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これが応用哲学だ!

急告!難波弘之氏サイン会開催決定!
当館名誉店長としてもおなじみの、難波弘之氏が企画、編者をつとめた新刊『証言!日本のロック70's』の発売を記念して、サイン会が急遽決定いたしました。リアルなウラ話!?盛り沢山のトークセッションが、待望の書籍化です。ぜひこの機会にお買い求めください!

難波弘之井上貴子
『証言!日本のロック70's ニュー・ロック/ハード・ロックプログレッシヴ・ロック編』
アルテスパブリッシング刊
定価\2,100(税込)
ISBN978-4-903951-15-7

難波弘之氏サイン会
日時:2009/4/26(日)17:00ころより
場所:ディスクユニオン新宿プログレッシヴ・ロック館店内にて
──既にお買い上げのお客様各位
・当日お買い上げ時のレシートをお持ち頂ければご参加頂けます(ディスクユニオン全店対象)
・恐れ入りますが、サインは書籍へのみとさせて頂きますので、当日はレシートとともに書籍をお忘れなくお持ちくださいますようお願い申し上げます。

お問い合わせ先
ディスクユニオン新宿プログレッシヴ・ロック館 03-3352-2141

ドクトク編集 
ドクトク編集部
(4月26日(日) OPEN/17:00 START/17:30 CLOSE/23:00)
〜メッタにレアな夢の競演〜
ドクトク編集 創刊?
巻頭特集:五月病をのりこえよう
>>超人の噺/音/パフォーマンスで七官をフル回転<<

【Live & Performance】
立川志の吉
1997年に落語立川流立川志の輔」一門の戸をたたく。2003年には「二つ目」に昇進。2007年には「第一回東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン大会」にて古典落語「猿後家」を好演、初代王者に輝く。

U-zhaan(ユザーン)
タブラ奏者。インド古典音楽の魅力 を追求する一方、ASA-CHANG&巡礼、AlayaVijanaサイコババなどのユニットにも参加しタブラの可能性を探る。

煙巻ヨーコ…東野祥子(BABY-Q
ダンスカンパニーBABY-Q 主宰。振付家、ダンサー。身体を軸 にダンスを織り成す様々な要素をコラージュし、強烈な世界観を提 示する。ソロ活動として、当日は「煙巻ヨーコ」名義でカジワラトシオト氏とセッションを行う。

カジワラトシオ
サウンド・パフォーマンス・アーチスト。90年代初頭にNYでレコード・プレーヤーやテープ・マシンを多用した独自のパフォーマンス活動を始める。またBING名義でDJとしても活動する。

野上絹代+中林舞 from 快快/ふぁいふぁい/faifai
タイトル:ビンカン/ドンカン/ブンベッツ(仮)
作・演出:野上絹代
出演:中林舞、野上絹代
監修:北川陽子

・中林舞
faifaiアクトレス。幼少からバレエを習い、受賞歴多数。ダイナミックなムーブメントを得意する。
・野上絹代
faifaiアクトレス、振り付け、演出。振り付け的観点から、「踊りだそうとする・踊る寸前」の体で舞台を構成する。
・快快/ふぁいふぁい/faifai
東京のカンパニー。ステージ、ダンスの他、映像制作、ケータリング、パーティ、イベントの企画などを手がける。
トラッシュ&フレッシュな日本の表現者

※チケットのご予約は、
1)氏名
2)枚数
3)連絡先
を明記の上、dokutoku_man_at_yahoo.co.jpまでご連絡ください。
gotanda-sonic.com - 

TALK: 0426
表現とデモクラシー

<ゲスト>
藤井光(現代美術家
五野井郁夫日本学術振興会特別研究員/東京大学特別研究員)

■ある芸術家が、社会を風刺してグラフィティを描いた。行政の側は目障りで好ましくないとして、その作品を塗りつぶした。ある朝、元会社員が「不当解雇ですべてを失った」とパワハラを受け解雇された会社の前でビラをくばり訴えていた。すると、元会社員は迷惑だとして逮捕された。
■この芸術家や元会社員をさしあたり「民(multitude:マルチチュード) 」と呼ぼう。「民」とは、暴力を被っている人々、飢えに苦しむ人々、搾取されている人々であり、人々の複数的な表現そのものである。
■「民」は、既存の秩序を乱し、犯罪や暴力の根源とみなされ、恐れられてきた。そのため「民」は街や路上から排除され、隔離され、不可視化させられてきた存在だった。
■本来、デモクラシーにとって一部分に過ぎない議会制民主主義は「わたしたち」の安全と安心を確保するという理由で、「民」を排除する制度を民意に反して、次々と量産してきた経緯がある。それはアーレントの言葉を借りれば、「わたしたち」の側にあるはずの「政治的なるもの」としての表現が、無味乾燥な「社会的なるもの」へと代置されてきた一連の流れであり、同時に芸術の表現から「民」が消えてゆく歴史でもあった。
■「民」の手から離れて久しい政治は人々に「立ち止まるな」といい、その“his master’s voice”に迎合する形で「民」の痕跡を残さない街を「資本主義者の理想郷(Capitalist Utopias)」として描くベンジャミン・エドワーズの“Democracity(デモクラシティ)”のような芸術作品も、ル・コルビジェが1929年に提唱してから80年を経た今、再び出現しつつある。
■「わたしたち」は「民」を排除した後、そこを「公共の場」と呼ぶことに慣れてしまった。けれども、「わたしたち」が信じ込まされている「公共性」に対して、公然と異議申し立てする者たちがいる。それは、排除されたはずの「民」たる人々による路上からの生存をかけた芸術の表現だった。
■このトークセッションでは、「わたしたち」を立ち止まらせ、「わたしたち」を思考させ、「わたしたち」に日常のなかで真撃な事実を伝える、世界中のさまざまな路上からの「芸術=政治」という表現の現在を紹介しつつ、芸術がデモクラシーと再び手を携えて歩み出す希望を、参加者らとともに模索してゆく。
■というのも、芸術を信じる「わたしたち」は、「民」すなわち、人々なきユートピアなど要らないし、公共の場=表現の場が失われつつある現在が芸術にとっての危機であり、それを取り戻す必要性に気付きはじめているのだから。

