポリテイア』(『国家』)は、ユートピア論最大の著作として、近代日本に『理想国』の標題で登場し、そこから「イデア」の訳語として「理想」という言葉が生み出された。急速に変化する明治の社会状況下で、近代国家を建設する必要に迫られ、個人の生き方に苦悩する日本人に、プラトン哲学と「理想」はどんな役割を果たしたのか。そして、理想社会の実現を目指す指南書から、やがて全体主義イデオロギーへと援用されていった背景は何であったか。このトークセッションでは、プラトン最大の問題作に挑んだ『プラトン 理想国の現在』の著者・納富信留教授に、「理想」を巡る言論やその哲学的意義について語っていただきます。さらに中盤からはゲストの熊野純彦教授と共に、ギリシア哲学と近代日本について広く語っていただきます。


会場 ジュンク堂書店池袋本店 4階カフェにて
定員 40名(お電話又はご来店にてお申し込み先着順)
入場料 1000円 (ドリンク付)
受付 お電話又はご来店(1Fサービスカウンター)にて先着順に受付。
トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願いいたします。
お問い合わせ 池袋本店 TEL03-5956-6111


http://www.junkudo.co.jp/tenpo/evtalk.html#20120816_talk