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現代自由主義を考える

古川日出男が朗読する新作小説『MUSIC』5月9日(日)13:00〜14:00 Apple Store, Ginza中央区銀座3-5-12)現代日本文学の最前線で活躍する人気作家の古川日出男氏が、新潮社 Podcastの収録を兼ねた朗読会を行います。

『本を読むということはどういうことか――この時代に逆らって』
佐々木中保坂和志トークショー

■2010年5月9日(日)14:30〜16:30(開場14:00〜)
■会場: 青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
■定員:100名様
■入場料:700円(税込)
■ご参加方法:
 [1] ABCオンラインストアにて予約受付。
 [2] 本店店頭にてチケット引換券を販売。
 ※入場チケットは、イベント当日受付にてお渡しします。
 ※当日の入場は、先着順・自由席となります。
 ※電話予約は行っておりません。

■お問い合わせ電話: 青山ブックセンター本店・03-5485-5511
■受付時間: 10:00〜22:00
(※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意ください。)
■受付開始日:2010年4月26日(月)10:00〜
<イベント内容>
2008年11月、思想界に忽然と一冊の重厚長大な書物が刊行されました。『夜戦と永遠』。本書で現代思想の「絶対的な更新」を試みた佐々木中氏。その著 作に今回の対談ゲストの作家・保坂和志氏も「ひたすら興奮しながら読んだ」と大絶賛されました。
 このたびは、佐々木中氏(選)のブックフェアの開催の記念として、「読むこと」そしてもちろん「書くこと」を絶えず追究し続ける、現代を代表する作家で ある保坂和志氏をお招きし、時代に追従するのではなく、いま敢えて反逆児として、本と真摯に向き合うこと、また文学・思想を中心とした芸術作品の無限の可 能性について、今後の「来たるべき読者」への道案内となるべくお話を、お二人に熱くどこまでも語りあっていただきたいと思います。
<プロフィール>
佐々木中 (ささき あたる)
1973年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文社会研究系基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。現在、立教大学東京医科歯科大学教養部非常勤講師。専攻は哲学、現代思想、理論宗教学。著書に『夜戦と永遠』(以文社、2008年)。論文に「この執拗な犬ども」、『現代思想・特集ミシェル・フーコー』(青土社、2009年6月号)など。翻訳にフェティ・ベンスラマ「冒涜する羊──『イスラームの名における検閲』会議での発言」(『現代思想特集イスラームと世界』・青土社、2006年5月号)、ピエール・ルジャンドル『ドグマ人類学総説─西洋のドグマ的諸問題』(共訳、平凡社、2003年)など。


保坂和志 (ほさか かずし)
作家。1956年山梨県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。1990年『プレーンソング』でデビュー。1993年『草の上の朝食』で第15回野間文芸新人賞、1995年『この人の閾』で第113回芥川賞、1997年『季節の記憶』で第33回谷崎潤一郎賞受賞。現在、『群像』で「未明の闘争」、『文学界』で「カフカ式練習帳」、『真夜中』で「遠い触覚」、『ちくま』で「寝言戯言」を連載中。

http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201005/_59.html

現代自由主義を考える
              
講 師  金沢大学教授  仲正 昌樹                                   
                                                    
この連続講座では、英語圏、特にアメリカにおける自由主義的な政治哲学の現代的展開を概観していきます。独立宣言に基づいて建国されたアメリカは、西欧諸国の中でも最も「自由」の精神が根付いている国であり、国家によるパターナリズム(父権的干渉主義)を極力回避しようとする傾向があることが知られています。アメリカの政治・経済思想の基調は、「古典的自由主義」でした。しかし、第二次大戦後、福祉政策を重視する「リベラル」派の勢力の拡大や、公民権運動、ベトナム反戦運動等の影響で、再配分論的な発想を組み込んだ、現代版の[社会契約論―正義論]の政治哲学が台頭し、「自由主義」系の政治哲学全般をリードするようになりました。第一回目は、「正義論」を現代化したロールズの仕事とその歴史的背景を紹介します。第二回目には、ロールズ正義論とライバル関係にある、リバタリアニズム自由至上主義)とコミュニタリアニズム共同体主義)の主張を検討します。第三回目は、リベラルな正義論を含めた「自由主義」の基本的前提を根本的に問い直す「差異の政治」系の議論、とりわけ、ポストモダンフェミニズム法哲学者ドゥルシラ・コーネルの「イマジナリーな領域」への権利論を取り上げ、自由主義論の今後の可能性を探ろうと思います。

第一回 正義論をめぐる問題状況
第二回 リバタリアニズムコミュニタリアニズム
第三回 差異の政治と「イマジナリーな領域」への権利
                              (講師・記)

日   時  2010年 5月9日、6月13日、7月11日 3回
日曜 14:00〜16:00
受 講 料 会員 7,875円 一般(入会不要)9,765円

<講師紹介>なかまさ・まさき
1963年広島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。駒沢大学非常勤講師、金沢大学助教授を経て、現職。著書に『「不自由」論』ちくま新書、『日本とドイツ 二つの戦後思想』光文社新書、『集中講義!日本の現代思想』NHKブックス、『今こそアーレントを読み直す』講談社現代新書他。
              
講師の病気や受講者が一定数に達しない場合は、講座を延期または中止することがあります。
手続きの際ご記入頂く皆様の個人情報は、受講連絡やお知らせ、講座企画の内部資料として使わせて頂きます。

〒251-0052 藤沢市藤沢438-1 藤沢ルミネプラザ9階
電話(0466)24-2255  URL:http://www.asahiculture-shonan.com 

霞ヶ関を見てきた男 湯浅誠に聴く〜新政権内閣府とこれからの貧困問題〜」

昨年末、元内閣府参与・緊急雇用対策本部貧困・困窮者支援チーム事務局長に任命され、国家戦略室から霞ヶ関を見てきた湯浅誠がLOFT Aに再び登場。3月5日に辞任後また自立生活サポートセンター・もやい事務局長・反貧困ネットワーク事務局長として貧困問題と中心から闘い続ける「日本のガンジー」に素人の乱松本哉と二木信、元衆議院議員保坂展人がそれぞれビンボー人の立場から、政治家の立場から聴く今までとこれからの活動、お客さまとのクロストークも充分にやってもらいます。
(Asagaya / Loft A店長:奥野テツオ)

【出演】
湯浅誠反貧困ネットワーク事務局長)

1部/「霞ヶ関か?ゲリラ戦か?」
【聞き手】松本哉素人の乱)、二木信(フリーライター

2部/「“政権交代”は政治をどこまで変えたか?」
【聞き手】保坂展人(元社民党衆議院議員

3部/全員参加でのクロストーク

OPEN18:30 / START19:30
前売¥1.500 / 当日¥1.600(共に飲食代別)
※「もやい」にて相談中の方はドリンク代のみ(500円〜)
生活相談中の方は当日受付けで「もやい」の名刺をお持ちください。

前売予約は店頭販売、下記WEB予約、電話予約にて3/25日より受付け開始!

http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=351
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