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本人本『ほんたにちゃん』と『男性不信』

NHK ETV特集神聖喜劇ふたたび〜作家・大西巨人の闘い〜」

神聖喜劇」。原稿用紙にして4700枚、全5巻からなる作家・大西巨人の長編小説である。みずからの長崎県対馬での軍隊経験を基に、陸軍内部の理不尽さを、初年兵の痛烈な批評眼からあぶり出した作品。重厚かつユーモアにあふれ、戦後文学の金字塔と言われる。

その「神聖喜劇」がいま再び脚光をあびている。 一昨年漫画化されると若者を中心に多くの支持を集め、日本漫画家協会賞および手塚賞を受賞。また脚本家の荒井晴彦が映画のシナリオを完成させた。

俳優の西島秀俊も「神聖喜劇」に魅せられたひとりだ。70年近く前の軍隊での出来事に、今とつながるものを感じたという。 大西は現在91歳。埼玉県さいたま市に妻とふたりで暮らしている。この3月には、みずからの原点とも言える場所・対馬を再訪した。創作意欲は衰えることなく、今も新たな小説に取り組んでいる。

戦争とは何か、人間とは何か、日本人とは何か。考え続けてきた大西巨人。番組は、「神聖喜劇」の世界を朗読劇によって描きながら、闘う老作家の姿を見つめる。

朗読 西島秀俊塩見三省伊藤淳史

次回放送予定

“映画『実録・連合赤軍』メイキング”(2008年/約90分)
日時:4/13(日)、26(土)18:00開場/18:30開演
スケジュールを確認する 祝!ベルリン映画祭W受賞記念、『実録・連合赤軍
特別上映、“映画『実録・連合赤軍』メイキング”(2008年/約90分)

日時:4/13(日)・26(土)(18:00開場/18:30開演)
料金:¥1,500(1ドリンク付)
ゲストトークあり、詳しくはHPにて告知致します。13日は足立正生さんの来場を予定しております。26日は前作『十七歳の風景』に引続き『実録・連合赤軍』で撮影を担当したキャメラマン・辻智彦さんをゲストに迎えてのトークを行います。

若松孝二監督が、日本の戦後史を揺るがした「あさま山荘事件」に取り組んだ衝撃作『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』。第58回ベルリン国際映画祭では「国際芸術映画評論連盟賞」と「最優秀アジア映画賞」を受賞するという快挙を成し遂げ、その勢いは各地に飛び火している。

2006年秋から2007年冬にかけて厳寒の宮城・鬼首を中心に撮影された、その全制作過程に、新鋭の女性監督・竹藤佳世が密着。今回、そのメイキング映像のスペシャルプログラムを上映する。 オーディションに始まる、若松流演出術の舞台裏を垣間見せると同時に、若手俳優たちが悩み、もがきながら成長していく姿を熱く切り撮ったドキュメントムービーとなっている。
若松孝二と、72人の役者たちのガチンコ対決を見逃すな!

http://www.uplink.co.jp/factory/log/002541.php
メイキング・ムービー上映 (若松孝二公式ブログ 最新作速報)

4月13日(日)5:00 『昼下りの情事 古都曼陀羅』終了後
小沼勝監督
日活ロマンポルノ名作選/ラピュタ阿佐ケ谷

思想の科学・公開シンポジウム 戦争の世紀を考える 「私が天皇制と出会った時 戦後象徴天皇制について 」
<講 演 者>松本健一氏、C・ダグラス・ラミス
開催日時:2008年4月13日(日)13:30〜17:00
参加費 :1500円
開催場所:豊島区立勤労福祉会館
TEL 03(3980) 3131
東京都豊島区西池袋2-37-4
池袋駅 南口より 徒歩7分
主催: 社団法人 思想の科学研究会
参加希望の方は事前に、電話、ファクス、メールのいずれかでご連絡をください。

