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同一の呪法による二つの儀式〜菊地成孔と菊地成孔によるダブルコンサ

09.片岡剛士「現在、過去、未来の視点から考える日本経済」
日時 & 場所 : 2011年2月19日(土)13時〜17時45分 / 光文社 地図はこちらです
定員 & 費用 : 40人 / 9,450(税込)
概要:

1990年代の長期停滞−「失われた10年」を経て、デフレをともなった不十分な景気回復、そしていまだ世界金融危機の影響に翻弄されている日本経済。この「失われた20年」はわれわれにとっては甘んじて引き受けねばならない事態、つまり人為の埒外にある運命的な現象なのでしょうか。

われわれは過去と未来というふたつの時代の接点としての「現代」に生きています。現代を考えるには過去の事象を詳細に考察することが必要です。一方、未来に生じうる現象の予想が現代の経済現象や経済政策に少なからず影響しているのも事実でしょう。

このレクチャーでは、現代の日本経済を概観しつつ、なぜこのような状況になったのかを過去に遡って探るとともに、未来に生じうる現象を検討するという三方向から、日本経済とその対処策としての経済政策を考えてみたいと思います。

第一部 現代の視点から考える日本経済
経済政策についての基本的概念を解説するとともに、現代の日本経済の立ち位置を各種統計に即して跡付けることで、日本経済の現状を概観します。

第二部 過去の視点から考える日本経済
第一部で取り上げた、日本経済の現状がなぜ生じたのか。その答えは過去の経済現象をどのように理解するかに拠ります。ここでは、長期停滞に関するさまざまな解釈を紹介しつつ、それらを実証的見地から検討を加え、長期停滞がなぜ、どのようにして生じたのかを多面的に考えます。

第三部 未来の視点から考える日本経済
悲観論が蔓延している現状の類推から「未来」を思い描けば、その未来は「陰鬱」なものにならざるを得ないでしょう。しかし陰鬱な未来は既成事実ではありません。むしろ、諸問題が山積しているのが未来だとするのならば、それを乗り越えさえすれば、陰鬱な未来は明るい未来になり得るともいえます。ここでは、我が国の財政問題や人口減少といった将来不安要因とされている問題を例にあげながら、「いま何をなせばよいのか」といった視点から現代の日本経済を考えます。
片岡剛士(かたおか・ごうし)
1972年生まれ。慶応義塾大学大学院商学研究科前期博士課程(計量経済学専攻)修了。現在三菱UFJリサーチ&コンサルティング経済・社会政策部主任研究員。専門は応用計量経済学マクロ経済学。著作に『日本の「失われた20年」-デフレを超える経済政策に向けて』(藤原書店、2010年、第4回河上肇賞本賞受賞)等。
 
http://synodos.jp/seminar_lecture

2月19日(土)11:50-13:20
東海高校 名古屋市東区筒井1-2-35 http://www.tokai-jh.ed.jp/
「サタデープログラム(土曜市民公開講座)18th」
サタデープログラムは東海高校で年数回開催される学生による一日限りの公開講座。さまざまなジャンルの著名人による講演から、子供向けや趣味・美容に関するものまで、数十の講座が無料で公開されます。
講座「生きること 考えること――フランスの事例から、「哲学」とは何か?」
フランスでは高校3年生に哲学科目は必修で、大学入試にも哲学の論述試験がある。生きることと考えることはどう関係しているのか。生きることにとって、考えることはどんなふうに大切なのか。フランスの高校での哲学教育の事例から、「私たちにとっての哲学」を考える。
入場無料 一般参加可能
主催:東海高校・中学 サタデープログラム生徒実行委員会 http://www.satprogram.net/index.html

同一の呪法による二つの儀式〜菊地成孔菊地成孔によるダブルコンサート
テーマ:イベント・公演ご案内
2011年2月19日(土)

エロス+虐殺/菊地成孔ダブルコンサート初日 
出演 菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラー

2011年2月20日(日)

巨星ジークフェルド/菊地成孔ダブルコンサート二日目 
出演 デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン

http://www.sunrisetokyo.com/schedule/details.php?id=638