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映画から出発して世界に向かう

中原昌也 お誕生会』

2009年6月4日(木)OPEN 19:00 / START 20:00
会場:六本木スーパーデラックス(東京・六本木)

出演:suicidal 10cc中原昌也ジム・オルーク)、2 MUCH CREW、umi no yeah!! feat シロップさん(氷蜜) 、a.k.a コンピューマ、コンピューマ山辺圭司(Los Apson?)、煙巻ヨーコ

料金:2,000円
中原昌也の「お誕生会」、ジム・オルーク、2 MUCH CREWらがノイズで祝う - 音楽ニュース : CINRA.NET

『「芸術」の予言!!』(フィルムアート社)刊行記念
映画から出発して世界に向かう ―60年代カルチャー再考
松本俊夫×四方田犬彦

■2009年6月4日(木)19:00開演(18:30開場)

68年から74年にかけて刊行されていた、知る人ぞ知る幻の雑誌『季刊フィルム』『芸術倶楽部』。その2誌のベストセレクション・アンソロジー本の刊行を記念して、60年代に先鋭的な映像表現の只中で格闘し、2誌の編集委員だった映像作家・松本俊夫氏と、当時の前衛カルチャーから決定的な影響を受け、『季刊フィルム』の熱心な読者でもあった四方田犬彦氏の対話が実現します。日本の前衛芸術の大きなピークとなった60年代カルチャーとはいったい何だったのか? ノスタルジーや偏愛ではなく、現代そして未来をも撃つための、表現と運動の実践のあり方とその可能性を探ります。

【講師紹介】
松本俊夫(まつもと・としお)
1932年生まれ。映像作家。多数の雑誌や単行本で映像理論家としても活動。『西陣』(61)『石の詩』(63)等のシネ・ポエム、『薔薇の葬列』(69)『修羅』(71)『ドグラマグラ』(88)等の劇映画、『新陳代謝』(71)『アートマン』(75)『気』(80)『偽装』(92)等の実験映画やビデオ・アートなど、多数の作品を発表している。

四方田犬彦(よもた・いぬひこ)
1953年生まれ。明治学院大学教授。映画研究、国内外文学研究の他、アート、漫画、演劇、音楽、アジア論等々、幅広い分野での著作活動を行なう。『月島物語』で斎藤緑雨文学賞、『映画史への招待』でサントリー学芸賞、『モロッコ流滴』で伊藤整文学賞を受賞。他の著書に『ハイスクール1968』『白土三平論』『先生とわたし』、訳書に、エドワード・サイードパレスチナへ帰る』、ポール・ボウルズ『優雅な獲物』他多数。

★会場…8階喫茶にて。入場料1,000円(1ドリンクつき)
★定員…45名
★受付…7Fカウンターにて。電話予約でも承ります。
ジュンク堂書店新宿店 TEL.5363‐1300 FAX.5363‐1301

TALK: 0604
artistic? research.

<ゲスト>
崔 敬華(キュレーター)
笹口 数(アーティスト) 

ドゥルーズは、哲学は概念(concept)を創りだす作業であり、芸術は影響(affect)と創りだす作業だといいました。それは共に、科学的、文化的、政治的なシステムによって支えられた「真実」や「理論」に、個として対峙しながら、新しい「知(knowing)」の可能性を提示することだと考えます。
■では、美術において、新しい「知」の創造の可能性とは何であり、また、それはどのようになされうるのでしょうか。このような問題を共に考える場として、今回は「リサーチ」に焦点を置き、いくつかの美術作品を見ながら、アーティストが行うリサーチと、その表現への転化のプロセスについて考えます。


日時:2009年6月4日(木)20:00〜22:00
会場:Otto Mainzheim Gallery(アクセス)
定員:30人(予約制) 参加費:1,000円(1ドリンク付)

【 プロフィール 】
崔 敬華|Che Kyongfa
キュレーター。1977年生まれ、東京在住。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ美術史論修士課程、マルモ・アート・アカデミー、クリティカル・スタディーズ修了。主な企画は、「OK Video Festival」(ジャカルタ/2005)、「Mindscapes」(東京/2006)、「Recycled」(オスロ/2008)、「The Demon of Comparisons」(アムステルダム/2009)。現在、文化の関係性と共存についてグローバルに考察するコラボレーションプロジェクト、Electric Palm Treeや、若手アーティストへの支援を行うArtist Pension Trust Beijingの共同ディレクターを務める。
笹口 数/Kazz Sasaguchi
アーティスト。1962年生まれ、東京在住。武蔵野美術大学建築学科卒業、チェルシー美術大学ファインアート修士課程修了。これまで、「ハラドキュメンツ8 想影 -in/visible-」(原美術館/2002)、「HERCULES」(レントゲンヴェルケ/2003)、「white」(Zenshi/2007)等の個展の他、「六本木クロッシング」(森美術館/2004)、「ビューティフル・ドリーマー」(北海道立近代美術館/2004)、「南京トリエンナーレ」(南京/2008)をはじめ、数々のグループ展に参加。また、2005年、ソウルのSSamzie Spaceでのレジデンスに参加し、2006年には、長野県南相木ダム下流にある広場にデザインした「ウズマクヒロバ」で、「グッドデザイン賞」を受賞。
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