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哲学×経済学 金融危機の資本論

■ 迷走の2008年〜わたしたちはどこへむかうのか
2008年12月31日(水) 20時00分〜21時00分

世界株安・政権たらい回し・理不尽な殺人・様々な偽装発覚・・・。
何かが確実に壊れ続けるまっただ中の2008年。
日本が停滞から脱出できる可能性は
どこに見出せばいいのかを1年の最後に考えます。

 出演:宮台真司首都大学東京教授)
    森永卓郎(経済アナリスト)
    久保田智子(TBSアナウンサー)

TBSラジオFM90.5+AM954~聞けば、見えてくる~

[asin:4791764625:detail]

金融危機資本論
グローバリゼーション以降、世界はどうなるのか

本山 美彦 著 萱野 稔人 著 
200812刊/四六判/168頁
定価1470 円(本体1400 円)
ISBN978-4-7917-6462-4


アメリカ型金融はなぜ崩壊したのか? 資本主義はどこへいくのか?
資本主義の歴史的構造変化と日米関係から、世界金融危機の全体像を鮮やかに描き出す。
混迷の時代、現実を見据えるための視野と理論

まさに今回の金融危機は資本主義の根幹に触れるものだと思います――本山美彦

いくら国民国家の単位を超えて資本が移動しても、
経済は結局、国家の単位に基づいて進行していくはずです――萱野稔人

世界的な規模で、さらに拡大し続ける金融危機。ここ三〇年、「世界の金融センター」 として君臨したアメリカ型資本主義は終わりを告げました。類書が数多あるなか、本書は、恐慌以後の 「資本主義」 の歴史、戦後の日米関係というパースペクティブから危機への大きな枠組みを示します。なぜ金融危機はおきたか、そもそも、グローバル経済はいかに生まれたか。そして資本主義はどうなっていくのか? 京大名誉教授にしてベストセラー経済学者と気鋭の政治哲学者による、混迷の時代とその先を考えるための視野と理論。
青土社

日清戦争異聞 萩原朔太郎が描いた戦争

樋口 覚 著 
200812刊/四六判/170頁
定価1890 円(本体1800 円)
ISBN978-4-7917-6460-0

放蕩のすえ金鵄勲章を剥奪された日清戦争の英雄、原田重吉。彼の存在は隠蔽され、忘れられていきました。徹底的なる個の視点で朔太郎が描きだした戦争の英雄と、錦絵に彩られた明治日本を再考します。巻末に、本書独自の観点から執筆・厳選した 「明治日本の小事典」 を付すなど、単なる文芸批評にとどまらない、歴史の見方を刷新させる本です。
青土社

□  『 感情の闘争 』(仮)
     岡崎乾二郎  予価2,730円
     (2009年1月 刊行予定)
□  『 アリスに驚け 』(仮)
     高山宏  予価2,520円
青土社