河村書店

人文系イベント紹介サイト

ナツカレ2008

コミックマーケット74出展情報(西な-02a)
ブース名 第二次惑星開発委員会
(販売物) 【なつやすみのとも 2008】 200円
〈内容〉
◆PLANETS Vol.5 予告編(チラシと同一のもの)
サブカル論壇メッタ斬り5 校了間際瀕死編/宇野常寛
セカイ系メタリアル・フィクション 前田塁の設計図/宇野常寛
◆連続紙上講演 期待される人間像 第一回「ありえない」世代の「一問一答」/faira
◆断片の収集について ――ふたつの群像劇とその可能性(再録)/宇野常寛
サブカル論壇メッタ斬り1〜4(再録)/宇野常寛
※過去ペーパー5枚とボツ原稿&書き下ろし5枚の計10枚をホッチキス止めしたものです。

【PLANETS vol.4】 1,500円
【PLANETS vol.3】 1,500円
※〈PLANETS〉バックナンバーをお買い上げの方には別途「サブカル論壇メッタ斬り5 校了間際瀕死編」を進呈します。

斎藤環×荻上チキ×井出草平(座談会)
 「ひきこもり作品メッタ斬り!―現代社会はひきこもりに何を欲望するか?―」
鈴木謙介×荻上チキ(対談)
 「《若者》の表象・ジュブナイルの機能」
阪口祐介×井出草平(対談)
 「私たちはメディアを通じて不安になるのか?」
阪口祐介(寄稿)
 「私たちはなぜ犯罪不安を抱くのか? ―メディア接触によって高められる重要な他者への犯罪不安―」
辻大介(インタビュー)
 「『パオロ・マッツァリーノ=「反社会学」騒動』を語る」(取材・構成:赤枝尚樹)
濱野智史×荻上チキ(対談)
 「ゲーム批評ゼロ年代の風景」
なんばりょうすけ(寄稿)
 「騙されたくない人たち」
岡本まくず(寄稿)
 「へびいちご新聞 No.1」

【情報】
場所 :夏コミ@東京ビッグサイト
ブース:8月17日(日曜日)、西地区“ち"ブロック、19a 「ソシオクリティーク」
値段 :1000円(予定)
サイズ:A4、112ページ
題名 :『ナツカレ2008 ソシオクリティーク』

夏コミに参加します!(C74) - 荻上式BLOG

緊急告知!重版決定!!佐藤健初ブログ本『400DAYS』『売上げ絶好調!ありがとうの握手会、急遽開催決定!』佐藤健さん握手会
開催日時:2008年08月17日 (日) 12:30〜
商品タイトル:ワニブックス刊 佐藤健初ブログ本「400DAYS」(税込2,400円)

※整理券配付枚数を3500枚とさせていただきます。
なお現金書留の受付は、当初8/11(月)消印分までを予定しておりましたが、整理券配付枚数に限定がつきましたため、8/6(水)消印分までで、終了とさせていただきます。[8/4]

[整理券配付について]
・配付開始日→8/1(金)から
・配付は、銀座店店頭のみとなります。
・配付は、お一人様1回につき1枚とさせていただきます。(整理券を追加購入ご希望の方は、申し訳ございませんが、お待ちいただいている方の列に再度お並び願います。)
・配付時に、商品代金を頂戴いたします。
※配付する整理券番号は、11番からとさせていただきます。

○電話・FAX・電子メール等での[整理券]のお申込み受付は実施いたしません。
福家書店各店・他の書店様等での商品ご予約分・ご購入分につきましては、握手会参加対象とはなりません。
○遠方のお客様で、握手会参加ご希望の方は、8/1(金)より8/6(水)消印分まで、福家書店銀座店にて「現金書留」での対応をいたします。

「現金書留」でのご購入方法は、下記になります。
1.郵便局で販売している「現金書留封筒」をご用意ください。
2.「佐藤健握手会整理券」と[ご入用の整理券枚数]を記入したメモ用紙をご用意下さい。
3.郵便番号・ご住所・お名前を記入し、80円切手を貼った返信用封筒(普通の定型封筒で大丈夫です)をご用意下さい。
※ご住所・お名前は、お間違いのないようご記入下さい。
4.商品代金(1冊税込2,400円)→ご購入冊数分の合計代金をご用意下さい。※釣銭の出ないようにしてください。