 63年前、昭和天皇が白馬から降り、軍服を脱ぎ、神格否定宣言を行いました。やがて始まった象徴天皇制は、生身の人間を<国民統合の象徴>とする矛盾を内包しつつ、すっかりこの国に定着したかに見えます。
 憲法9条の改変は常に論争の場でしたが、象徴天皇制は不思議に「収まりのよい」制度であったようです。
 しかし、象徴天皇制は敗戦の一つの産物でもありました。国民の多くがこの制度を受け入れたことは軍国国家から民主国家への身代わりの早さと対応してはいなかったでしょうか。戦争責任は象徴性の中へ溶解しました。
 戦後の天皇制は私たちに何を教えたか。天皇を象徴と見なすことにより、私たちは何を得たのでしょうか。何を失ったのでしょうか。この制度から何を汲み取ることが出来るのか。100年後の天皇制を考えることは出来ないか。
 作家・松本健一氏は北一輝斎藤隆夫竹内好昭和天皇と近代日本に屹立する人物の評伝を書き続けてきました。日の丸・君が代問題に対しても積極的に発言をされています。  
 政治学者・ダグラス・ラミスさんは既に40年を超える歳月を日本で過ごし、比較文化の視点を持ちつつ、日本人の法律感覚、戦争感覚を追求してこられました。

 お二人に、象徴天皇制との出会い、現在を語っていただき、この制度の未来をも語り合いたいと考えます。多くの方の参加をお待ちします。

本人本03『ほんたにちゃん』、本人本04『男性不信』(共に太田出版)同時刊行記念
本谷有希子×池松江美辛酸なめ子トークショー
■2008年4月13日(日)13:00〜(開場12:30〜)
■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
■定員:120名様
■入場料:700円(税込)電話予約の上、当日ご精算

■電話予約&お問い合わせ電話:
 青山ブックセンター本店
  03-5485-5511

■受付時間:10:00〜22:00
(※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意下さい。)
■受付開始日:2008年3月20日(木)10:00〜
トークショー終了後にサイン会を行います。

http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200804/03042008413.html

日時 2008年4月13日(日) 14時〜16時
場所 Synodos 〒154-0003 東京都世田谷区野沢2-3-1-101
東急田園都市線駒沢大学駅より徒歩13分
 渋谷駅南口発 東急バス、野沢龍雲寺循環に乗車、野沢龍雲寺駅にて下車、徒歩2分)
定員 10名 (募集中) 費用 7,000円(学生・大学院生 3,000円)

セミナー概要
現代社会の閉塞が語られるようになって既に久しい。にもかかわらず、「閉塞」と名指される状況への望ましい処方箋は未だ何も見つかっていないように思われる。現代のドミナントな政治経済的イデオロギーリベラリズムにほかならない以上、現代の閉塞はリベラリズムの閉塞でもある。二〇世紀末からリベラリズムは「ネオ・リベラリズム」へと「進化」することによって、この閉塞を打開してきたとも言えるかもしれないが、それは逆に閉塞をますます強める結果を生んだにすぎないようにも見える。本セミナーでは、リベラリズムデッドロックに陥ったロシア革命前後の時代の思想を振り返ることによって、かつて試みられた「リベラリズムの超克」の内容を検討してみる。そこから、今日の閉塞状況がいかなる構造を成しているのかについて、何らかの示唆を得ることを目指したい。主に、レーニンフロイト、シュミット等の言説に言及する予定である。

白井聡(しらい・さとし) 1977年東京都生まれ。日本学術振興会特別研究員。専門は政治学・政治思想。著書に『未完のレーニン――〈力〉の思想を読む』(講談社選書メチエ)。

http://kazuyaserizawa.com/synodos/seminar/index.html#16

第7回ライトノベル・フェスティバル 開催!

日時:2008年4月13日(日) 午前10:00受付開始
会場: 東京都中小企業振興公社 秋葉原庁舎  第1・第2展示室
   東京都千代田区神田佐久間町1−9
   ・JR線「秋葉原駅」中央改札口より 徒歩1分
   ・地下鉄日比谷線秋葉原駅」より 徒歩3分
   ・都営新宿線岩本町駅」A3出口より 徒歩5分
参加費 一般 2500円
     高校生以下 500円
テーマ:「耳としっぽ」 
ゲスト:支倉凍砂さん
    須賀しのぶさん (チャットインタビュー) 他   

当日の詳しい内容はイベント情報のページへどうぞ。

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