今、いかなる言葉で政治を語るのか

「感動する力 〜アートを感じる・アートから考える〜」
ゲストスピーカー：姜　尚中（東京大学大学院教授）
モデレーター：竹中 平蔵（慶應義塾大学教授 / アカデミーヒルズ理事長）

┗ 「日曜美術館」（NHK）の司会を2年間務められた経験、そして在日韓国・
朝鮮人2世として、日本と韓国の2つの文化の中で育ってこられた姜尚中氏。
日韓の社会的、文化的な相違についても触れながら自身のアート（作品）を
感じる力語ります。後半に竹中平蔵氏との対談も予定。

日時：4月26日（木）19：00〜20：30
受講料：3,000円　※「イ・ブル展」（森美術館）招待券付　　
会場：アカデミーヒルズ（六本木ヒルズ森タワー49階）
⇒ http://www.academyhills.com/school/artcollege/detail/112743_kan_takenaka20120426.html

静かな夜 (佐川光晴作品集)

安部公房の都市

『作品集　静かな夜』（左右社）刊行記念
今、いかなる言葉で政治を語るのか
1965年生まれの二人のこれまでとこれから

苅部　直（政治学者）　×　佐川　光晴（作家）

■2012年4月26日(木)19:30〜

佐川光晴さんが、北大恵迪寮で執行委員をしていた時代を描いた私小説的な作品「二月」「八月」を所収する『静かな夜』上梓した。「政治」とは何か。共同体が人を成長させ、仲間との関係の取り方を身につけさせてくれる空間なら、政治とは、そうした共同体を維持・存続させるためにいかに行為すべきかという具体的な問題だと佐川さんはいう。これまで夫婦・家族・職場・児童養護施設といった共同体を描いてきた作家は、しかし、いまや「日本」という単位を考察せざるをえないと感じている。

『丸山眞男』『安部公房の都市』などの著者で知られる政治学者・苅部直さんとは同い年で、共に１９６５年生まれ。二人が、幼少期からの体験・経験をふまえて、「政治」にどのようなイメージを抱いてきたか。８０年代、９０年代、００年代をどのように過ごしてきたか。そして１０年代にどのような仕事をしようとしているかを語り合います。

■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5

honto - 丸善＆ジュンク堂ネットストア サービス統合のお知らせ