日時:2009年4月26日(日)19:00〜21:00
会場:Otto Mainzheim Gallery(アクセス)
定員:30人(予約制) 参加費:1,000円(1ドリンク付)

【 プロフィール 】
藤井光|Hikaru Fujii
1976年東京都生まれ。現代美術家/パリ第8大学第三期博士課程DEA卒。芸術の資本化と特権化の論理を回避しながら、芸術を人間疎外の社会制度に対峙する行動と位置付け、美術館やギャラリーのみならず、裁判所、路上、インターネット、国会、グリーンライン(国境)、労働争議の現場で複数のコードネームを使い発表している。その他、メディアリテラシー普及の活動やアジアで活動するインディーメディアのプラットホーム構築などに携わる。
五野井郁夫Ikuo Gonoï
1979年東京都生まれ。日本学術振興会特別研究員/東京大学特別研究員。東京大学大学院博士課程単位取得退学。専攻は政治学・国際関係論。世界中のフェスやパーティ、現代美術の国際展覧会、そしてストリートから民主主義論と公共性をめぐる表現、規範変容の関係を研究。駒澤大学東京大学文化服装学院などで非常勤講師を務める。主な論文に「普遍主義の帝国とその影としての周縁」(『思想』)、「クラブ:あるいは現われの空間」(『10+1』)、共著に『リベラルからの反撃』(朝日新聞社)、翻訳に『国家論のクリティーク』、『プルーラリズム』(ともに岩波書店・共訳)、最近の記事に「路上からの政治」(『朝日新聞』2009年3月14日)など。
CAMP: TALK: 0426

新 宿 本 店 NEW!!
アメリカは変われるか? 立ち上がる市民たち!』刊行記念
堤未果さんサイン会
日時 4月26日(日) 14:00〜
会場 紀伊國屋書店新宿本店 9階特設会場
参加方法 ◎4月2日(木)より、紀伊國屋書店新宿本店1階文学カウンター、または3階社会科学書カウンターにて『アメリカは変われるか? 立ち上がる市民たち!』(大月書店、税込1,050円、4月3日発売予定)をお買い上げの先着合計100名様に整理券を配布いたします(お電話でのご予約もお受けいたします。 当日までに書籍をお買い上げの上、整理券をお受け取りください)。
お問合せ 03-3354-0131(10:00〜21:00)
◎イベントの期間・内容については急な変更等ある場合がございます。詳細は各店にお問い合わせください。
◎定員になり次第、整理券の配布を終了させていただきます。尚、当サイトでの整理券配布終了のご案内は遅れる場合があります。整理券の残数については各店にお問合せください。

応用哲学会第一回年次研究大会公開シンポジウム「これが応用哲学だ!」
2009年4月26日(日)
京都大学文学部新館第三講義室

パネリスト 
伊勢田哲治京都大学
茂木健一郎ソニーコンピュータサイエンス研究所
森岡正博大阪府立大学

司会    
戸田山和久名古屋大学

■カフェ・カタリココ
日時:2009年4月26日(日)15:00〜
16:00(開場14:00)
場所:四谷三丁目チェコバー・だあしゑんか
料金:500円+オーダー
電話:03-5269-6151
だあしゑんか チェコ料理・ビール・絵本 ├カフェ・カタリココ

DMに12日と書きましたが、都合により4月26日に変更いたしました。すみませんが、お間違えないようによろしくお願いいたします。内容は、その日の少し前に発売になる拙書『随時見学可』(みすず書房)を朗読いたします。
随時見学可、みすず書房とくると、一体どんな種類の本なのか!?と首を傾げられる方も多いと思いますが、都市を舞台にした短編集で、現実世界が少しずつ虚構に傾いていく構成になっています。