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思弁の“ベン”

鹿島田真希さん新刊「ゼロの王国」(講談社)刊行記念
思弁のベンチャー 佐々木敦×鹿島田真希

■2009年5月14日(木)18:30開演(18:00開場)

佐々木敦さん×小説家連続トークセッション早くも第三回目!!
今回のお相手は鹿島田真希さん。「群像」にて連載され、連載中からその舞台空間のような会話の羅列が話題となった「ゼロの王国」がついに単行本化。馬鹿馬鹿しさとは?そして、美しさとは?小説の中の会話について、お二人が実際にじっくりと「会話する」夕べが実現します。ご期待下さい。

【講師紹介】

佐々木敦(ささき・あつし)
1964年生まれ。批評家。HEADZ主宰。BRAINZ塾長。エクス・ポ編集発行人。著書『(H)EAR?ポスト・サイレンスの諸相』『テクノイズ・マテリアリズム』(青土社)、『絶対安全文芸批評』(インファス)、『90年代論(仮)』(原書房・近刊)『テクノ/ロジカル/音楽論』(リットー・ミュージック)、『ソフトアンドハード』(太田出版)、『ex-music』(河出書房新社)、『映画的最前線』(水声社)、『批評とは何か? 批評家養成ギブス』(メディア総合研究所)ほか。早稲田大学、武蔵野美術大学で非常勤講師も務める。
3月3日に『エクス・ポ』に続く圧縮形態レイアウトで話題を呼んでいる新音楽誌『ヒアホン』を刊行。

鹿島田真希(かしまだ・まき)
1976年生まれ。白百合女子大在学中の1998年、友人の勧めで応募した学園小説『二匹』で文藝賞
河出書房新社)を受賞。2004年『白バラ四姉妹殺人事件』で第17回三島由紀夫賞候補となる。
2005年『六000度の愛」で第18回三島賞受賞。2006年本作で第135回芥川賞候補。
著書に『レギオンの花嫁』『一人の哀しみは世界の終わりに匹敵する』など。

★会場…8階喫茶にて。入場料1,000円(1ドリンクつき)
★定員…40名
★受付…7Fカウンターにて。電話予約承ります。
ジュンク堂書店新宿店 TEL.5363−1300 FAX.5363−1301
http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk-shinjyuku.html#20090514shinjuku

劇談、土佐有明。第二幕

『キレなかった14才 りたーんず』とはなんだったのか!?―――若手演出家6人による連続上演企画を総括し、彼らの今後を探る

出演:柴幸男(青年団演出部)、篠田千明(快快)、中屋敷法仁(柿喰う客)他、びっくりゲストもありかも。
聞き手:土佐有明(ライター)他

以下の短編新作のプレミアム上演が当日、行われることが決まりました!
「ひっくりカエル」 作・篠田千明 演出・柴幸男 出演・中屋敷法仁

『キレなかった14才りたーんず』とは??1982年生の演出家が中心となって立ち上げた連続上演企画。09年4月16日(木)〜5月6日(火・祝)まで、こまばアゴラ劇場で6演目を上演。当時、神戸の連続殺傷事件が起きた当時、「キレる14才」なるレッテルを貼られた彼らが、自身の14才の頃の記憶と向き合いつつ、作品を作り上げた。詳細はhttp://kr-14.jp/kr-14web/ にて。

日時:5月14日(木)19:00開場 19:30開演
料金:予約/当日共に1,800円(1ドリンク付き/メール予約可能)
会場:渋谷「UPLINK FACTORY」(Tel. 03-6825-5502)
   http://www.uplink.co.jp/
   東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階

予約方法:イベントへの予約をご希望の方は(1)お名前、(2)人数、(3)電話番号、(4)『キレなかった…』の上演をご覧になったか、(5)見た場合はどの演目か、(6)今後このイベントのお知らせを希望するか、を明記の上、件名を「予約/劇談第二回」として、ariake-t_あっと_nifty.comまでお送りください

伊勢神宮 魅惑の日本建築 <講談社100周年書き下ろし>
井上章一 定価2,940円】 5/14

 神宮はいかにして日本美の象徴となったのか。
 明治初年「茅葺きの納屋」とされた伊勢神宮は、20世紀に入り「日本のパルテ
 ノン」として世界的評価を受ける。民族意識モダニズム、建築進化論の交錯
 を読解する。