1の「現金書留封筒」に2・3・4を同封して、下記宛先に郵送をしてください。

※受付は、8/6(水)消印分までで、終了させていただきます。

○郵送先
郵便番号〒104-0061 東京都中央区銀座8-8-5 電話 03-3574-7181  
福家書店 銀座店「佐藤健握手会整理券」係宛 

○「現金書留封筒」到着後、商品代金等内容確認の上、返信用封筒に「整理券」をお入れして郵送させていただきます。
※郵便発送作業の都合上、郵便投函まで数日のお時間を頂戴いたします。予めご了承ください。

◎不明な点は、直接お電話にて福家書店銀座店へお問合せ願います。
福家書店銀座店 電話  03-3574-7181 (午前11時〜午後6時)

[商品・握手会について]
○商品は、握手会当日会場にてお渡しいたします。(サインは入っておりません)
○プレゼント・お手紙等は、スタッフがお預かりさせていただきます。(ご本人様へ直接手渡しいただけません)
※会場内外での写真撮影・録画等は禁止とさせていただきます。
イベント一覧 | タレントイベントの福家書店- FUKUYA books –

日時 2008年8月17日(日) 15時〜17時
場所 Synodos 〒154-0003 東京都世田谷区野沢2-3-1-101
(最寄り駅 東急田園都市線 駒沢大学駅 JR渋谷駅)
定員 募集中 8名 費用 7,500円

セミナー概要
 カウンセラーというと、たいてい「心の問題」を扱うのであり、現状補完的・再適応促進的機能を果たす職業と思われがちである。私は70年代からアルコール依存症の臨床にかかわり、その後アディクション一般、さらには背後の家族への介入、暴力の加害・被害へと対象を拡大してきた。日本では、アディクション精神科医療においてマージナルな対象であり、まして臨床心理学においてはほとんど扱われないといっていい。アメリカが例外なのは、プラグマティズムの伝統と、マイケル・ムーア監督「シッコ」で描かれているように、国民皆保険が撤廃されていることと無関係ではない。95年以来開業カウンセリング機関を経営しているが、まず本セミナーでは精神科医療とわれわれの実践との区別を知っていただきたいと思う。さらに、近年のDVや虐待防止の流れがどのようにカウンセリングの現場に影響を与えているかについてもお伝えしたい。
 現在、私はDV被害者、虐待被害者、DV加害者を対象としたグループカウンセリングを実施しているが、そこで展開するものは「心」の変化ではない。中心的課題は「責任」であり、「正義」であり、家族(夫婦・親子)観である。そして家族の関係を規定しているものは、まぎれもない権力であり、それは腕力よりも言説の支配によって表現される。また子ども(といっても成人である)の暴力に日夜怯えている両親は、どのように対応したらいいのかを苦慮している。そこで必要とされるのは、「心」のケアや生易しい「理解」でもなく、北朝鮮をめぐる六カ国協議にも似た戦略なのである。親子関係の諸問題は、確実に次世代の問題と重なることはいうまでもないだろう。このような日々の臨床活動が私の仕事である。個別具体的な家族の臨床現場と、社会歴史的変動とがどのように切り結ぶのかを当日の参加者の皆様といっしょに探っていきたい。

信田さよ子のぶた・さよこ) 1946年生まれ。お茶の水女子大学哲学科卒業後、同大学大学院修了(児童学専攻)
駒木野病院勤務などを経て95年に原宿カウンセリングセンター設立、所長として現在に至る。2003年度、内閣府男女共同参画推進課「配偶者からの暴力の加害者更生に関する調査研究会」ワーキングチームメンバー、2005年度法務省「性犯罪者処遇プログラム研究会」構成員、お茶の水女子大学非常勤講師などをつとめる。著書に「アダルト・チルドレンという物語」(文春文庫)「アディクションアプローチ」「DVと虐待」(ともに医学書院)、「愛しすぎる家族が壊れるとき」(岩波書店)「結婚帝国・女の岐れ道」(上野千鶴子との共著)「カウンセリングでなにができるか」(大月書店)「加害者は変われるか」(筑摩書房)「母が重くてたまらない・墓守娘の嘆き」(春秋社)などがある。